STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第十二弾。
2017年7月23日、ダホンちゃんで近場を徘徊した際に見つけたネタをご紹介。好きな感じのやつだ(笑)。
まずはこの写真。
あの遥か彼方から走ってきたのを振り返ってるのだが、
同じ場所で向き直ると…
あは~ん(笑)。 場所はコチラ。
思いっきりブッタギレた道路の先には田んぼが広がり、
その先には…
日清食品…ぢゃなくて
幅広の堂々たる橋だけができ上がってる!
あそこへ行くのに通るのは、
この畦道(笑)。一枚目写真との落差がエグイ。
これは間違いなく未成道路。土地の取得ができてないのか、計画自体がなくなったのか。いや、「100m先工事中」ってことは着々と進行中?
ということで橋のそばまで来てみると、
「工事中」なのは川べりの市道であることが判明。この未成道路自体の工事じゃなかった。
さて、この橋だ。
歩道部、広っ。仮設か?
橋だけができ上がってて、道路との擦り付けさえ為されてないとか、完全に未供用橋だ。完成はしてると思うのだが、銘板が見当たらないのでお名前とかわからない。もっとなにか情報が欲しい…。
なので、サイドアングルを見てみた。
まったくもって近代的なコンクリート桁橋…って、銘板あった!
どれどれ。
うーん、2004年3月というお誕生日は判明したが、お名前は書かれてなかった。残念…。
橋上から望む下流側。
川の名は葉山川という。向こうに見えるは国道1号と新幹線。
こちら下流側。
工事中と書かれていたのはこの両岸の市道のことだった。実際作業されてる方がおられた。
橋の先もまた道はなく、
このような不自然な迂回路へ誘導される。
んで、既設っぽい細道に接続し、
本来の葉山川堤っぽい堤防上へと。
その堤防上から望む、
道路があるべき場所と未供用橋、そしてさらに向こうには例のブッタギレ地点。
調べてみたところ、平成23年9月に栗東市建設部都市計画課によって作成された、「栗東市都市計画道路見直し方針」という資料を発見。
それによるとこの未成道路は、市道青地新田坊袋線の未整備区間。「道路の整備状況や地域のまちづくりとの整合性を考慮すべき路線」という、まさにお役所表現の典型みたいなカテゴライズがされており、いろいろ書いてあったのだが、結果よくわからなかった(爆)。でも意外なことに、計画がなくなったわけではないようだ。
いや~、でもなあ。下の航空写真モードで見ていただくとわかると思うが、ちゃんと橋の前後に道路が造られたとして、こんなところに国道1号の流れを阻害するような新たな交差点を造るとは到底思えないんだが?
どうすんだろう。
あ、そうか、「道路の整備状況や地域のまちづくりとの整合性を考慮」するんですな(笑)。
なんだかんだで、できる気がしないこの道路。
この立派な橋が、持ち前のスペックを遺憾なく発揮する日は来るんだろうか?と思いながら、現場を後にした。
この後の徘徊で見つけたのが、上鈎の陸閘付き橋二題。
以上。