青蓮寺トレイルと勝手に名付けたが、自宅から青蓮寺林道を経由し赤目四十八滝まで歩いた。


 自宅を出発し、間もなく名張川にかる沈下橋を渡り、青蓮寺ダムまで登っていく。青蓮寺ダム堤頂を渡り、青蓮寺ぶどう園前の桜の古木の下を通り抜ける。桜の丸い葉が幾重にも重なり、木漏れ日が優しく揺れている。

 

 

 集落の裏手に進み田んぼの真ん中を歩いていくと、県道は知らないうちに林道になっている。杉木立の中を登り、B-29爆撃機墜落の慰霊碑を通り過ぎるまで登り続ける。

 

 勾配も落着き、てくてく歩き続ける。再び路面が舗装に変わると今井林道との合流点だ。


 よわよわしいセミの声を聴きながら出合茶屋から赤目四十八滝に入る。

 

 水族館側の遊歩道は渓流と分離されているが、出合茶屋側は渓流まで降りていくので、渓流に手を浸し放題だ。陽光が淵に差し込み、うっとり見とれてしまうほど美しい。

 

 

 遊歩道を抜けると、ちょうど赤目駅行バスの時間だったのでそのまま乗り、名張行電車に乗り継ぎ、本日の歩き旅は終了した。・・・と思ったら、名張駅から自宅までのバスが1時間以上なかったので、追加で40分歩くことになった。