こんにちは。
このブログは不思議なことを呟いたり、参拝日記を付けておりますよ。
さて、私が住んでいる広島県では緊急事態宣言が出ております。
ですが参拝は必要な急用だと思っておりますよ😅
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猫のことや旅のことを呟いております。
息子の正体は実は…!#キツネの子#尻尾は本物#メインクーン pic.twitter.com/jHI4H382Xj
— ranko (@ranko22907426) 2021年5月24日
島根県にある出雲国一宮、熊野大社。
一大勢力を誇った古代出雲国において、佐太神社と並んで二大宗教となったもっとも権威のある神社です。
出雲ではもっとも社格が高く、大社と名前がついているのは、出雲風土記において、熊野大社と出雲大社だけなのです。
和歌山にある紀伊国熊野本宮大社は、こちらの熊野大社から分霊を勧請されたと伝わっていますよ。
なんとつい先ほどまで雨が降っていたのですが、駐車場についたとたんに晴れ上がってきました。
数日ぶりの太陽です😆♪
そして、黒アゲハが意宇川をヒラヒラ舞っています。←撮れませんでした
橋を渡ろうとすると、
結婚式です。
わあ、おめでとうございます😆♪
先週も宮島の厳島神社で親族とともに入場させていただきました笑
今日も娘だけ本人がどうしてもということで和装だったのですが、ナイスタイミングでした。
わたしはこの後登山なので、ふつーの格好です😅
狛犬様もお尻をあげてお祝いしておりますね♪
このポーズは出雲式というのですよ。
私は広島市なので、せっかくのお祝い事ですが、ちゃんと距離を取っていたのです。
ですが、ご親族の皆さんがにっこり微笑んでくれました。
なぜか娘が照れています😅
雨上がりの熊野大社、植物がみずみずしく光っておりますよ。
写真がとてもきれいに撮れています😆
植物が「写真を撮って♪」とせがんできます😆
葉水も美しいですね〜。
境内はがらーんとしており、結婚式の付き添いの方以外は誰もいらっしゃいません。
参拝者、やはりどこも減っておりますね。
さあ、お参りをしましょう。
実はこの熊野大社、ほんの明治時代までは伊勢宮と呼ばれていたのです。
そう、この場所は熊野大社下の宮なのです。
御祭神は、
伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命
というとても長い名前の神様です。
偉大なる神であるイザナギが愛したとってもかっこいい素晴らしい熊野の神、という意味です😅←ざっくり
これを素戔嗚(スサノオ)に当てはめて習合させているのですが、
この熊野大社の本当の神は、
熊野大神(くまのおおかみ)なのです。
出雲四大神の中で最も力があるとされる神様で、御神体は、天狗山の山頂付近にある巨石と言われておりますよ。
今は参道が閉ざされ…
宮司様すら難しいようです。
もちろん、私もまだ拝んだことがありません。
しかし実はお祈りできる場所があって、今日はそこに呼ばれています。
と言うことで、今日の目的は天狗山の熊野大神です‼️
あなたの〜ためなら〜エンヤコラ〜♪
熊野大社の拝殿に入ると、ぎょっとしたものがありました😅
シャープの空気洗浄機です。
さすが、除霊ができる家電。
堂々と昇殿されていますね…!
雨上がりの晴天で、結婚式の写真が撮れて良かったですね。
池の鯉もとても元気そうに寄ってきてくれました。
こちらの右側が稲田姫を祀る稲田神社です。
神聖な空気です。
向かって左側が、母親である伊邪那美(イザナミ)を祀っています。
去年の秋はこちらに吸い込まれてしまい、気がつくと比婆山登頂をしていましたね😅
なんだかもう大昔のような気がするのですが…
あれから色々とあったなあ。
こちらの奥にはご神水があります。
冷たくてとっても美味しいです😆
こちらは荒神社です。
出雲にはこういった穀物を祀る風習があるのです。
ひっそりと牛さんがいらっしゃいます。
さて、熊野大社は火の発祥の神社とされています。
こちらは鑽火殿です。
火と水はとても尊い存在として、神格化されています。
古代から出雲大社の宮司(出雲国造)が、新嘗祭などで雪深い熊野大社まで来るのは困難だったのです。
それを補うために、熊野大社と出雲大社との間の中継として建てられたのが、神魂神社(かもすじんじゃ)です。
神魂神社は、熊野大社のために建てられた遥拝所なのですね。
こちらは稲荷社です。
おお、注意書きのカンバンが建てられています。
「ミツバチ注意‼️」
ですって😅
ちなみに、神社内で虫に刺されるのは、神社に歓迎されていないサインだと言われておりますね。
美しい古代の香りがする熊野大社。
ここは出雲大社と同じ空気が流れています。
この山間には、とても力の強い神様がいらっしゃるので、ぜひ島根県にお越しの際は熊野大社にも足を運んでみてくださいね。
さて、私は今から旧熊野大社に向かいます…!