
【前篇】より続く。
渡った先は…
なんだかとりとめのない、耕作放棄地とおぼしき土地だった。
振り返りで正対。
わたくしの構えが斜めっているだけなのだが、こころなしか橋も傾いているように見える。
もしかしたら、利用者がいなくなって
近年はメンテされてないのかも?
が、元来個々の部材はシンプルながらも、
それなりにしっかりとした吊り橋。
設置者は誰なんだろう?個人架橋?
とか考えながらの、左岸上流側からの全景。
続いて左岸下流側より。
コントラストがきつすぎて、こんなんしか撮れない~。
渡り返して右岸側(集落側)へ。
ここの雰囲気、いいな。
実は、今さらあるものに気づいて戻ってきたのだが、
これ、対岸にも似たようなものが見える。状況的には旧橋の橋台か?
コンクリートで固められていて、見た感じ最大限古くても戦後のものだとは思うが。
これに乗って、改めてよく見ると…
横桁、けっこうボロボロっぽいな(汗)。
やはり、
状態の悪化が進んでいそうな感じだ。
まあ、まだしばらくは大丈夫だろうが、
あの下野橋のように、流失(撤去かもしれんけど)してしまう可能性もなくはなくなくない?(意味不明)
下流側よりサイドアングル。
うん、密やかなのにアプローチ容易な、素敵吊り橋。イイもの見つけた。
最後に、見下ろしアングル。
大満足で撤収。
すぐに視界は開けて、
結局あの道からまっすぐの位置だった。
以上。
2022年9月11日、滋賀県湖東~湖北徘徊。この日のネタは初めてか。
気になっていた物件、シバキ残し物件を回ったこの日、今宵ご紹介する物件も、航空写真で見つけて以来気になっていた物件だった。
予告篇で使ったこれ。
杉野川に架かる貧弱な橋がはっきりと写っているが、電子地図や地理院地図にもそれは描かれていない。かねてから、これは「アレ」じゃないか…?と睨んでいたのだが、この日訪問が叶った次第。
つうわけで、まずはこれ。
ここは長浜市木之本町音羽地内。現在地こちら。
集落内へ向かう左方向に対し、直進する道はこれまたなぜか電子地図にも地理院地図にも描かれていない。そこまで真新しい道にも見えないが…。
その「載ってない道」を下っていくと、
丁字路がある。
そこで右方向を見ると、
橋が見えた。
今宵のお題の橋ではないが、この橋もどんなのか気にはなっていたので接近。
ごく普通の橋だったが、せっかくなので載せておこう。お名前は音羽橋、昭和63年3月竣工とあった。
…で。あの橋はどこだっけ?
見つけたのは以前のことで、細かいことは忘れている。ただこの付近だという情報だけを脳裏に残してきた。
さて、改めて周囲を見回してみると…
どうもあの奥が怪しいなと。
方角的にもたぶんコッチだし…と藪に分け入ってみれば、
ビンゴ!道だ。
そこからはもう、
あっけなかった。
じゃーーん。
アッターー!
非常に小ぶりではあるけど、
予感は的中、やっぱり吊り橋だ!
これは嬉しい発見。狭い滋賀県、これまでに県内の吊り橋は全て把握しているつもりで、未知のものなんてないと思っていたが、ここにこうして見つけた!ちょっとロマンあるなあ(笑)。
もちろん地域の方はご存じだろうが、業界的にはネット初じゃないだろうか。…まあ、小ネタっすけどね。
こうして見つけた吊り橋、
ヤレ具合も実にいいじゃないの。
お約束、橋上での足下ショット。
決して廃橋ではない。最低限のメンテナンスはされているが、使用頻度はかなり少なそうな、そんな印象だ。
橋上から望む、
杉野川・上流側。
そしてこちら、
下流側。人里近くであるのに、こうして見るとけっこうな秘境に見えるなあ。
さて、では、
対岸へ…。
【後篇】に続く。
昨日2023年2月16日、これまでよりもちょいと遠方へとお出かけ。メインの行き先は、埼玉県行田(ぎょうだ)市、群馬県とも接する県北の街。早朝に仮住まいを出て20時半に帰還という、長い一日だった。
ピンとくる人にはピンとくるこの地名、行田を含めて埼玉県北東部付近には、わたくしの大好物である昭和初期のコンクリート橋、古レール製のアーチ橋、そして明治の煉瓦製樋門・樋管など垂涎の物件が大量に現存しており、その様々な意匠とともに、愛好家としては「聖地」と呼んでいいエリアではないかと思う。
このエリアの偉大なる「導きの書」たる存在がフカダソフトさんの「きまぐれ旅写真館」内コンテンツであり、今回も全面的にフカダソフトさんの情報を参照しながら訪ねたい物件をピックアップした。改めて御礼申し上げる次第。
物件数が膨大なので、当初はレンタカーで回ることを考えていたが、細かい物件が多くて小回りも利かないし駐車場所にも困るので、今回はレンタサイクルにて。特に訪ねたい物件の分布が多い行田周辺(一部鴻巣市)に絞り、樋門・樋管も割愛、ひたすら橋!橋!橋!でそれらを巡っていくという、過去に鎌倉徘徊や佐賀の橋巡り(1回目、2回目)でもやった手法だ。
が、エリア的には今回のほうがだいぶ広い。結果、チャリ乗車時間約7時間の長丁場(当社比)となった。
レンタサイクルは、JR行田駅前の観光協会で借りた。9時半オープンとなっていたが、途中ラッシュを避けたいので8時半すぎには行田に着き、カフェでゆっくりしてから、というゆとりプラン。が、着いてみればカフェは定休日、観光協会はなぜか10時オープンとか、ちょ待ってちょ待って~。
一切暖をとれるようなお店もスペースもなく、この間キツかった~。最終的には、体を温めるためだけに歩きに出た先のローソンのイートインに救われた。
自転車は無変速のママチャリタイプだったが、ほぼ平坦地のエリアだから問題はなし。まずは以下ダイジェスト。
同じような写真ばっかりになってもアレなので、このダイジェストだけだと淡白だが(そうでもない?)、まあ濃厚。「聖地」のクオリティを堪能した。
でも、これは下調べ段階からわかっていたことだが、こうした物件はここ「聖地」でもやはりどんどんその数を減らしていっている。フカダソフトさんの記録はおおむね2000年代初頭~2011/12年くらいにかけてなのかと見受けられるが、場所を調べた段階ですでに架け替えられていた橋も片手では足りなかった。なので、2023年現在に生き延びているオールドタイマーたちを少しでも多く記録する、そんな気持ちで臨んだ。
返却は、秩父鉄道行田市駅にほど近い「ぶらっと♪ぎょうだ」。冬時間で返却時間が16時までのところ、ここだけ1時間遅く17時までOKだったし、ルート上もそれが便利だったのでそうしたが、まあまあギリギリになってしまった。そしてまた、ここから仮住まいまでの遠いこと。3時間近くかかってご帰宅(笑)。長い一日だった~。
記事にしたいものはてんこ盛りだが、はてさて。










































