四万十川キャンプ場に車を置き、町中に走り出す。
自転車が走る右岸道路から、大きく広がった河口が海に向けて緩やかに離れていく。河岸の草原にはアザミがきれいに咲いていた。
海岸寄りを走れるように、半島を時計回りに走ることにする。国道321号からそれると、山中の道は一気に細くなる。“遍路みち”の手書きの道標があちこちに立っている。
海が見える道に出ると対向2車線の道が続き、あまり面白い道ではない。
足摺岬直前に道が細くなるが、すぐに開け足摺岬入り口だ。
車の人、単車の人、お遍路さん、日本語、外国語、入り乱れた観光地だ。
ベンチでおにぎりを食べ、早々に出発することにする。
車通りのある道をサイクリングするのは久しぶりで、あまり面白味のない自転車行になったが、海は広いな大きいなと、ず~っと視線を遠くに向けた1日だった。
四万十市に戻り、2日分の汗を銭湯で流した。
ちなみにやけど、中村温泉のお湯は熱く、また、アパートの部屋には空きがあるらしい。