2012年4月29日、富山遠征第1日目。この日のネタで記事にしているのは、新蔵原トンネル、医王トンネル、麻生谷橋、新山の神トンネル、その旧道と山の神隧道、Tダム工事用道路点描、楢尾トンネル、栃折隧道。
…と、これを書いて初めて気づいた。今宵のネタのすぐ後に訪ねた新蔵原トンネルを、ほぼ同様のテイストで記事にしてしまってたことに。でも、今さらネタ選定し直すのはめんどすぎるので、このままやることに(笑)。
というわけで(どういうわけ?)、
富山県道42号小矢部福光線を南下、
小矢部市から南砺市に…入ったところでストップ。ここにこの日最初のターゲットがあったのだが…いささか早く到着しすぎた~。時刻は4時14分、現在地はこちら。
案内するものとて何ひとつないが、まさにこの南砺市のカントリーサインの場所に、右折する道がある。
そこにあるのが…
いや、これでも大幅に明度上げてるんですよ。以下の写真も同様に。
これはこれは、いやはや…。
迫力あるねぇ!そこらの心スポなんかより全然!扁額もないが(いや、暗くてわからなかっただけか?)、これが蔵原隧道。
洞内に銘板はあったが、
災害防除工事のものだった。昭和三十年三月竣功とあり、この時点でまあまあ古い。上部には「県道金澤城端線」という当時の路線名が刻まれている。
ちなみに、本隧道は文字通り新蔵原トンネルの旧隧道であるが、新蔵原トンネルの所在路線名は国道304号である。
車のハイビームを受けて、
セルフ・ブロッケン現象。
当時、この隧道はまだ現役だったはずだが、いやいや…
無照明か。なんだこの暗さときたら。
…まあそれを言うなら、我がマグライトの暗さこそ驚愕かもな。
ちなみに、「道路トンネル大鑑」によれば昭和18年完成、延長120.0m、幅員4.0m、限界高4.5m…なのだが、実は明治の地形図には、すでにこの場所に隧道が描かれている。ということはこの隧道、富山県屈指の古洞…少なくない確率で現存最古の隧道かもしれない。
昭和18年は、なんらかの改修を受けたタイミングで、そのわずか12年後に、早くも災害防除工事を受けたということか。
さすがに、極貧闇黒マグライトで探索する気にもなれない。車で洞内進入。
120.0mの先には、そのままスノーシェッドが接続していた。
これがまたねえ…
醸してるわ~。
不思議なもので(って言うのもアレだが)、
あってもおかしくなさそうなDQNによる落書きのたぐいは一切なかった。ありがたいことだ。
抜けてそのまま新蔵原トンネルへ向かい、また戻ってきた際に撮った、スノーシェッド坑口。
いやほんと、ちょっとばかし早く着きすぎたな~。ここは明るくなってから見たかった。
現在では通行止めとなり、廃化している蔵原隧道。いつごろに閉じられたのかは不明だが、2016年春にはすでに通行止め措置がなされているのを同業者様のブログで確認できた。
なにぶん、全篇闇黒写真だった本記事。ぜひストビューで、現況や往時の見え方もチェックしてみていただきたい。
冒頭の写真と同位置あたりから、お楽しみください。
以上。









