乱歩酔歩--Random Walk official blog-- -57ページ目

海から離れては生きられない。

須々木です。

 

 

「土から離れては生きられないのよ」というのはシータの有名な台詞ですが、

生まれてこの方、海から徒歩圏のエリアにしか住んだことのない僕は「海から離れては生きられない」って感じです。

 

特に、日中陽射しがジリジリ突き刺さるような季節、日が陰ってから海沿いをフラフラするのはもはや身体に刻まれた習性。

 

というわけで今の季節、よく横浜港を眺めつつフラフラしています。

 

 

そんな僕の徘徊ルートで先の3連休に良さげなイベントをやっていたのでちょっとご紹介します。

 

 

その名も 「ベイウォークマーケット」

初開催です。

 

●イベント詳細 ⇒ イベントページ はまこれの紹介ページ

 

 

 

 

開催エリアは「横浜赤レンガ倉庫エリア」「横浜ハンマーヘッドエリア」「MARINE&WALKエリア」「DREAM DOORエリア」の4つ。

 

●各施設公式サイト ⇒ 横浜赤レンガ倉庫 横浜ハンマーヘッド MARINE&WALK YOKOHAMA DREAM DOOR YOKOHAMA HAMMERHEAD

 

 

土地勘のある人は分かると思いますが、赤レンガ倉庫からカップヌードル裏手までの海沿い約1kmです。

 

 

「横浜赤レンガ倉庫エリア」はとにかく推し。

ワンコ用グッズのブースが並び、ドッグランも二つ。

みなとみらいから山下公園にかけての海沿いは普段から犬の散歩コースでワンコ率の非常に高いエリアですが、そんな次元ではなかった。

そこはまさしく犬の王国。

 

「横浜ハンマーヘッドエリア」は「カンパイヨコハマ」と称してクラフトビールの屋台が軒を連ねていました。

ハンマーヘッドにもクラフトビールの醸造所がありますが(QUAYS pacific grillのナンバーナイン・ブリュワリー)、その他にも周辺に醸造所がいろいろあるようです。

そのせいか、近年、このエリアでクラフトビール推しの企画も増えてきています。

 

「MARINE&WALKエリア」「DREAM DOORエリア」は焼き小籠包などの食べ物系の他、地元産野菜のブースやハンドメイドの雑貨のブースなどが軒を連ねていました。

なんかサボテンとかも売っていた気がする。

いわゆるお祭りの屋台とは少し違うラインナップで面白かったです。

 

また、会場内数カ所でジャズなどの生演奏もしていました。

もともと「みなとみらいSTREET MUSIC」という仕組みがありますが、そことの連携のようでした。

 

 

 

 

 

イベントは3日開催で、僕は2日目と3日目に見てきました。

 

2日目はイベントを見に行くというより、単に中を通り抜けただけ。

夕方頃でしたが、かなりの盛況で進むのが大変なくらいでした。

というか、犬が多いので、すれ違う犬同士のご挨拶で止まる感じでした。

だがまあそれが良い。

大型犬から小型犬まで、本当に多種多様。

人生で一番たくさん犬を見た気がします。

犬のイベントは赤レンガエリアだけでしたが、他のエリアも犬だらけでした。

犬好きの人なら、あちこちに設置されているベンチに座って行き交うワンコを眺めるだけでお腹いっぱいかもしれません。

 

3日目はもう少し遅い時間にイベントを見て回るべく乗り込みました。

人口密度はだいぶゆとりのある感じで、ゆるゆると楽しむことができました。

ドッグランなどでワンコを眺め、クラフトビール飲み比べセットをいただき、ジャズの生演奏を楽しみました。

 

ちょうどハンマーヘッドの前を通ったときに生演奏をしていて、それがなかなか良かったので足を止めたら、結局ラストまで見続けてしまいました。

途中、ジブリの曲も演奏していましたが、ポニョの曲が始まった途端、近くで見ていたちびっ子4人くらいがいっせいに「ポニョだぁぁぁ!!」と言ってピョンピョン跳ねて踊りだしたのが面白かったです。

ジブリの力ももちろん凄いけれど、これこそ音楽の力だなと。

ちびっ子たちが「ポーニョポニョポニョ♪」言ってるのは平和で良いですね。

ちなみに、演奏していたのはMASH弦楽団さんです。

ジブリジャズメドレーの動画も投稿していたので興味のある人はご覧ください(こちら)。

特にバイオリンが格好良かったです。

そしてやっぱり生演奏は強いな。

 

 

 

 

軽く見て回った感じ、今回のイベントの要素を簡潔に表すなら、海! 犬! ビール! 音楽!

どれも普段から伏線がありますね。

 

は港町なのでもはやアイデンティティ。

揺るがぬコンセプト。

むしろ港があって横浜があるって感じですし。

 

は、もともと周辺に犬と楽しめるスペースが多いですし、もちろん散歩コースも充実。

臨港パーク内に新設予定のカフェ・レクリエーション施設もペット関連施設を併設するという話ですし。

ペット連れの動線を想定して街づくりが進められている印象です。

 

ビールは、そもそも横浜が日本のビール発祥の地。

明治2年、横浜山手に日本初のビール醸造所ジャパン・ヨコハマ・ブルワリーがつくられました。

最近はクラフトビールがちょっとしたブームになっている気がします。

また、ハンマーヘッドのセブンイレブンのクラフトビールの品揃えもちょっと話題になっています

いいぞもっとやれ。

 

横浜で音楽というと、ジャズの印象が強いです。

実際、「横濱ジャズプロムナード」などいろいろやっていますね。

他にも「横浜音祭り」なんてのもあります。

近年、みなとみらいを中心に、音楽イベント施設が物凄い勢いで増えてきたので、それと連動する形でますます音楽に力を入れている気がします。

「みなとみらいSTREET MUSIC」もそんな流れの一つと思われます。

施設面の充実と同時に、街に溶け込むよりオープンな音楽も増やしていこうという感じ。

ちなみに、みなとみらい21中央地区53街区で現在建設中のツインタワーにはヤマハのブランド発信拠点も入るそうで

面的な広がりを感じます。

 

 

 

 

 

「ベイウォークマーケット」は今回が初開催でしたが、来年以降も継続してしっかり定着してほしいなと思いました。

 

潮風で涼みつつ、港の夜景とジャズの生演奏BGM。

行き交うワンコたちを眺めながらクラフトビールを楽しむ。

まさに良いとこどり!

はずれる要素がないな。

 

かなりの盛況だったので、とりあえず次回は女神橋を超えてぷかり桟橋のあたりまでエリアを拡張してくれないかな。

臨港パーク方向への拡張はそれほど大変ではないはず。

 

何もやっていない平時でも良いところですが、こういうイベントが良いアクセントになります。

盛況だといろいろ進化していくことが多いので、今後に期待ということで。

 

 

 

 

sho

 

 

久しぶりの工作(違う)

どうもこんばんは霧島です。

最近外を歩いてるとほのかに雨が降ってることが多く、傘さしてる人とさしてない人がいると今さすべきかささざるべきかと悩んでしまいます。まぁ逐一空を確認しては大体さし続けますが…私はつむじが濡れるのが嫌い…

傘さしてる時に雨音がするくらい降ってたらいいんだけど、そこまで激しくないから傘さしてても音はしなくて、でもさしてないと雨粒が当たる…みたいなのが1番悩ましい。さすけど…


さて、そんな感じで日々過ごしてますが、先日サークルのミーティングで久しぶりに議長をしました。前回の霧島担当の時は体育祭(という名の体力測定会)をしたんですが、今回はお勉強会にしました。


少し前にブレイク・スナイダーさんの「SAVE THE CATの法則」という、脚本術の本としてすごく有名な本を読んで、その内容がとても興味深かったので自分なりにまとめました。でもただまとめただけだと使えるようにはならないな〜と思うのでそれをメンバーに説明する形で反復しつつ実践してみようという寸法です。内容は割愛。


(内容について興味がある人はとても面白い本なのでぜひ読んでみてね。)
SAVE THE CAT の法則 本当に売れる脚本術

そんなわけでミーティングで内容を個人的に復習しつつ…
これは実践の途中段階……(モザイクだらけだが)




脚本の構成の段階で「ボード」というアイテムを使うんですが、(110分の映画の脚本を4分割し各パート10枚ずつシーンを割り振る)今まで私は描きたいシーンを付箋に貼って整理するというやり方はプロットの段階でしていたのですが、それを明確にどこからどこまでにいくつ…という割り振り方をしていませんでした。

なので今回はお手本に沿って三幕構成を4分割して作成しました。(ちょっとここだけ聞いても何言ってるのかわからんかもしれんが)

(ちなみに上の画像ではお試しなので適当な段ボールにA4の紙を切ったやつを貼っている)

なんか工作感も味わえて楽しかったです。(?)


で、これがそこからネームにしたやつ…と言っても画像はミニネームですが。(ザッとコマ割りだけしたやつ)
今回の分割だと私は丁度50Pでした。
一段10枚貼ると大体12〜3Pくらいになりそうな雰囲気なので、週刊連載の場合これを2段落分やると大体1週分のお話ができそうだなぁ…という印象です。まぁあくまで私の場合はですが…


元々が110分の映画脚本を元にした構成なので、どちらかというと連載作品より読切の方が相性がよいというかそのまま使えそうな印象はあります。が、適度に山や谷のある構成なのでうまくアレンジすれば連載でもつかえるんじゃないかしらと思います。まだやってないのでわからんが。
チャンスがあればそれも試してみたいなと思います。


今回は体感を掴むために一回ボード作ってすぐネーム切っちゃったけど、本来はこのボードの段階でもっと練りまくるのが重要だなと思います。ネーム直すよりボードの段階で色々入れ替えた方が遥かに楽だからね…!!


というわけで貼ったり剥がしたりする用にホワイトボードを買ってきた。(とりあえずなんでも試してみたいタイプ)


ではではまた試行錯誤の沼に落ちてきます。
したらば!

rin

〇〇のプロと行く「ゲームさんぽ」動画を見始めた。

 猛暑と梅雨の反復横跳びに振り回されながら電気代高騰の中ビクビクとエアコンを付けている米原です。

 

 自分のネーム制作が一段落し、久しぶりに空き時間ができたのでなにかインプットしたい、でもなにをインプットしようか迷っている中、なにかのきっかけにならないかな?とずっと気になっていた「ゲームさんぽ」を見始めました。

 

 存在は知っていたけど今まで見てこなかった理由は、「見始めちゃったら絶対に時間が溶けるだろう」ということがわかってたからですね。

 専門家による解説動画なので、初見の時はじっくり見ることになってしまう。ながら作業やBGMにはあまり向いていない部類ということを察していたのであえて避けて来ました。

 

 ので、見始めるなら今回の空き時間だろう!ということで見始めました。

 

 

●ゲームさんぽ公式HP 公式HPあったんですね。知らなかった。

 

既にかなりの数の動画があるのですが、現在視聴済みは以下のまとめ再生リスト。

 

●藤村シシン先生出演回(古代ギリシャについての解説

●『アサシンクリード』観光回(ギリシャ・フランス・エジプトなど

●ゲームさんぽ・日本史回(歴史・文化・城・戦・仏教など

●ゲームさんぽ・土木建築回(建築デザインについてアレコレ

 

 ゲーム画面を映しプレイ&トークをしながら進んで行く形式で、「旅行先で専門家が隣で楽しそうに色んな解説をしてくれる」的な気分を味わえる。楽しく知識をインプット(した気になれる)のでとても楽しかったです。あと「いらすとや」の有能さや編集技術も上手いなという雰囲気も味わえるのでそれも面白かったです。

 

 元から好きな分野であったギリシャ神話やアサクリで疑似世界観光も楽しかったのですが、意外にも土木・建築系の動画もかなり楽しいと感じました。知らない単語が飛び交い知らない分野の世界を知るきっかけになるので興味深く視聴しました。

 

 

以下再生リストまとめ ―――――――――――――――――――――――――――――

 

自分用にまとめましたが、興味ある方は是非。

 

 

●藤村シシン先生出演回(古代ギリシャについての解説

 『Fate/Grand Order』・『アサシンクリード』等、有名なゲームの考察から古代ギリシャ知識が大量に聞ける。「受容史」という分野をはじめて知った。個人的にはギリシャ神話での最推しカプがハデペルなので『HADES』回が激熱だった。油断してた所で突然最推しカプを浴びれて健康になった。

 

 

●『アサシンクリード』観光回(ギリシャ・フランス・エジプトなど

 専門家たちの反応から『アサシンクリード』は作り込みがマジ半端ないゲームなんだなと。グラフィックの作り込みがすごいので本当に観光してるみたいな気分になれる。『ヴィンランド・サガ』の幸村誠先生出演のヴァイキング雑学回もこのリストに入ってるので興味ある方は是非。

 

 

●ゲームさんぽ・日本史回(歴史・文化・城・戦・仏教など

 日本史・文化・仏教等のニッチな雑学から基礎まで幅広いトークが聞ける。やはり日本史は取っつきやすい。他の人がどうかは知らんけど私はそう思う。はい。

 

 

●ゲームさんぽ・土木建築回(建築デザインについてアレコレ

 『マインクラフト』の創作建築物から考察、ファンタジー世界に用いられる建築物から考察等、できあがった建築物(創作物)から考察して行く流れは面白いアプローチの企画だなと。考察からの想像力も、専門知識があるからできる、という感じですごいなと。「マイクラ様式」という言葉が生まる流れはまさに専門家視点だー!て感じで笑った。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 やはりオタクが楽しそうに語ってるのを聞くのは健康に良い。予想してた通り時間がずごい速さで溶ける溶ける。怖い。しかし内容を知った再生リストは作業BGMにできるのでいつか作品作りに生かせるといいなと思います。それと、ざっと動画タイトルを眺めて見ただけで「企画が面白いな」と感じました。やはり企画力というのは大事なんだなとしみじみ思ったりしました。

 

 次はゲームさんぽ天文学回を見るか、ゲーム世界を巡りながらプロに即興俳句詠んで貰う回を見るか悩んでます。贅沢な悩みで幸せですが、隙を見てカラーイラスト描きたかった身としては悔しい。時間が消える。悔しい。でも止められない。どこかで一旦区切りたい。区切れると良いな…。

 

 最近全然据え置きゲームができてないので、実況動画系やTRPG系の動画を流せばゲームした気分を味わえるの命が助かる。早く自分でもプレイできる時間と体力とお金を手に入れたいと思いました。はい。

 

 というわけで、これからも熱中症に気を付けて生きよう。そしてインプットとアウトプットしよう。それではまた次回。

 

noz

企画「ネーム力の練度を高める」

どうも遊木です。

 

先月、ミーティングで実施した創作企画についての記事です。

企画内容、成果物についてまとめました。

 

めっっっっちゃ久しぶりにHCPを使った企画です!

 

※HCP…「ヒビカ・シティー・プロジェクト」の略。2015年よりRWが進行している創作企画。

 

 

 

□企画「ネーム力の練度を高める」

<内容>

・須々木はHCPの設定を元に、漫画組3人それぞれに向けたプロットを用意する。(事前準備)

・ミーティング時間内に制作するので、5p前後で収まる内容にすること。

・漫画組(遊木、霧島、米原)は、須々木が用意したプロットを元にネームを制作する。

・作業時間は2時間程度。

・作業中、他メンバーとの意見交換は可能。(ディスカッション、アイデアを求めるなど)

・完成後、互いのネームを確認しながら意見交換を行い、必要箇所をその場で修正する。

・同時にプロット情報の妥当性も確認する。

・意見、ネーム内容等は「論理的な説明が出来るか」を重視する。

・ネームは、後日HCP特設サイトにて公開する。

 

<狙いと補足>

・漫画組は、読解の訓練、リアルタイムの意見交換→修正によりネーム制作力の練度を高める。

・須々木は漫画プロット作成の演習と、今後の体制への模擬訓練。

・HCPは世界観、キャラ共に全員共通の情報を持っているので、今回の題材に適している。

・サークルの年間方針にも考慮。

 

 

完成物はこちらから▼

 

プロット 須々木正作

 

「猫と旅する話」 遊木秋勇作

 

「猫を探す話」 霧島凜作

 

「猫を見習う話」 米原のぞみ作

 

<制作感想の一部を抜粋>

■漫画組からの感想

▼遊木

・プロットにボリュームがあり、オリジナリティーの余地が少なかった。その中でもどうにか自分の筋を入れた。

・トラックのコスパが悪かった。ただし、象徴的な要素で、時間経過や場所移動の表現にもなった。

▼霧島

・結構描きやすかった。好きなモチーフも多かった。

・プロットの意図をくみ取りつつ、自分のやりたいことも入れたかった。ある程度できたと思う。

▼米原

・プロットの意図をくみ取りつつ、自分の中のキャラ像をあわせた。

・必要なことを入れるのに必死で、見せ場はあまりしっかり描けなかったかもしれない。もっと練りたいところがあった。

 

■プロット作成者からの感想

・みんな以前よりうまくなったと思う。結構イメージ通りのものができたと感じた。

・単体作品としてのちょっとした面白さ、そして3作セットとしての緩いつながりも感じられるものにしたかった(表現の違いを見たかったというのもある)。商業ではやりにくいRW的エンタメと、これまで学んできた商業的エンタメの両立を意識した。

・共通の要素を入れたかった。最初、3つそれぞれ別の動物に関するエピソードにしようと考えた。しかし、ページ数を考えると、遭遇が簡単でない動物は出しにくかった。

・5ページでは簡単に収まらないボリュームにして、情報の取捨選択と表現の効率性(兼ねる)の実践を要求する感じを狙った。手癖でさばける雰囲気系ではなく、起承転結のあるシナリオを意識した。

 

■プロットに対して

・自分がプロットをつくるときは箇条書きにしている。もし今後同様の形式で制作する場合、作画側の要望で調整するのも良いだろう。

・猫を捕まえる場面まで描かなかったのはなぜか。(霧島用プロットに対して)

 →尺の都合もあるが、結局アイリーンとラスクの話。客が来て去る話としてつくった。

・遊木用のだけは分かりやすいエンタメという感じではない。ただ、「ジレンマ猫」としてのエンタメはこれかとも思う。

 →「ジレンマ猫」は主人公が一種のエンタメ。その点では、作品を掴んでいるともいえる。

・客観情報も貰えるとやりやすい。

■その他
・全体的に間延びもなく、こなれた感じがする。

・以前より掴みがうまくなったと思う。目が泳ぐところも特になかった。

・数年前だったら時間内にできなかった気がする。

・商業に関わる前後の変化を知る良い機会だった。HCPだったので比較しやすかった。

 

■企画への感想
・はじめ2時間は厳しいと思った。でも、火事場の馬鹿力でどうにかなった。他の人が近くで頑張っているのもプラスに働いた。

・2時間は厳しそうと思っていたが、事前にイメージを深めてどうにかなった。このくらい描けるんだと知ることができた。

・目論見をそれなりに達成した気がする。想定以上にスムーズだった。週刊連載だともう少しページ数は多いが、今回の雰囲気の先にあるんだろう。

・かつてのHCPのイメージが強く、もっとツッコミどころがあると思っていた。でも、大きな破綻がなく、成長を感じる機会となった。HCPの利用価値も感じた。

 

 

-------------------------------

 

 

分量は少ないですが、久しぶりに商業を意識しないネーム制作をして楽しかったです。商業用は、やっぱりまだ力んじゃうんですよね。

今回のは丁度良い息抜きになりました。

 

ただ、私のネームは「ジレンマ猫」の知識がないと、結構「???」な作品になってしまいましたが……。

 

だって、うちの作品タイトル「ジレンマ喰いの笑い猫」だよ?

主人公が“猫”って呼ばれてるんだよ???

知らん顔して読切っぽくまとめたら、世界観崩壊するやん!!

 

ちなみに須々木氏とは、

「おま…題材が猫って……どうやっても無視できないネタやん」

「まぁ思ったよ。でも仕方なかった」

「くっ……」

という会話をしました。

ガッデム。

 

 

あと、この機会に特設サイトにらくがき部屋を作りました。

今回のネーム以外に、過去にツイッターで流したちょっとしたらくがきも更新されています。

 

 

それでは、いつになるかわかりませんが、次回のHCPネタをお楽しみに!

 

 

 

aki

ねえムーミン!

どうもこんばんは霧島です。

なんかあっという間に梅雨明けましたね。
全然雨降ってない気がするが…むしろ梅雨入る前の方が梅雨っぽかった気がするが…


そんな炎天下の中、先日埼玉県にあるムーミンバレーパークに行ってまいりました。


何気埼玉行ったの初だったかもしれない…よく考えたら…

電車とバスで2時間かからないくらいでした。友達と出かけたんですが、行きは1人だったのでめちゃくちゃ進撃の巨人を読んでしまった←

駅からはメッツァ直通のバスが出ていたので特に迷うこともなく行きやすかったです。時間がかかるだけで…

着いて早々めっちゃ森。この日はめちゃくちゃ天気が良かったんですが、森の木陰はいい感じでした。

今の時期は「ムーミン谷へのふしぎな旅」という絵本がモチーフになっている、アンブレラスカイを見ることができます。




めっちゃかわいい。
カラフルでなんだか夢のある光景でした。
陽の光が当たって色のついた影が地面に落ちてるんだよ〜

こんな感じです。
ところどころ気球がぶら下がってたりキャラクターがいたりと遊び心もあって素敵でした。

こちらはムーミンのおうち。
地下から3階まで行けるんですけど、色々ストーリーや仕掛けがあって面白かったです。



これはムーミンのご先祖様なんですがしばらく眺めてたら肖像画の目が動いてました。

ムーミンのお部屋。
ちっちゃい…比較対象がないのでわかりにくいが…!

こっちはリトルミィのお部屋…さらにちっちゃい…!らくがきがあるのかわいい。

外に出たらちょうどグリーティングの時間だったようでリトルミィと…


グリーティングに向かうムーミンパパに会いました。かわい。


めっちゃ暑いのとお腹すいたのでアイスでも食べるか…とショップに向かって購入したのがこちら。

ソイミートボールワッフル。
見た目溶けたアイスですけど、白いのはタルタルソースでその下にはミートボールが入っているという…
近くのベンチに移動してる間にすれ違う小さな子たちがアイス食べたーい!と言っているのを聞きながら「ごめんこれはアイスじゃないんだよ…!」と心の中で思いました。
※アイスも売ってます。

ちなみに横のニョロニョロがプリントされたやつには食べられるスプーンが入ってます。
クッキーでできてるので折らないように気をつけつついただきました。SDGsというやつだね…

見た目甘そうなのに食べると普通にごはんなので、暑さも相まって脳がバグりそうでしたが美味しかったです。
ちなみにソイミート初めて食べた…言われないと私はわからないかもしれない…!

適度に水分補給もしつつ、シアター型の体験施設に入ったり…

入場してからリトルミィのイタズラ?で数名の観客が写真を撮られ、それが劇中で使用されるというものがあったんですが、普通に私と、一緒にいた友人の顔がスクリーンに出てきて動揺しました。あとミィのイタズラが結構えげつなくて笑った。

他にも水浴び小屋や灯台、スナフキンのテントなどもあるんですが、どれも作りが細かくてかわいかった…作品の世界に入り込んだようでテンション上がりますね。

屋内では作者のトーベ・ヤンソンさんの人生とムーミンの作品世界を織り交ぜた展示もあって面白かったです。

 


これはジオラマ。

1日で結構色々見て回れるくらいの感じで楽しかったです。カヌーやジップラインなどのアクティビティもホントはチャレンジしてみたかったが…!


電車での遠出もなかなか久しぶりだったので仕事の合間のいい息抜きになりました。
明日からの7月もがんばるぞ…!


したらば!

rin