今宵ご紹介するのは、この界隈に出かける人なら、けっこう知られているところだと思う。時系列では越路隧道と楊枝川の吊り橋の間、通りすがりに目を奪われた物件の、2010年春当時の姿。
それは…コチラ
ではないけれども(笑)。
流しそうめんパーチーはもう終わったというのに、「流しそうめん白見」。「シカサシ」の四文字がイカス。残念ながら営業時間外だったようで…(ヲイ)
この「廃流しそうめん」をちょいと引きで見ると、
こう。隣りには滝が見える。
この滝の名前が、
「白見の滝」という。
えっ?エライ至近距離で滝と正対してるな~って?(白々しい…白見だけに)
いや~、ようやく本題(笑)。こうなっております!
滝の真下には、小ぶりなコンクリートアーチ橋が!
一説には国道旧道の橋とも言われていて、確証はないがたぶんそうじゃないだろうか。ちなみに国道169号の現道は、右端のガードレールの外側を走っている。
遠目にはまともに見える橋だが…
あはーん。
穴ぁ開いとるし!
いやいや、
幅員全部、落ちとるし!
滝つぼまで透かして見えて~
滝見橋すぎる~(謎)。
旧国道の橋だったとしても、滝見橋として整備し直されたような感じで、
橋上にある四つの巨石はベンチ代りだったんだと思う。あそこに座って、ゆったりと正面に滝を見上げて。なかなかいいスポットだったはずだが…。
この橋、見た目以上に、死んでいた。
最後に気づいてしまったが、
アーチの根元がえぐれて、ほぼ浮いてる状態。
これは完全にアカンやつ。もちろん人ひとり乗ったくらいでどうこうなるとは思えないが、かなり危険であることは間違いない状態だった。
なんでこんなことになってるのか、この時には知る由もなかったのだが、翌年には図らずもその理由を目にすることになった…テレビで。
…と、ここまでが2010年春の記録。
それから7年…橋は
まだ生きていた。が。
【2017初夏篇】に続く。