2012年4月30日、初の富山遠征2日目。朝イチにやってきたこの日最初のメインターゲットをご紹介。とか言いつつも消化不良感が半端ないヤツだが、まあ記録ということで。
この日のネタは結構記事にしてる。時系列で千垣トンネルと千垣隧道、この記事から始まる大川寺ホットスポット四連発、大山の人車軌道隧道、熊野川第二発電所の吊り橋、第一次のニコイ、そして夕暮れ間近の神原隧道関連。
いきなりコチラ。
もはや場所も定かでないが、たぶんこのあたりのはず…。
こう見えてもこの道、富山県道378号松倉宮路線のはず。そして今から目指す隧道も、県道隧道のはずなんだが…そこを分け入るとか、こんなん予習してなきゃ絶対わからんわ。
時刻は、まだ5時26分。
お目覚めのプーさんとかがいても不思議ではないが、当時はそんなん考えもしなかったなあ~(遠い目)。
県道感は皆無なのだが、
分け入ること6分…
見えた。
オーラが凄いぞ。
ネットで見たことあるこのお姿、
何の装飾も情報もない無愛想なコンクリートポータル。業界内知名度やたらと高い、座主坊(ざしゅぼう)隧道、宮路側の坑口である。
その洞内は、
エライことになっているというのは業界内のジョーシキ(笑)だった。
なのに、何の準備もなく、長靴いっちょでやってきた愚かなわたくし、
行けるとこまで行ってみようとして、
たしか、ものの数歩で
「もうアカーン」状態になった記憶がある(笑)。
ここまでなんともならんとは、不覚…。
この年の夏、先輩方(険酷隧さん、よととさん、ピカさん)がウェーダー着用でここを攻略され、閉塞地点まで到達されている。さらに、反対側の松倉側坑口からも閉塞地点まで到達、めでたく「座主坊コンプリート」を達成されている。よととさんの記事コチラ。
よととさんの記事を見ると、内部はもっと広くなっているようなのだが、
ただでさえ小さい上にけっこう埋まっているので、開口部から受ける印象はマジ小さく、とても車道隧道とは思えない。
それはもちろん、アプローチも含めて。
水路隧道と言われた方がしっくりくる感じだ。
わたくしは松倉側へと回ることもなく、
たった数歩進入しただけで敗走。なんという中途半端野郎なんだ…(笑)。
…というお恥ずかしい記録。古ネタ投棄の一環として、記事にしておく次第である。
以上。