こんにちは。
先週の土曜日は島根県の出雲大社を参拝しましたが、直前に、稲佐の浜と日御碕神社も参拝しました。
この時は小雨が降っておりました。
まずは稲佐の浜に、砂を取りにいきます。
こちらは弁天島と呼ばれ、神さまが住んでおりますよ。
まずはここで砂を採取して、出雲大社裏の素鵞社に収め、乾いた砂を取って帰ります。
神秘的ですね。
この力強さが数多の困難から日本の領土を守ってくれています。
さて次は、日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)へ参ります。
こちらは出雲風土記では「美佐伎社」と呼ばれていました。
伊勢大神宮は日の本の昼の守り、
出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て、日の本の夜を守らん。
狛犬さまも迫力がありますよ。
ちょっと怖いくらいですね。
かむの宮(上の宮)に、素戔嗚尊。
日沈宮ひしずみのみや(下の宮)に、天照大御神。
日御碕と言えば、少し不思議なことが起きて。
去年の秋くらいに、旦那と「日御碕神社に行きたいんだよね〜」と話した瞬間に、テレビのチャンネルが勝手に切り替わって、
「島根県の日御碕神社では〜」と、BSの番組が始まったのです。
夫婦でポカーンとしていました😅
私の旦那はこう言ったことに多々遭遇しているので、「この世には不思議なことがある」と理解を示してくれているんです。
それもあって、早く来たかったのですが、秋は島根県の松江付近でウロウロしていて。←それだ
比婆山に登ったり、熊野大社の跡地に登ったり、けっこう忙しかったのです。
ようやく来れました‼️
ため息をつくような美しい朱色の神殿ですね。
こちらが下の宮です。
ここには桃山時代の面影が残っており、狩野派や土佐派の絵師による密画が神殿内の壁に描かれています。
太陽・三日月・星の彫刻は、天照大御神、月読命、素戔嗚の三貴神を表しています。
おお、スサノオは星のイメージだったのか❗️
本殿を撮ろうとしたら、足元が水浸しで😅
うわあ、久しぶりにゾクゾクするう😆
こちらは厳かなる雰囲気ですが、とっても神聖なものを感じますよ。
ぎょろっとこちらを睨みつけたその瞬間に、パッと電気がついたように、太陽の光が差し込みました。
た、太陽に救われる私の旅。←毎回だ
歓迎されているみたいで良かったです…😅
「いつもありがとうございます。ちょっとだけお参りさせてください。失礼しま〜す」
と声をかけながらの参拝で、職員室に入って行くような気の使い方をするお稲荷さんでした。
(アレって何だ)
日御碕神社の神紋、三ツ柏もこれに由来しており、この石の化石には柏の葉が印されていますよ。
国家守護の宮として「日」の字を、村上天皇(平安時代)より賜り、神の宮と併せ「日御碕神社」と称せられるようになりました。
こちらが平安時代の村上天皇です。
このように、日御碕神社は天皇による勅令か、時の将軍による命令によって、何度も再建築されて、現代まで美しく残っているのです。
日本の夜を守る日御碕神社。
格式が高すぎるわあ😆
さて、こちらでは砂のお守りが手に入りますよ。
3つあります。
中に入っている砂は、日本最高ランクの出雲屋敷の砂。
一生持っていて良いようです。
返さなくてもいいんですって。
以前は社務所で「砂のお守りをくださ〜い」と言わないともらえなかったのですが、口コミで人気になってきましたので、今ではお守りと一緒にサンプルが並んでいます。
宮司さんは、素戔嗚尊の五世の孫「天葺根命(あめのふきねのみこと)」の後裔です。
この日も大変親切にしていただきました😆
あ、私はキツネが好きすぎて、キツネそっくりの猫をわざわざ北海道から輸送して飼っています。
メインクーン という1メートルを超える巨大猫です。
引き渡し先が羽田空港だったので、猫を引き取るためだけに東京に行きました。
日御碕神社でもゲートが開かれてしまいました。
これは何だろう?
森の中に祠があります。
すぐお隣には古い井戸がありました。
御井神社(みいじんじゃ)と書いています。
(読みが合っているかどうか)
御祭神は天村雲命(あめのむらくものみこと)。
天孫降臨のあと、天照大御神に、葦原中国(あしはらのなかつくに)の水が良くないことを告げた神さまです。
この神さまのお名前、初めて知りました。
今日は出雲大社でも井戸を見かけましたし、お水はとても貴重で神聖なものとされていたのですね。
こちらが、ウミネコがたくさん生息する、経島です。
これは上陸が、日御碕神社の宮司さんしか許されていない神の島です。
御祭神は伊邪那美命(イザナミ)です。
本当に猫のような鳴き声なのですよ。
みゃあみゃあみゃあ〜♬
さあ、帰ろうかなと思ったとき、一斉にウミネコが飛び立ちました。
慌ててカメラを向けます。
すごい光景です。
何て偉大な島‼️
なるほど、これももしかしたら、イザナミが呼び寄せたものかもしれませんね。
では、また今年もイザナミに誘われてどこか不思議な旅に出かけましょう。
以上、美しきミステリアスな日御碕神社でした。
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