多面的な創作活動
最近、水族館依存症になりつつある遊木です。
水と、海の生き物の動きが本当に好きです。
生き物とか自然は、何度同じ場所に行っても、その時その時でまったく違う表情を見せてくれるので、飽きるという感覚がありません。何度行っても違う発見と出会いがあって、本当に面白い。
私の描く絵に水が多いのも、そのせいかもしれません。






仕事が重なっているときとか、忙しいときは家に籠りがちで、しかも引きこもり体質だからそれが苦でもない…でもそれじゃダメだー!と自分に言い聞かせています。
どんなに時間がなくてもモノを創るのが生活のメインなら、無理をしてでも時間を作って、生を見て、聞いて、触って、遊ぶことを忘れずにいたいです。
というか、「生と触れる機会」っていうのを作業の一環として時間に組み込めばいいんですよね。
ゲーム制作とか漫画とかジャケットデザインとか、いろいろなものを同時に作業しているとなんだか充実していて、「足を使う」ことを忘れがちになりますが、その辺は自分で意識して、多面的な創作活動をしていきたいです。
aki
水と、海の生き物の動きが本当に好きです。
生き物とか自然は、何度同じ場所に行っても、その時その時でまったく違う表情を見せてくれるので、飽きるという感覚がありません。何度行っても違う発見と出会いがあって、本当に面白い。
私の描く絵に水が多いのも、そのせいかもしれません。






仕事が重なっているときとか、忙しいときは家に籠りがちで、しかも引きこもり体質だからそれが苦でもない…でもそれじゃダメだー!と自分に言い聞かせています。
どんなに時間がなくてもモノを創るのが生活のメインなら、無理をしてでも時間を作って、生を見て、聞いて、触って、遊ぶことを忘れずにいたいです。
というか、「生と触れる機会」っていうのを作業の一環として時間に組み込めばいいんですよね。
ゲーム制作とか漫画とかジャケットデザインとか、いろいろなものを同時に作業しているとなんだか充実していて、「足を使う」ことを忘れがちになりますが、その辺は自分で意識して、多面的な創作活動をしていきたいです。
aki
【気ままに作品れびゅー #1】飢えて死ぬのだー
須々木です。
唐突ですが、タイトルの通り、気ままに作品のレビューなどを書いていこうかと。
ちなみに、アニメは録画して時間があるときに見ることが多いので、最新のものではないことが多いです。
敢えて旬をはずすのだ。
なお、すべては僕の主観に基づくものなので、そのあたりはご了承ください。
というわけで、記念すべき第1回は、『人類は衰退しました』(テレビアニメ)で行きましょうー。
【人類は衰退しました】
※第1話は無料配信。
今いるいわゆる“人類”(作中では旧人類と言われる)が衰退して数世紀後の世界。
調停官という役職についている旧人類の主人公(名前は出てこない。本作の語り手。「わたし」)と、現人類と言われる「妖精さん」の交流を軸に展開していくファンタジーっぽい作品です。
原作は、2007年よりガガガ文庫(小学館)から刊行されている田中ロミオのライトノベル。
ちなみに、原作第1巻はガガガ文庫の創刊ラインナップのひとつだそうです。
テレビアニメは、2012年7月から9月までテレビアニメが放送されました(全12話)。
……とかいう、wiki先生などに聞きながら書けるようなことはおいておくとして。
さて、中身に触れていきましょうかね。
ちなみに、ネタバレとか注意です。
[episode.01&02 妖精さんの、ひみつこうじょう]
全体的にパロディーの多い作品ですが、ひみつこうじょうのお話は、楳図かずおの漫画『14歳』のチキン・ジョージを思い出しました。
※episode.09でも、「漂流して行き着いたところに国を築く」という、どことなく「漂流教室」に通じるストーリーもあるし、原作者は楳図かずお好き??
・人間の食料として、人工的に工場でつくられるチキン。
・そのチキンが知性を持つ。
・しかも、人類と対立して滅ぼそうとする。
みたいなところで共通点が多いなあと。
まあ、楳図かずおの漫画みたいな、トラウマ確実のキモさはギャグ調にデフォルメされ、うまくフワッと構成されていますが。
チキン・ジョージの方で、人類を駆逐するチキンにより恐怖を植えつけたのに対し、本作では、それに「わたし」と妖精さんのコンビで華麗にカウンターパンチを食らわせる痛快さがたまりません。
実際に原作者が元ネタにしているのかよく知りませんが、そうだとしても、元ネタのテーマを踏襲しつつ、それを見事にさばいて見せた手腕に感服です。
ちなみに、個人的には、チキンの演説の場面とか最高です。
あとは、他の話にも共通していますが、オチのつけかたがピカイチですね。
[episode.03&04 妖精さんたちの、さぶかる]
Yのキャラが良いですね(笑)
筋金入りの腐女子という設定や、中の人の関係で、「化物語」の神原駿河とかぶりますが、これはわざとでしょうかねー。
現代の「同人業界」の趨勢をネタにして展開していくわけですが…。
作中では、「同人誌」を敢えて「同類誌」と命名していますが、タイトルにかけて「同類は衰退しました」というのが、ナルホド!と。
[episode.05&06 妖精さんたちの、おさとがえり]
中身はさておき、このepisode.06の最後に、episode.01で主人公がベリーショートになっていた謎が明かされるという構成は、おお!という感じでした(つまり、これはepisode.01の直前のお話)。
アニメでは、原作から時系列を入れ替えていますが、ただ入れ替えるだけではなく、それをしっかりと面白さにつなげているところがすごいです。
また、一番難解と思われるepisode.07&08の直前に、ややわかりにくさのあるこのお話を持ってきたのも、全体の流れを考えての配慮でしょうか。
すごく砕いて言えば「擬人化」のネタ。
でも、しっかり説明しようとすると一度見ただけではスムーズにはいかない。
ただ、その難解さが、妖精さんという摩訶不思議現人類のいるこの世界に逆に説得力をもたらしているところがうまいです。
わかりにくさをマイナスではなく、プラスするという逆転の発想。
[episode.07&08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ]
ひとことで言えば、昨今よくある「ループネタ」です。
しかし、その中で、これまでのエピソードでも普通に登場している「おじいさん」の若かりし頃や、寡黙な「助手さん」との出逢いをうまく描いています(つまり、助手さんが出ている話より前のエピソード)。
一度見ただけでは、どういうことかかなりわかりにくいエピソードですが、そのぶんナルホドと思わせられます。
主人公ちゃんがおじいさんから借りた日時計のその前の持ち主は誰であるか、そもそも助手さんはなぜアロハなのか、など、見事なつなげ方です。
ところで、例の犬に関しては、パラドックス(paradox/逆説=理を超える言説)とパラ+ドッグス(para+dogs/理を超える犬)をかけているんでしょうかね?
[episode.09 妖精さんたちの、ひょうりゅうせいかつ]
それまですべて2話で1セットだったのが、ここにきてはじめての1話完結エピソード。
このエピソードでは旧人類が「わたし」だけで、あとはひたすら妖精さんしか登場してきませんが、そのぶん妖精さん同士のかけあいが存分に楽しめます。
実は、これまでのエピソードは、他のキャラクターにスポットが当たっていて、妖精さんはアクセントの役割に近かったので、完全に妖精さんそのものにフォーカスしているのは、このエピソードがはじめてなのではないでしょうか。
そして、ここで「わたし」と妖精さんの密な関係性を描いたところで、このあとのエピソードにうまくつながっていきます。
[episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう]
「わたし」が学舎を卒業し、クスノキの里の調停官としてのはじめての仕事をするときのエピソード。
つまり、今までの中で時間的には一番昔のエピソードに当たります。
今まで、妖精さんが普通にいるものだとして話が進んできたところで、敢えて本来の視聴者視点、つまり「妖精さん?ナニソレ?」的に思っている頃の主人公を描いています。
ここからこうやって関係を築いてきたんですね。
[episode.11&12 妖精さんたちの、ひみつのおちゃかい]
ラスト2話、ここにきてついに、完全な回想編です。
時間は数年さかのぼり、主人公が学舎(全寮制の学校のようなもの)にいたころのお話。
性格も今とは全然違い、人とうまく関わることのできなかったころから、徐々に成長していくお話です。
あくまで人間(旧人類)が中心のストーリーなので、妖精さんはほとんど画面に登場しませんが……そう来たか、と。
この作品の世界観としてちょうど良い感じの感動を最後に添えて、お話は終わります。
って感じで、結局順番に書いていってしまいましたが、実際にはあんまり小難しい事を考える必要などない作品で、見ているときはただただ純粋に楽しめます。
特に、妖精さんについてはもはや僕が改めて語るまでもなく。
一方で、少し考えてみたくなると、それはそれで考えれば考えるだけ味が出るという、いろんな楽しみ方のできる良作だと思います。
また、個人的には、1クールのアニメということを意識したエピソードの時系列入れ替えもうまくハマったように感じます。
アニメとして、盛り上げるところ、落ち着かせるところのメリハリがしっかりしていて、絶妙な間だったり、ときには力ずくだったりで視聴者を揺さぶるところなんかは、岸誠二監督の他の作品とも通じる所があると思いました。
「瀬戸の花嫁」ほどの勢い押しとは違うものの、テンポの良さは相変わらずです。
ライトノベルとしての武器でもある言葉の妙で飽きさせず、実はよく考えられているちょっとしたSF的な要素で世界観に説得力を持たせ、そこにアニメならではの童話的な演出(特に色づかいとか)が心地よく見事にマッチした良作だと思います。
是非ともそのうち2期もゆるりとつくってもらいたいです。
▽「人類は衰退しました」アニメ公式 → http://www.maql.co.jp/special/jintai/
sho
唐突ですが、タイトルの通り、気ままに作品のレビューなどを書いていこうかと。
ちなみに、アニメは録画して時間があるときに見ることが多いので、最新のものではないことが多いです。
敢えて旬をはずすのだ。
なお、すべては僕の主観に基づくものなので、そのあたりはご了承ください。
というわけで、記念すべき第1回は、『人類は衰退しました』(テレビアニメ)で行きましょうー。
【人類は衰退しました】
※第1話は無料配信。
今いるいわゆる“人類”(作中では旧人類と言われる)が衰退して数世紀後の世界。
調停官という役職についている旧人類の主人公(名前は出てこない。本作の語り手。「わたし」)と、現人類と言われる「妖精さん」の交流を軸に展開していくファンタジーっぽい作品です。
原作は、2007年よりガガガ文庫(小学館)から刊行されている田中ロミオのライトノベル。
ちなみに、原作第1巻はガガガ文庫の創刊ラインナップのひとつだそうです。
テレビアニメは、2012年7月から9月までテレビアニメが放送されました(全12話)。
……とかいう、wiki先生などに聞きながら書けるようなことはおいておくとして。
さて、中身に触れていきましょうかね。
ちなみに、ネタバレとか注意です。
[episode.01&02 妖精さんの、ひみつこうじょう]
全体的にパロディーの多い作品ですが、ひみつこうじょうのお話は、楳図かずおの漫画『14歳』のチキン・ジョージを思い出しました。
※episode.09でも、「漂流して行き着いたところに国を築く」という、どことなく「漂流教室」に通じるストーリーもあるし、原作者は楳図かずお好き??
・人間の食料として、人工的に工場でつくられるチキン。
・そのチキンが知性を持つ。
・しかも、人類と対立して滅ぼそうとする。
みたいなところで共通点が多いなあと。
まあ、楳図かずおの漫画みたいな、トラウマ確実のキモさはギャグ調にデフォルメされ、うまくフワッと構成されていますが。
チキン・ジョージの方で、人類を駆逐するチキンにより恐怖を植えつけたのに対し、本作では、それに「わたし」と妖精さんのコンビで華麗にカウンターパンチを食らわせる痛快さがたまりません。
実際に原作者が元ネタにしているのかよく知りませんが、そうだとしても、元ネタのテーマを踏襲しつつ、それを見事にさばいて見せた手腕に感服です。
ちなみに、個人的には、チキンの演説の場面とか最高です。
あとは、他の話にも共通していますが、オチのつけかたがピカイチですね。
[episode.03&04 妖精さんたちの、さぶかる]
Yのキャラが良いですね(笑)
筋金入りの腐女子という設定や、中の人の関係で、「化物語」の神原駿河とかぶりますが、これはわざとでしょうかねー。
現代の「同人業界」の趨勢をネタにして展開していくわけですが…。
作中では、「同人誌」を敢えて「同類誌」と命名していますが、タイトルにかけて「同類は衰退しました」というのが、ナルホド!と。
[episode.05&06 妖精さんたちの、おさとがえり]
中身はさておき、このepisode.06の最後に、episode.01で主人公がベリーショートになっていた謎が明かされるという構成は、おお!という感じでした(つまり、これはepisode.01の直前のお話)。
アニメでは、原作から時系列を入れ替えていますが、ただ入れ替えるだけではなく、それをしっかりと面白さにつなげているところがすごいです。
また、一番難解と思われるepisode.07&08の直前に、ややわかりにくさのあるこのお話を持ってきたのも、全体の流れを考えての配慮でしょうか。
すごく砕いて言えば「擬人化」のネタ。
でも、しっかり説明しようとすると一度見ただけではスムーズにはいかない。
ただ、その難解さが、妖精さんという摩訶不思議現人類のいるこの世界に逆に説得力をもたらしているところがうまいです。
わかりにくさをマイナスではなく、プラスするという逆転の発想。
[episode.07&08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ]
ひとことで言えば、昨今よくある「ループネタ」です。
しかし、その中で、これまでのエピソードでも普通に登場している「おじいさん」の若かりし頃や、寡黙な「助手さん」との出逢いをうまく描いています(つまり、助手さんが出ている話より前のエピソード)。
一度見ただけでは、どういうことかかなりわかりにくいエピソードですが、そのぶんナルホドと思わせられます。
主人公ちゃんがおじいさんから借りた日時計のその前の持ち主は誰であるか、そもそも助手さんはなぜアロハなのか、など、見事なつなげ方です。
ところで、例の犬に関しては、パラドックス(paradox/逆説=理を超える言説)とパラ+ドッグス(para+dogs/理を超える犬)をかけているんでしょうかね?
[episode.09 妖精さんたちの、ひょうりゅうせいかつ]
それまですべて2話で1セットだったのが、ここにきてはじめての1話完結エピソード。
このエピソードでは旧人類が「わたし」だけで、あとはひたすら妖精さんしか登場してきませんが、そのぶん妖精さん同士のかけあいが存分に楽しめます。
実は、これまでのエピソードは、他のキャラクターにスポットが当たっていて、妖精さんはアクセントの役割に近かったので、完全に妖精さんそのものにフォーカスしているのは、このエピソードがはじめてなのではないでしょうか。
そして、ここで「わたし」と妖精さんの密な関係性を描いたところで、このあとのエピソードにうまくつながっていきます。
[episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう]
「わたし」が学舎を卒業し、クスノキの里の調停官としてのはじめての仕事をするときのエピソード。
つまり、今までの中で時間的には一番昔のエピソードに当たります。
今まで、妖精さんが普通にいるものだとして話が進んできたところで、敢えて本来の視聴者視点、つまり「妖精さん?ナニソレ?」的に思っている頃の主人公を描いています。
ここからこうやって関係を築いてきたんですね。
[episode.11&12 妖精さんたちの、ひみつのおちゃかい]
ラスト2話、ここにきてついに、完全な回想編です。
時間は数年さかのぼり、主人公が学舎(全寮制の学校のようなもの)にいたころのお話。
性格も今とは全然違い、人とうまく関わることのできなかったころから、徐々に成長していくお話です。
あくまで人間(旧人類)が中心のストーリーなので、妖精さんはほとんど画面に登場しませんが……そう来たか、と。
この作品の世界観としてちょうど良い感じの感動を最後に添えて、お話は終わります。
って感じで、結局順番に書いていってしまいましたが、実際にはあんまり小難しい事を考える必要などない作品で、見ているときはただただ純粋に楽しめます。
特に、妖精さんについてはもはや僕が改めて語るまでもなく。
一方で、少し考えてみたくなると、それはそれで考えれば考えるだけ味が出るという、いろんな楽しみ方のできる良作だと思います。
また、個人的には、1クールのアニメということを意識したエピソードの時系列入れ替えもうまくハマったように感じます。
アニメとして、盛り上げるところ、落ち着かせるところのメリハリがしっかりしていて、絶妙な間だったり、ときには力ずくだったりで視聴者を揺さぶるところなんかは、岸誠二監督の他の作品とも通じる所があると思いました。
「瀬戸の花嫁」ほどの勢い押しとは違うものの、テンポの良さは相変わらずです。
ライトノベルとしての武器でもある言葉の妙で飽きさせず、実はよく考えられているちょっとしたSF的な要素で世界観に説得力を持たせ、そこにアニメならではの童話的な演出(特に色づかいとか)が心地よく見事にマッチした良作だと思います。
是非ともそのうち2期もゆるりとつくってもらいたいです。
▽「人類は衰退しました」アニメ公式 → http://www.maql.co.jp/special/jintai/
sho
ふたりだけの国
こんにちは!
友人から借りるがままに流行の漫画を読み続けている夏野です。
バスケをしたり巨人を駆逐したり忙しいです。
今日はサイトの方に載せてもらっている作品の宣伝でもしようかなーと。
サイトで書いているのは「ネバーランド」という小説です。
あとこの間の企画で書いた短編がひとつ載ってるかな。
ネバーランドは、サイトでなにか連載されてもらおうーと思ったときに、
とりあえず思いつきで書き始めた、見切り発車の小説です。
ちゃんとしたプロットが存在しません。
ざっくりです。ざっくり。
ちょっとずつ煮詰めて行く予定です。
まだ二話なので、物語はあんまり進行していませんが……
そのうち、ちゃんと、書きたかったことを書けたらいいなーと。
主人公と同じマンションに住む、ある夫婦のお話なのですが、
粗筋を書くと盛大なネタばれになってしまうのでこれ以上書けません……笑
そんなに長くないので、お時間のあるときにでもぜひ!
甘めに書いたつもりはなかったのですが、
「甘い雰囲気の恋愛小説だね」と感想を頂いてます。
一方で、「綺麗で優しく見せてるけど実はちょっと暗いよね」という感想も。
そんな感じの作品です。
実は普段は、BLとか書いてたり。
今度はそっちの長編も書きたいですー。
aka
友人から借りるがままに流行の漫画を読み続けている夏野です。
バスケをしたり巨人を駆逐したり忙しいです。
今日はサイトの方に載せてもらっている作品の宣伝でもしようかなーと。
サイトで書いているのは「ネバーランド」という小説です。
あとこの間の企画で書いた短編がひとつ載ってるかな。
ネバーランドは、サイトでなにか連載されてもらおうーと思ったときに、
とりあえず思いつきで書き始めた、見切り発車の小説です。
ちゃんとしたプロットが存在しません。
ざっくりです。ざっくり。
ちょっとずつ煮詰めて行く予定です。
まだ二話なので、物語はあんまり進行していませんが……
そのうち、ちゃんと、書きたかったことを書けたらいいなーと。
主人公と同じマンションに住む、ある夫婦のお話なのですが、
粗筋を書くと盛大なネタばれになってしまうのでこれ以上書けません……笑
そんなに長くないので、お時間のあるときにでもぜひ!
甘めに書いたつもりはなかったのですが、
「甘い雰囲気の恋愛小説だね」と感想を頂いてます。
一方で、「綺麗で優しく見せてるけど実はちょっと暗いよね」という感想も。
そんな感じの作品です。
実は普段は、BLとか書いてたり。
今度はそっちの長編も書きたいですー。
aka
にゃにゃにゃー!
こんばんは!
影の薄さをなんとかしたい夏野です。
幻の6人目になれそうな勢いです。
気がついたらサークルに入って三ヶ月が経っていました。
ぼんやりしていたらあっという間だった……!
最近すっかりあったかいものね。
一応、サイトの方で小説を少しずつ……本当に少しずつ書いています。
ものっそいスローペースです。
そんなこんなで影が薄いので、もうちょっと何かしようと思って、
今日はブログ書いてみることにしました。笑
ツイッターで140文字以内の短い小説を流していたので、それをご紹介。
○
ため息をついて、女はベットに腰掛けた。項に絡む髪から、雫が伝う。煙草に火をつけ、どこか遠くを見たまま煙を吐く。「別れましょう」男はその言葉を待っていたにも関わらず、たっぷりと間を開けて答えた。「……しょうだな」「今噛みましたね」「カットで!」監督が手を叩き、二人は笑いに包まれる。
○
あいつが女の子と歩いていた。近所の小さな夏祭り。毎年一緒だったのに、今年はやんわり断られた。幼い頃、陽が暮れるまで泥んこになって遊び、雨の日はひとつの本を二人で読んだ、あいつが。私に気がつかずに、隣の女子にこっそりキスをする。花火が上がる。私は母の隣で、ひとり林檎飴を握りしめた。
○
朝は元気に出て行ったのに、しょんぼりして帰ってきた。どうやら仕事で失敗をしたらしい。スーツを脱ぐなり俺に抱きついて、頬を擦り寄せながら昼間の出来事を話す。「俺だって一生懸命やってるのにー…」ぐすぐずと涙に濡らす鼻先を、俺はそっと舐めてやった。「ありがと…ツナ缶食べる?」「ニャー」
○
「ねーぇ、お休みの日くらい遊んでよーぉ。俺にも構ってよー」と甘ったるい声で言われて、俺は仕方なしに隣に座ってやる。そのまま、ソファにだらしなく預けられた堅そうな太ももに頭を乗せた。「ふふ…俺のことだいすきだな!」奴が言うので、ごろ、と喉を鳴らしてやる。そろそろお腹が空く時間だ。
とりあえず四つですね!
140字というのはかなり短く思えるけれど、
書いてみると意外と長いな~という感想でした。
もちろん字数制限によって色々なものが削られて行ってしまうのですが、
だからこそ、端的かつ雰囲気を損なわない表現を選ぶ練習になるように思います。
制限無しに書くと、ついつい日本語に甘えてしまうから。
余談ですが、
三つ目の「にゃー!」をある人が妙に気に入ってくれて、
それがとても嬉しかったので、四つ目の続編が生まれました。
やっぱり誰かに「読みたい」と言って貰えるようなものが書きたいなぁと、
今更ながらに思いました。
言ってもらえなくても書くんですけど、言ってもらえたら嬉しいよねっていう。
「うまいね」よりも「好きだよ」の方が嬉しいというのはよく言われる話だしね!
気が向いたら、また140文字で何か書きたいなーと思います。
aka
影の薄さをなんとかしたい夏野です。
幻の6人目になれそうな勢いです。
気がついたらサークルに入って三ヶ月が経っていました。
ぼんやりしていたらあっという間だった……!
最近すっかりあったかいものね。
一応、サイトの方で小説を少しずつ……本当に少しずつ書いています。
ものっそいスローペースです。
そんなこんなで影が薄いので、もうちょっと何かしようと思って、
今日はブログ書いてみることにしました。笑
ツイッターで140文字以内の短い小説を流していたので、それをご紹介。
○
ため息をついて、女はベットに腰掛けた。項に絡む髪から、雫が伝う。煙草に火をつけ、どこか遠くを見たまま煙を吐く。「別れましょう」男はその言葉を待っていたにも関わらず、たっぷりと間を開けて答えた。「……しょうだな」「今噛みましたね」「カットで!」監督が手を叩き、二人は笑いに包まれる。
○
あいつが女の子と歩いていた。近所の小さな夏祭り。毎年一緒だったのに、今年はやんわり断られた。幼い頃、陽が暮れるまで泥んこになって遊び、雨の日はひとつの本を二人で読んだ、あいつが。私に気がつかずに、隣の女子にこっそりキスをする。花火が上がる。私は母の隣で、ひとり林檎飴を握りしめた。
○
朝は元気に出て行ったのに、しょんぼりして帰ってきた。どうやら仕事で失敗をしたらしい。スーツを脱ぐなり俺に抱きついて、頬を擦り寄せながら昼間の出来事を話す。「俺だって一生懸命やってるのにー…」ぐすぐずと涙に濡らす鼻先を、俺はそっと舐めてやった。「ありがと…ツナ缶食べる?」「ニャー」
○
「ねーぇ、お休みの日くらい遊んでよーぉ。俺にも構ってよー」と甘ったるい声で言われて、俺は仕方なしに隣に座ってやる。そのまま、ソファにだらしなく預けられた堅そうな太ももに頭を乗せた。「ふふ…俺のことだいすきだな!」奴が言うので、ごろ、と喉を鳴らしてやる。そろそろお腹が空く時間だ。
とりあえず四つですね!
140字というのはかなり短く思えるけれど、
書いてみると意外と長いな~という感想でした。
もちろん字数制限によって色々なものが削られて行ってしまうのですが、
だからこそ、端的かつ雰囲気を損なわない表現を選ぶ練習になるように思います。
制限無しに書くと、ついつい日本語に甘えてしまうから。
余談ですが、
三つ目の「にゃー!」をある人が妙に気に入ってくれて、
それがとても嬉しかったので、四つ目の続編が生まれました。
やっぱり誰かに「読みたい」と言って貰えるようなものが書きたいなぁと、
今更ながらに思いました。
言ってもらえなくても書くんですけど、言ってもらえたら嬉しいよねっていう。
「うまいね」よりも「好きだよ」の方が嬉しいというのはよく言われる話だしね!
気が向いたら、また140文字で何か書きたいなーと思います。
aka
悪い顔は描くのが楽しい
遊木です。
原稿の息抜きにブログをば。
現在漫画制作ドキュメンタリーPの原稿の続きをやっています。
ようやく盛り上がりっぽいところに入ったので、ちょっと速度が上がりました。
そして、今回も例のごとく主人公(っぽいの)が表情豊かじゃないので、主人公じゃない2人が出ている場面の方が、ペン入れ楽しい…。

今回の話は、エンターテイメント性を全然考えていない超自己満漫画ですが、実はそっちの方がセリフを考えるのが面白かったりします。なんかもう開き直って、キャラに好き勝手語らせられる←
と言いつつ、脳内では次描きたいヤツの設定考えています。
大学3、4年頃に描いて投稿した漫画を、ちゃんと描き直したいなぁと。結構設定を深く考えていたような気がするので、長編用にリメイクしてサイトで連載していければと思ってます。
この前その原稿を引っ張り出して読んだのですが、いや、これがまた絵が下手過ぎて笑うレベルでした。
これ投稿したのか自分すげぇ、と振り返ると、まぁあれがその時の本気だったのだろうとは思います。でも、普段は自分が成長してるのかなんて全然わからないから、過去の作品を見るとちょっと楽しいし、なんとなくやる気がわきます。
やっぱり、勉強でも絵でも漫画でも、やった分だけ、描いた分だけ前進するんだなぁと。
でも成長の速度をあげるには、ただやるだけじゃなくて、一筆一筆何かを考えたり感じながらやる必要があると思いました。この線って、引く意味あんのかなぁみたいな。
描いてるときって無心になりがちだったから、ちょっとこれからはいろんなことを意識して作業をしてみよう。
そして早くペン入れを脱出したい…!
aki
原稿の息抜きにブログをば。
現在漫画制作ドキュメンタリーPの原稿の続きをやっています。
ようやく盛り上がりっぽいところに入ったので、ちょっと速度が上がりました。
そして、今回も例のごとく主人公(っぽいの)が表情豊かじゃないので、主人公じゃない2人が出ている場面の方が、ペン入れ楽しい…。

今回の話は、エンターテイメント性を全然考えていない超自己満漫画ですが、実はそっちの方がセリフを考えるのが面白かったりします。なんかもう開き直って、キャラに好き勝手語らせられる←
と言いつつ、脳内では次描きたいヤツの設定考えています。
大学3、4年頃に描いて投稿した漫画を、ちゃんと描き直したいなぁと。結構設定を深く考えていたような気がするので、長編用にリメイクしてサイトで連載していければと思ってます。
この前その原稿を引っ張り出して読んだのですが、いや、これがまた絵が下手過ぎて笑うレベルでした。
これ投稿したのか自分すげぇ、と振り返ると、まぁあれがその時の本気だったのだろうとは思います。でも、普段は自分が成長してるのかなんて全然わからないから、過去の作品を見るとちょっと楽しいし、なんとなくやる気がわきます。
やっぱり、勉強でも絵でも漫画でも、やった分だけ、描いた分だけ前進するんだなぁと。
でも成長の速度をあげるには、ただやるだけじゃなくて、一筆一筆何かを考えたり感じながらやる必要があると思いました。この線って、引く意味あんのかなぁみたいな。
描いてるときって無心になりがちだったから、ちょっとこれからはいろんなことを意識して作業をしてみよう。
そして早くペン入れを脱出したい…!
aki