瀧トンネル (奈良県吉野郡上北山村河合) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2010年2月21日、第六次三重県遠征~この趣味で初の奈良へのアプローチとして初走行した酷道425号線。

今宵ご紹介するのは、三重県から奈良県に入ってほどなく、以前記事にした坂場トンネルから数えて5本目のトンネル。素晴らしいオプションを持つ物件である。

 

 

 

尾鷲側ポータル。

今回、タテ写真が多くなっております。場所はコチラ

 

 

 

 

尾鷲側扁額。

汚れていて、ちょっと見にくい。

 

 

 

 

 

延長は34mと短く、洞内写真はなし。

こちらが坂本ダム側ポータル。まあ無骨なコンクリートトンネルだ。

 

 

 

 

 

こっち側の扁額はクリアに視認できる状態。

この「井」をマルで囲んだ紋章をあしらったデザインは、先の坂場トンネルや以前ご紹介した今は亡き山辺トンネルを含む坂本ダムまでの9本のトンネルのうち坂下隧道を除く8本に共通であり、さらには尾鷲~坂本ダム間のほぼすべての橋銘板も同様。

 

これが何のマークなのか、わかる方に教えていただきたい。

 

 

 

 

さて、このトンネルの素晴らしいオプションとは…

抜けた先にある、大きな滝。トンネル名称も間違いなくこの滝から来ていると思われる。その名も「カクレ滝」。

 

 

 

 

 

けっこうな国道至近に落ちるこの直瀑、道路から少し登るだけで

直下まで行けてしまうのだ~。

 

 

 

 

 

振り返れば、

国道までの距離はこんなもん。大雨が降った後とか、ドエライことになりそう。怖いけど通ってみたい気もするが、まあまず普通に通行止めでしょうな、この区間は(笑)。

 

 

 

 

 

この日は、我が蒼い弾丸号の実質ラストラン。

瀧トンネルをバックにカクレ滝直下で撮ったこの写真が、いい記念撮影になりましたとさ。

 

 

 

 

 

この後のネタで記事にしているのは、サンギリトンネル追憶の熊交バス入之波大橋