2012年4月30日、初の富山遠征2日目も夕暮れ近く。もうかなり前から岐阜県に入っている。今夜の内には滋賀まで帰らなければならないのだが、最後のターゲットとしてやってきた物件をご紹介。
まずはこれ。
岐阜県道75号神岡河合線、神原トンネル西側坑口。
現在地コチラ。
銘板によると、
1990年10月完成と。それにしてもこの色の銘板、なかなか珍しい。
で、ここから振り返った景が、
予告篇のコレである。
現場では、このような感じになっとります。
すぐ上に、もういっちょヘアピンが見えている。
これはもちろん、このトンネル完成前の旧道。つまりはつづれ折りのヘアピンから新道路を伸ばしたためにこうなっているのだが、この線形の旧道って萌えません?(笑)
この日最後のターゲットは、
この旧道にある。
時間もないので、
さっそく向かった。
いや~、これは
素敵な廃景やね~。
つづら折りを立ち上がった旧道は、
改めて、峠を目指す。
ほどなくして、
路肩には古めかしい石積み土留めも登場。右側はけっこう現道に削られたっぽい。
そして、現トンネルの脇を過ぎて、
早くも、キタっぽい。
が、
手前に、何か…?
ターゲットはもう見えてるんだけども、その手前にあったのは、
「岐阜県道472号月ヶ瀬神岡線」のヘキサ。
念のために再度書いておくと、現道の路線名は「岐阜県道75号神岡河合線」。つまりこれは、この道のかつての路線名でのヘキサが現存してるってことか?これは凄い!
「月ヶ瀬」ってどこなんだろうか。ちなみに現在、ウィキ先生で「岐阜県の県道一覧」を見てみると、472号は「欠番」と書かれている。
さて次回、いよいよ隧道へ…?