で、今回紹介するのは
安曇川大橋の44分後に見つけたコレ。
なんか知らんが急にヤフゥ~地図が貼れなくなってたので、リンクだけ。場所はコチラ。
右に見えるは国道303号線が石田川を渡る上ノ瀬橋。福井県方向を見ている。そしてノートさんがいるのは…明らかな旧道、旧橋の遺構、その前。
こんな感じになっております。
右カーブしながらの橋への進入。側壁に色鮮やかに残る警告矢印がグッとくる。
対岸も即左カーブと、確かに線形は悪い。確かにコレは線形改良の対象となったのも頷ける。
ちなみに、国道303号線の路線改良にまつわる記事も過去に少々書いてきた。寒風トンネル旧廃道と、目下最新の改良区間である海老坂トンネル旧道がそれで、この場所から1km少々福井県側へ進めば海老坂トンネル、という位置である。
残念ながら橋梁は撤去済み。親柱なども現存しておらず、ご覧のように両岸の橋台が残るのみ。コレが旧・上ノ瀬橋の遺構なのだろう。
で…不覚にも、まだ気づいてなかった。
最初の写真を見ても一目瞭然なのに。
ふと右見たら、
(´゚ω゚):;*.:;ブッ
ナニコレー!完全に親柱やんかいさー!なんで今まで気づかんかった!?
状況的に、旧々橋の親柱ということになると思われるコイツ。
旧橋と現道の間に、控えめに…しかしハッキリと在った。
シンプルながらも持ち送りの意匠が施されたそのデザイン。
しかし残念ながら、2本ともに銘板は失われており、情報は得られなかった。
それを言うなら旧橋にもなんら文字情報はなかったわけで、この名称も現道の橋からの推測に過ぎないわけやけど。
その現橋。銘板によると
1997年3月の竣工となっている。
先代はこの頃まで現役だったわけだが、先々代はいつごろの架橋だったのだろうか?親柱の意匠を見るに、昭和初期…下手したら大正橋梁だったかもな…。
此岸には
石積み橋台もが美しく残っていたが、
対岸には痕跡がない。
どうやら旧橋を架ける段階で失われてしまったような感じ…。
【後篇】では対岸の様子を。
分けるほどのネタでもないんですが、体力的に…(笑)。