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好きな作品を振り返る2週間

 猛暑とエアコンで微妙に体調が優れない日々が続いている米原です。この熱さだと外に行く気力も削られていたこともあり、自分が所持しているor見られる作品をひたすらインプットしなおすことに時間を費やしていました。とりあえず自分がなにをしていたかの記録としてこの記事を残しておきたいと思います。

 

 「好きな作品を振り返って自分の創作の原点を再確認」するための時間を取ってひたすら色んな作品を見返してました。「自分はどんな作品が作りたいのか」という一種の自分探し的な感じです。まぁ、「自分が描ける作品」とはまた違ってくるんだろうけど、作品作りに対する信念や情熱をどこにどうやって注ぐべきかを自分の中で模索する試みのひとつということで。

 

 自分は今まで「思いついた話をアウトプットしたい」という思いのみで作品作りをしすぎていた気がしたので、「どういう作品を作って行きたいのか、作品を見る人に自分はなにを提供できるのか」の指針をしっかり持った方が良いなと今更ながら思いました。

 ので、初心にかえりつつどんな作品を作りたいのか考える2週間でした。あと単純に好きな作品に触れると元気や気力が充電される気がします。自分の創作で頭と心が疲れていたこともあり、メンタルリセットするのにも良かったと思います。

 

 ディズニー映画・ジブリ映画で育って来たなぁ~とか、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ・「天使にラブソングを」シリーズ・「インディー・ジョーンズ」シリーズ・「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ等々、懐かしい名作映画を改めてシナリオ・構成・演出等に着目しつつ振り返ってみたり、持ってる漫画を読み返してみたり、自分は作品のどういう点に好感を持つかを意識して鑑賞して来ました。

 

 やっぱり見ていて元気になれる作品が好きですね。コメディ・アクション・アドベンチャーは何度でも見返したくなる。

 

 先日、映画「ONEPIECE FILMRED」も見て来た&原作でワノ国編も一段落ついたようなので、漫画も1巻から読み返してみようかな~と思うこの頃です。

 

noz

アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」シリーズを見ました。

 先日、Twitterトレンドに「プリンセスチュチュ」の名前が上がっていて「なんだ?!」て思ったら布教ツイがおバズり申し上げてたみたいですね。その流れで類似作品としてレヴュースタァライトの名前が上がっており、そういえばまだ見たことなかったな、とこれを機会に見て来ました。

 

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」

 

 メディアミックス作品として最初から舞台化を含めた企画だったようですね。今回見たのはアニメ媒体のTV版12話・アマプラで見放題になっていた劇場版総集編・劇場版続編の3作。一通り見てこの作品は劇場版含めて1つの作品だったと思います。アマプラで劇場版2作見れるようになってて助かった…。

 

 初見の感想は、「スポ根青春物を幾原監督風に味付けするとこうなるのか!」という感じでした。いやぁ~好きですね。スポーツ物や幾原作品が好きな身としてはすごく肌に合う。というか、1話見た時から「あぁ、私はこれは好きだな。」と直感しました。しかし、青春物としてあそこまで完成度高いとは思ってなかったので、そこは嬉しい誤算でした。

 

 自分で書いてて「スポ根青春物を幾原風にする必要はあるのか?」とか一瞬思いましたが、そこは題材を「舞台と役者」という虚構と相性が良い物を選んでいるのがミソだったかと。そこはプリンセスチュチュとすごく近い作品の構造をしているなと感じました。日本のアニメを見て育った身としては「少女が変身して戦う」という演出に馴染み深いこともあり、訳が分からないながらもあっという間に見れちゃいました。

 

 ただチュチュは虚構(物語・シナリオ・脚本・舞台)寄りの世界だったのに対し、スタァライトは現実(役者・スタッフ・観客)寄りの世界の構造になっているという印象を受けたので、そこで差別化できているかと。

 

 今作の監督さんが幾原監督のお弟子さん?という噂を聞いていたのですが、見てみて納得。もう「演出が幾原流だー!」て分かる。幾原監督作品ほどの難解で重厚なテーマや物語性はないけれど、逆に言うと根っこが青春物なのですごい気軽に見れる。疲れた時に見て頑張る少女たちを見て元気になれる(個人の感想です)。ちなみに一番元気になれたのは劇場版続編見た後だったので最後まで見れて良かった…本当に…。

 

 幾原監督作品ってかなり人選ぶというか、「ユリ熊嵐」以外はかなり進めづらいてと思うんですが、スタァライトはすごい気軽に進められるなと思いました。というか、「幾原監督作品見る前にスタァライトを見て慣れてくれ。」てなる。

 

 なんか、幾原監督の話ばっかりしてスミマセン…。でも「少女☆歌劇レヴュースタァライト」はすごい好きな作品になったんです…。それだけは信じて下さい…。

 

 

 ありがとう 「少女☆歌劇レヴュースタァライト」。ということで主人公の華恋を置いておきます。キャラは純那が一番好きです。一番拗らせたのはななだったけど。まぁ、これだけ言えば見た人には伝わるはず…。スタァライトはいいぞ。

 

 今年の酷暑はスタァライトと一緒に乗り越えたいと思います。それではまた。

 

noz

【復習】「ジュラシック・パーク」でティラノサウルスが姿を見せるのは開始何分か?(上映2時間7分)

須々木です。


「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の上映が始まったので、見る前にシリーズの復習を始めました。

個人的な好みは・・・


ジュラシック・パーク > ロスト・ワールド > ジュラシック・ワールド >>> 炎の王国 >>>>> ジュラシック・パークⅢ


――という感じです。


結局、第1作「ジュラシック・パーク」が原点にして頂点。

見るたび完成度の高さに恐れおののきます。


というわけで、もちろん内容は覚えているので、今回の復習は少し分析しつつ見てみました。







※ 以下、「ジュラシック・パーク」ネタバレ遠慮なしです。







突然ですが問題です!



【問題】

① ハモンド社長の孫、アレックスとティムが登場しキャラが揃うのは開始何分か?

② ティラノサウルスがはじめて姿を現すのは開始何分か?

③ ヴェロキラプトル(成体)がはじめて姿を現すのは開始何分か?



ちなみに、上映時間は2時間7分です。
(エンドロールなしでカウントすると2時間)












どこかに答えはメモりましたか?


それでは解答を見ていきましょう。

以下、映画「ジュラシック・パーク」のいくつかのシーンが上映開始から何分後に相当するのか書き出したものです。













●パーク作業員が恐竜の犠牲に(恐竜は目元だけ)⇒ 0:03

●グラント博士とサトラー博士の登場(化石発掘現場)⇒ 0:06

●ヴェロキラプトルの名前登場(グラント博士が習性説明)⇒ 0:06

●ハモンド社長登場(博士らをパークに招く)⇒ 0:10

●肥満エンジニア、ネドリー登場(パーク事故の引き金となる裏取引)⇒ 0:13

●マルコム博士の登場(カオス理論言及)⇒ 0:15

●ヘリで島に着陸(シートベルト)⇒ 0:18

●パーク移動用のジープ側面に「ジュラシック・パーク」のロゴ(タイトル回収)⇒ 0:18

●ブラキオサウルス登場(恐竜全身初登場)⇒ 0:20

●ヴェロキラプトルの檻(獰猛さを強調)⇒ 0:31

●ハモンド社長の孫、アレックスとティムの登場(主要キャラが揃う)⇒ 0:38

●ティラノサウルス区画でティラノサウルスは姿を見せず ⇒ 0:44

●トリケラトプスを前にサトラー博士と別行動に(空模様が怪しい)⇒ 0:53

●ネドリー、恐竜の胚を盗む(パークの安全に大きな問題)⇒ 0:57

●ネドリーの悪事が判明する ⇒ 1:00

●ティラノサウルス登場(電気柵突破)⇒ 1:03

●弁護士ジェナロが食われる(パーク視察開始後初の犠牲者)⇒ 1:07

●ネドリー、ディロフォサウルスの犠牲に ⇒ 1:14

●再起動のためシステムを切る ⇒ 1:32

●ヴェロキラプトルの檻が破られている ⇒ 1:38

●電力システム再起動(外周フェンスの電気柵通電)⇒ 1:43

●ヴェロキラプトル登場(機械室内)、アーノルド死亡判明 ⇒ 1:43

●恐竜監視員マルドゥーン、ヴェロキラプトルの犠牲に ⇒ 1:45

●アレックスとティム、ヴェロキラプトルに気付き調理場に逃げ込む ⇒ 1:48

●ビジターセンターのエントランスにティラノサウルス(脱出成功)⇒ 1:57

●ヘリに乗って島を離陸 ⇒ 1:58

●エンドロール開始 ⇒ 2:00







【問題の解答】

① ハモンド社長の孫、アレックスとティムが登場しキャラが揃うのは開始何分か?
⇒ 開始38分

② ティラノサウルスがはじめて姿を現すのは開始何分か?
⇒ 1時間3分

③ ヴェロキラプトル(成体)がはじめて姿を現すのは開始何分か?
⇒ 1時間43分





エンドロールを抜いた2時間の中で考えると、どれも思っていたより後ろだなという印象です。

主観と客観のズレって凄いですね。

もっと大量のインプットをしていればこのズレはもっと小さくなるのでしょうが。

つくる人には、このズレの逆算が必要なんだろうな。







せっかくなので、他にも思ったことを適当にメモっておきます。



本作に限ったことではありませんが、スピルバーグ作品では、主要キャラが登場すると「キャラを立てる」「情報説明」「伏線張り」を一気に処理する流れがかなり顕著ですね。
あるシーンが様々な役割を兼ねまくっていて、少ない時間、少ない労力でスムーズに入ってきます。
細かく見るほど、本当に細部まで行き届いていて凄いとしか言いようがない。

例えば、グラント博士が登場すると「テクノロジーと相性が悪い」「子供が苦手」というキャラ性を見せつつ、恐竜化石発掘の現場(地味と言えなくもない)を見せ、ヴェロキラプトルの習性を語り伏線を張っています。
マルコム博士が登場すると、「コミュ力のある変わり者」としてキャラ性を見せつつ、カオス理論(複雑な系の予測困難性)を語らせ、生態系をコントロールしようとするパークの危うさを予感させます。

どれも本当に短いシーンであり、シンプルなやり取りですが、効果は絶大です。



余談ですが、ヘリで島に降下するとき、グラント博士がシートベルトに手こずる場面。

「テクノロジーと相性が悪い」を思い出させる場面と言えますが、それでも彼は別の方法で解決策(はめずに結ぶ)を編み出します。
そもそも「ジュラシック・パーク」はテクノロジーの塊みたいな場所であり、グラント博士との相性は最悪。
はじめから酷いことが起きるフラグは立ちまくりですが、そんな状況でも彼がしぶとく解決策を見つけ生き延びていく様を暗示していたのかもしれません。

そして、そのようなグラント博士のしたたかさは、パークの恐竜に関しても言えること。
遺伝子操作でメスしか生まれないよう管理されていても、施設外で子孫を生み出すことに成功したように。
生命は想定を超えて振る舞い解決策を見つけ出そうとする。

グラント博士がはめようとしたシートベルトのバックルは左右どちらもはめ込まれる側であり、本来カチリとならない組み合わせ。
オスとメスが揃わなければ機能しないと想定された系が解決策を見つけたように、シートベルトは結局機能します。

着陸シーンのスリル感をアップさせる演出であると同時に、グラント博士のキャラ性、さらには作品全体のテーマ性までリンクする凄いシーンだなと改めて思いました。
このコスパの良さにスピルバーグを感じますね。



開始38分、すなわち映画の3分の1あたりでアレックスとティムが登場し、キャラが揃います。
この二人は本作で希少価値のある「子供」(以後のシリーズでも「子供」は必須要素)。
スリルを増幅させる効果はありますが、やはり重要なのはグラント博士との関係性。
さらに言えば、グラント博士の「進化」を描く上で極めて重要です。
「進化することで生き延びる」(そうでなければ絶滅)というのは本作のテーマの一つだと思いますが、子供が苦手なグラント博士も幾多の苦難を乗り越え、「進化」して島を去ることになります。
島を離れるヘリで、その両脇で眠る二人の子供は非常に象徴的です。

ただ恐竜の恐ろしさを描き人間が叫んだり襲われたりする作品ではなく、キャラの「進化」を描けたことがこの作品をさらに一つ上のレベルにしているように感じます。
そして、続く作品はそこが少し弱くなってしまっているようにも感じます。
シリーズを通して「恐竜との攻防」「恐竜を巡る陰謀」に意識が向きがちですが、この作品の本当の強みはそこだけじゃない。



というか、「ジュラシック・パーク」は時間的には意外と恐竜が登場していません。
数えたわけではありませんが、恐竜の姿が直接見えているシーンは本当に短いと思います。

はじめて恐竜を全身しっかり見せてくれるのは開始20分(ブラキオサウルス)。
主役と言って良い気もするティラノサウルスの姿は、映画の折り返し1時間3分でようやく見せられます。
ヴェロキラプトルに至っては、ラスト20分くらいの登場です。

「ジョーズ」もなかなかサメが姿を現しませんが、「存在は感じさせても姿は見せない」という手法の強さを改めて感じます。
本当に見せたいものは、存在を感じさせてもやすやすと見せてはいけないということなのか。



本格的にパニック映画になるのは、ティラノサウルスが現れて電気柵を破ってから。
つまり、映画後半です。

後半は大きく「ティラノサウルスやばい!」⇒「ヴェロキラプトルやばい!」⇒「ティラノサウルスがシメる!」の流れ。
圧倒的存在感&パワーを見せつけるティラノサウルスと、小回りが利き知的で狡猾なヴェロキラプトルは、まったくタイプの異なる見せ場をつくってくれます。

これらはすべて映画後半で息つく暇も与えず展開していくわけですが、伏線は前半からどんどん張っています。

例えば、ラスト20分しか姿を見せないヴェロキラプトル。
その伏線は非常に丁寧です。


冒頭、化石発掘現場でグラント博士が子供相手に大人げない対応をする場面。

化石の鉤爪を見せつつ、ラプトルの習性をうまく語ります。


ヴェロキラプトルの檻での餌やりや恐竜監視員マルドゥーンの語り。

投入される牛が食われるシーンでも敢えて姿は見せず。

マルドゥーンの語る危険性は、生き物と対峙する者のリアリティがあり、より切迫感があります。


破られた檻とそこから森へ向かう足跡。

でも視界には捉えられない。

不気味以外の何物でもありません。


このように、実際に姿を見る前から「ヤバい」という刷り込みが繰り返されます。
そして最終的に、サトラー博士が頑張って機械室に至り電力を復旧させ喜んだその瞬間に背後から姿を現します。
観客も含めみんなの気が緩んだその瞬間。
だからこその強烈なインパクト。
ここまで丁寧な伏線があったからこそ、余計な説明を省いても「これが噂のヴェロキラプトルか!」とすぐ分かり一緒にヤバさを共有できるわけです。




とまあ、本当はワンシーンごとにブログ記事一つ書けるレベルの偉大な作品ですが、そろそろこのあたりで締めたいと思います。




でも最後に一つ、追加の問い。


「ジュラシック・パーク」が実在したら行きたいか?



これは難しい。

ヤバいのは分かる。
でも、理屈で片付けられない猛烈な引力も感じる。
パークに足を踏み入れたら・・・と考えたときの高揚感は否定できない。
人は欲深く、それ故に罪深く、矛盾を簡単に処理しきれず、二律背反を肯定したくなる。

「ジュラシック・パーク」が描き出すのは、単なる恐竜物語やパニック映画ではなく、そんな等身大の人間。
自然な成り行きで絶滅した生命を復活させることは倫理的に良くないと理解しつつ、どこかで「こんなテーマパークがあったら良いな」と思ってしまう。

ただ恐竜を描くのではなく、恐竜を通して人間を描く。
それができたからこそ、映画「ジュラシック・パーク」は普遍的な価値を持つ名作になったのだろうと改めて思いました。






sho

 

暑いの無理なんだが?

どうもこんばんは霧島です。

今日暑かったなぁ…!いや最近毎日暑いですけど…
大体夕方に仕事が一段落するのでそこから散歩に出かけることが多いんですが、日が落ちてもまだ全然暑くて参りますね。

日中出歩こうもんなら日傘必須ですが、帽子も被らず日傘も差さずで歩いてる人を見かけると、だ…大丈夫!?と心配になります。

先日歩いていて、日傘を差してる男性とすれ違いました。女性に比べると圧倒的に少ないのでもっと増えればいいのになあと思います。まぁ差してない人にもいろいろな事情があるのだろうが…私がただただ暑くて日傘を差してる人間なのでつい暑かろ…?と思ってしまうんだな…。

私が子供の頃は日傘!レース!みたいなイメージだったんですけど今はいろんなデザインがありますからね。(まあ昔からあったのかも知らんが)
晴雨兼用も便利だし。

あと子供たちもね…学校によって校則などがあるんだろうと思いますが多分今の大人が子供の時より今の方が暑くない?

雨の日には雨傘差して登校するんだから暑い日は日傘差して登校しても大丈夫じゃない?と思っちゃいます。まぁ集団で登下校するとき傘差してる子と差してない子がいると危なかったりすんだろうな…結構目の高さに突起がきたりするもんね…でもまじ太陽元気すぎるのよ…

まあそんなこんなで今日も暑いなぁと思いながら歩いてきました。

散歩の途中に中の様子がうっすら見えるジムがいくつかあるんですが、ランニングマシーンいいなぁと思いながら見ています。外を走るのはいや(人とすれ違いたくないし太陽が無理)ですが、走って汗を流したい気持ちはあるんだよな…散歩だと運動したー!!!みたいな汗はかかないからなあ。

景色が変わらないので飽きるかなとも思いますが、音楽聴いてれば大丈夫だろうなとも思うし…いやでも周りに人がいるから歌ったりはできないな…!?

自室にランニングマシーンがあれば最強ですね。(無理)
汗びっしょりかいても即お風呂に入れますしね!

まぁそんなわけで日陰を作ったり汗をかいて体温調整したりしつつこの暑さと闘っていますが、できることならクーラーの効いた部屋でアイスを食べていたい!!


という欲望のままのらくがき。
最近はカップアイスばかりでこういうコーンのやつ食べてないなぁ…31とか行きたい。



皆さんも、暑いのでくれぐれもご自愛ください。

したらば!


rin

7月の活動報告

どうも遊木です。

暑いですね。近所への買い物すら、日が陰ってからじゃないと行ける気がしません。

せめて湿気をどうにかしてくれ!

 

さて、今月の活動報告です。

 

 

□漫画制作

今月からは具体的なシナリオについて、あれこれ考え出しました。

毎回の事ですが、このターンになると「面白いって何だろうなぁ」と、脳内がペンローズの階段になります。永遠に抜け出せない……!

ミーティングでは既存の作品を題材に、抜き出せる技術についてディスカッションしたり、個人では取材に行ったり、創作の所謂地味部分を積み重ねていたような気がします。

っていうか、半年ぐらいはずっとこれですが。

もうしばらくは地味作業が続きそうですが、土台をしっかり固めないと後で大惨事になりますからね。粘っていきたい所存。

それ以外には、アーバンスポーツの動きの研究、近代史についての勉強等、後々のアウトプットに向けての下準備も、ゆるゆる進めていました。

勉強系は一朝一夕でどうにかなるものでもないので、細々とでも、とにかく継続することを重視していきたいです。

 

 

□エッセイ漫画更新

久しぶりにPixivにエッセイ漫画を更新しました。

しかも、更新したエッセイのネタは5月のハイキングです。はい。

「何で今更ハイキング?」ってなるでしょ?

ネームはね、5月の時点であったのよ。でもね、どういうわけだか、私の机の端で熟成されてたの。

すっごい不思議!

あ、ついでにアーバンスポーツのラフ絵も更新しました。

 

 

 

 

□BAYWALK MARKET

16~18日の三連休に、横浜ベイサイドエリアで開催されていました。

詳細は須々木氏がブログをあげているのでそちらをどうぞ。

私は最終日の夕飯後に覗いてきました。夕涼みの散歩に丁度良い規模感で、来年も是非開催されて欲しいですね。

海を見ながら出店を冷やかしたり、ストリートのジャズを聴いたり、ドッグランにへばりついてワンちゃんを愛でたり、流行りのクラフトビールを飲んだり、ゆったりまったりしました。

 

 

 

 

□ランタンナイト

ベトナムの古都、ホイアンの夜市をイメージした装飾で、横浜ベイクォーターの広場で開催されています。

小規模ながらなかなかの映えスポットで、遅い時間になっても結構人がいました。みんな良いカメラをお持ちのようで。

横浜はいたる所で、海外文化を取り上げた催し物があります。赤レンガのオクトーバーフェストは、毎年とんでもない人が集まるし、現在も台湾祭が開かれています。

横浜で生活していると、開港の街としての文化が、今もしっかり引き継がれていることがわかりますね。

 

 

 

□Self Introduction −新しい黄金町のアーティストを紹介します−展

本日まで開催されていた展覧会です。

黄金町は定期的に展覧会を開催してくれるので、お散歩感覚で見に行けます。

トリエンナーレに出展されるような作品よりは粗削りですが、だからこそ作者の“好き”がわかりやすく見えるので、「どんなアーティストがいるんだろう」ということに興味がある人にお勧め。

他より一段階強い拘りを感じる作家は、後にトリエンナーレに参加してたりするので、“推し”を見つけて追い掛けるのも面白いかもしれません。

 

 

 

□ACY 15周年記念展「クリエイターがいるYOKOHAMA」

横浜市役所で開催されています。

これを見ると、横浜は本当にモザイク画のようだと感じますね。

個人的に、2012~2021年の相談窓口利用者の6割近くがアーティスト・クリエイターだというデータが印象的でした。正確にはわかりませんが、なかなか他の土地では見ない数値なのではないでしょうか。

前々から「横浜は創作者と相性が良い街」と発信してきましたが、こうした数値を発表してくれると説得力が出てちょっとニヤッとします。

 

 

 

 

 

他の写真はインスタに更新しています。

そういえば、お遊びで作ったパルクールのアニメーションをインスタに更新したら、本家の人達に反応を頂いて「……す、すみません。私がとんだり跳ねたりできるのは絵の中だけです」ってなった。

 

 

aki