青蓮寺湖畔道路を走り、弁天橋手前で左に折れ布生方面に向かう。
見おろす湖が渓流に変わるとすぐに百々地区の入り口だ。布生方面に向かう県道は直進だが、百々地区に向かうため右折する。
青蓮寺湖から布生方面に向かうこのルートは、ロードトレーニングコースで終業後に良く走っていたが、百々地区に入るのは名張に30余年住んでいるが、今回が初めてだ。
百々地区は大きな集落ではないので、すぐ林道に入る。道沿いは渓流が途絶えることはなく、淵沿いで脚を止めると必ず魚影が見える。キャンプ場があったのか、バンガローの廃屋も見えた。
むき出しの柱状節理、大きな岩塊、浸食された谷を渓流が流れるのが、室生火山群に含まれるこのあたりの峠道の特徴だ。
布生に向けて緩やかに勾配を上げていく気持ちの良い道だ。大きな三差路に出合いGPSで先を確認してみたが、右折先は行き止まりだった。
ここからほどなく布生の見慣れた風景に合流し、つつじが丘団地の裏手に回りこむ。天空の住宅団地を一気に下り切り、街に戻った