アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」シリーズを見ました。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」シリーズを見ました。

 先日、Twitterトレンドに「プリンセスチュチュ」の名前が上がっていて「なんだ?!」て思ったら布教ツイがおバズり申し上げてたみたいですね。その流れで類似作品としてレヴュースタァライトの名前が上がっており、そういえばまだ見たことなかったな、とこれを機会に見て来ました。

 

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」

 

 メディアミックス作品として最初から舞台化を含めた企画だったようですね。今回見たのはアニメ媒体のTV版12話・アマプラで見放題になっていた劇場版総集編・劇場版続編の3作。一通り見てこの作品は劇場版含めて1つの作品だったと思います。アマプラで劇場版2作見れるようになってて助かった…。

 

 初見の感想は、「スポ根青春物を幾原監督風に味付けするとこうなるのか!」という感じでした。いやぁ~好きですね。スポーツ物や幾原作品が好きな身としてはすごく肌に合う。というか、1話見た時から「あぁ、私はこれは好きだな。」と直感しました。しかし、青春物としてあそこまで完成度高いとは思ってなかったので、そこは嬉しい誤算でした。

 

 自分で書いてて「スポ根青春物を幾原風にする必要はあるのか?」とか一瞬思いましたが、そこは題材を「舞台と役者」という虚構と相性が良い物を選んでいるのがミソだったかと。そこはプリンセスチュチュとすごく近い作品の構造をしているなと感じました。日本のアニメを見て育った身としては「少女が変身して戦う」という演出に馴染み深いこともあり、訳が分からないながらもあっという間に見れちゃいました。

 

 ただチュチュは虚構(物語・シナリオ・脚本・舞台)寄りの世界だったのに対し、スタァライトは現実(役者・スタッフ・観客)寄りの世界の構造になっているという印象を受けたので、そこで差別化できているかと。

 

 今作の監督さんが幾原監督のお弟子さん?という噂を聞いていたのですが、見てみて納得。もう「演出が幾原流だー!」て分かる。幾原監督作品ほどの難解で重厚なテーマや物語性はないけれど、逆に言うと根っこが青春物なのですごい気軽に見れる。疲れた時に見て頑張る少女たちを見て元気になれる(個人の感想です)。ちなみに一番元気になれたのは劇場版続編見た後だったので最後まで見れて良かった…本当に…。

 

 幾原監督作品ってかなり人選ぶというか、「ユリ熊嵐」以外はかなり進めづらいてと思うんですが、スタァライトはすごい気軽に進められるなと思いました。というか、「幾原監督作品見る前にスタァライトを見て慣れてくれ。」てなる。

 

 なんか、幾原監督の話ばっかりしてスミマセン…。でも「少女☆歌劇レヴュースタァライト」はすごい好きな作品になったんです…。それだけは信じて下さい…。

 

 

 ありがとう 「少女☆歌劇レヴュースタァライト」。ということで主人公の華恋を置いておきます。キャラは純那が一番好きです。一番拗らせたのはななだったけど。まぁ、これだけ言えば見た人には伝わるはず…。スタァライトはいいぞ。

 

 今年の酷暑はスタァライトと一緒に乗り越えたいと思います。それではまた。

 

noz