2012年4月30日、初の富山遠征2日目。ちなみに初日分で記事にしたのは、訪ねた順に新蔵原トンネル、新山の神トンネル、そして楢尾トンネル。この2日目分の記事としては、今回のブツの1時間ちょい前に行った大山の人車軌道隧道、そして3時間50分後のニコイを、ついでにお楽しみくださいまし。
富山県道184号河内花輪線を北上中に見えてしまった、こんなシーン。
おおーこの遠征で初の現役吊り橋!
しかも、ちょっと変わってるなアレ。これはチェックしないと!
場所はコチラ。
というわけで、県道から外れて回り込んできました~。
うむ、なかなか!桁橋と吊り橋のハイブリッド。
桁橋は堂々の5径間、しかも鉄道の避溢橋よろしく、
すべて地面の上!
というわけで
こうやってここまで歩いてきて、吊り橋部もゆっくり鑑賞できる。
こういう視点でじっくり見られる吊り橋も、これまたレアかもな~。まあ増水したらここにも水が来るんやろうけど。
というわけで、渡り始めたけど…
桁橋から吊り橋への変節点で通行止め。
つまり…
こういうこと。
この吊り橋、北陸電力の保守用橋だったんである。何を保守するかといえば…2枚上の写真に写っておるぞよ(笑)。まあそれはもう少し後に…。
燦然と輝く…
0.3t制限標識。
これまた、なかなか。まあ…0.1t制限には負けるけどな!
床板は木製。あ~渡りたいな~。けどまあコレはさすがに入れないわ。断念・残念。
さて、こんな厳重に封鎖して何を保守しているかといえば…さっきの写真で何が見えた?
渡った先、左正面に白い建家。あれが北陸電力の熊野川第二発電所。そして、それだけではない。…気づきましたかね~。
渡って右正面の…上方。
うえ~い!水路隧道キター!
わかりにくいが、石ポータルのなかなか重厚な面構え。ああー接近したーい。
これは角度を変えて。
実によろしい。
でも、熊野川にストレートで落ちてるってことは、余水吐隧道ってこと?いまいち発電所関連に弱いわたくし(笑)。
あきらめて撤収。
今気づいたけど(笑)、真ん中の橋脚がアンカーレイジを兼用してる!いや、面白いね~!
日の出とともに動き出した遠征2日目も、はや11時をまわった。移動再開!
以上、完結。