追憶の下野橋 (滋賀県長浜市木之本町大見) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第十一弾。

 

2012年4月5日の湖西~湖北徘徊で訪ねた橋をご紹介。この日のネタで記事にしているのは、安曇川大橋旧、旧々上ノ瀬橋雨谷橋保坂のカルバート北川橋。時系列では北川橋の次になる。

 

 

 

タメなく、こちら。

はい、吊り橋であります!場所コチラ

 

 

 

 

 

 

シンプルさが好ましいこの吊り橋、

どうやら主塔も含めて木製のようだ。

 

 

 

 

 

 

真新しく見えるその主塔に刻まれたお名前は、

「下野橋」。

 

 

 

 

 

 

注目すべきはコチラ。

平成八年九月吉日「再建」

 

これは…流失したか老朽化したか、何らかの理由で架け直されたってことか。これは…せつない。記事タイトルで「察し」となるだろうが。

 

 

 

 

 

 

そしてお約束(謎)、拝みアングル。

ふむ、床版の下にはなんもなし、と。踏み抜いたらアウトなやつですな。

 

 

 

 

 

 

まあでも、

大丈夫そうだ。

 

 

 

 

 

 

当時のわたくし、ろくすっぽ撮影もせず渡っちゃってまして、

いきなり対岸から。

 

まあまあの水勢で流れる高時川。以前この橋がもし流失する事態になったのなら、その水位は左手の方に見える家屋たちもかなりヤバいことになったと思う…。

 

 

 

 

 

 

渡った先には畑しかなさそうに見えた。まあ生活の橋ってことになるんだろう。なので、すぐに撤収した。

 

 

ここで改めて指摘しておきたい、この橋の特徴。

 

これ、普通に立って撮影したものだが…わかるだろうか?それは…

メインケーブルの位置が…低すぎじゃないかね?

 

 

 

 

 

 

一番低い中央部分とか、

完全にヒザ下(汗)。これはちょっと怖い。

 

 

 

 

 

 

さて、まことに残念ながらこの橋、数年前に無くなってしまったようだ(2018年3月に訪問された「うさ★ネコサンド」さんの記事参照)。

 

これまた流失したのか、あるいは無用となり撤去されたのか。詳細は不明なんだが、「再建」と刻まれて丁寧に仕上げられたあの主塔を思い出すと、なんだかせつない気持ちになる。

 

 

その後再建(再々建)されたのかどうかも知らないが、どなたか現状をご存じないかな?(チラッ

 

 

 

以上。