八重垣神社を後にした私と6歳の娘は、そこから15分ほど車を走らせて、松江の神魂神社(かもすじんじゃ)を訪れました。
ここは、現存する最古の大社造りの神殿で、なんと、出雲大社よりも400年も古い❗️
もちろん、国宝に指定されています。
ご祭神はイザナギ、イザナミとされていますが、中世以前のご祭神は不明なんですって。
松江市南郊は古代出雲の中心地とされていて、史跡や寺社が集中しています。
あっちこっちに古社の跡地や古墳があって、重要文化財の宝庫。
と言うか、神話ファンの聖地‼️
創建したのは、天穂日命(アメノホヒ)とされています。
アメノホヒとは、出雲大社の宮司のご先祖さまであり、天照大御神(アマテラス)の御子神となります。
おおっ‼️
神さまが天から下り、神殿を建造したなんて、なんて素敵な夢のある話なのでしょうか😆
ここを訪れるのは2回目です。
前回は急ぎ足だったのですが、今回はゆーっくり見学するぞ😆
鳥居からして、何とも趣があるのです。こちらです。
林の奥に小道の方が続いています。
強い何かを感じ、向こうがとても気になったのです。
こちらは「男坂」なんですって🤭
バリアフリーになった「女坂」もあって、とても親切な造りになっています。
これが国宝に指定された本殿です。
やはり、古代出雲大社と同じ、高床式なのですね。
そう、古代には出雲大社はものすごーーーく巨大な神殿があったと、平安時代の教科書「口遊」に残されているんですよ。
高さは何と、48メートル‼️
今の技術ではもちろん建造できるのですが、古代の日本ではどうだろうか、と議論されていたそうです。
なんと言っても、木造です。
ちなみに、この古代出雲大社の伝承を公に載せたのは、あの本居宣長です。
当時、江戸時代。本居宣長とは、古事記伝を執筆された方です。
その、本居宣長すらも疑問に思っていた、古代出雲大社の存在。
そんな、大昔の幻想とされてきた神殿ですが、近年、出雲大社の遷宮工事のとき、古代神殿の柱が発掘されたのです。
ロマンですよね😆
古代神殿がわたしの目の前に現れました‼️
あああああっ
もはや妄想だけで、タイムスリップできるうう😆💕
そう言えば、わたし、小学3年生のときに、古代神話の漫画を描いていたんですよ。
主人公は、コノハナサクヤちゃん❗️
クラスの女子のみんなが見てくれていたわ😅
みんな優しかったんですよね。
そんな感慨に耽りつつ…いつまで眺めていても、飽きない古代の香り。
さて、現実に戻ってきたところで←それだっ貴布祢稲荷両神社本殿も参ります😆
こちらは国の重要文化財です。
ここのおキツネさまが可愛いのです❗️
コンコン♬御神木もすごく立派です。
足元のコケも趣がありますね😆
しかし、このエリアで、浮かれ気分が吹き飛びます。これ、何だ?
注意書きがあります。
「祷家氏子の方以外さわらないで下さい」
この真ん中にある木、皆さん見えますか。
枯れているんですよ。
これ、もしかして依代ってやつじゃない?
依代(よりしろ)とは、神霊が宿る対象物のことです。
それにしてはすっかり枯れているなんて…。
ちなみに、神籬(ひもろぎ)は、榊などの常緑樹が多いんです。
え?
こんな公然と、触れる位置に祟り神があったりする🥶
おかしいわ。
と思って、神魂神社のお祭りを調べてみると、ありました‼️
祷家神事(とうやしんじ)
神代から伝わる豊作のお祭り、ですって😅
神魂神社では恒例の豊作行事みたいで、松江観光協会でも取り上げられていました。
とうや、って読むのか…。
読めねえよ🥶
それにしてもビックリしました。
ここだけで10分くらい硬直して立ち尽くしていました。
この依代、名前が付いているんですって。
お柴さま。
なんてアンニュイな😅
だって見てくださいよ‼️
依代の隣に、気味の悪い横穴があるんですよ。
ゾッとしてしまって、何だか古代の祭壇場か何かを想像してしまいました😅
ここから悪霊が出てくるさまを想像して…
いやいや、そっちのオカルトは苦手なんです🥶
さて、神魂神社は以上でおしまいです。
と思ったら‼️
まさかの神魂神社の夕暮れミステリーに連れ出されるのであった。
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