越路隧道(廃) 【前篇】 (和歌山県新宮市新宮~南檜杖)  | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2010年3月20日、この趣味では初めて和歌山県へ到達した。和歌山県新宮市。雄大な熊野川を挟んで、三重県と接する町。思えば遠くへ来たもんだ~。
 
 
この趣味において、新宮といえばココは外せない!というわけで、まさにこの物件を目指して南へ、南へとやってきたのだ、滋賀くんだりから(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
国道168号線、「越路トンネル東」交差点。ご覧のように新旧のトンネルが並列している。向かって右が旧道、昭和39年製越路隧道。左が新道、この時点では供用開始されたばかりだった平成20年製の新越路トンネルだ。
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両坑口の上を横切る道があるのが見えるだろうか。あれこそが、旧々道、そしてその先こそが我が求めし目的の地。すなわち、初代・越路隧道。この交差点を左折するのだ。
 
 
 
 
 
 
左折してほどなく現れる、いい感じの橋。「左指ヶ鼻橋」という。
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川の名は「射矢谷川」。どっちも、実にいい名前だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
この先、残念なことに当時の自分はロクにこのたおやかな旧々道の姿を撮影していない。バカバカ!
唯一撮影したのがコレ。帰りなので、ノートさんの向きが逆だけど。
 
 
 
 
 
実にイイじゃないですか~、このカーブ。
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紀伊半島縦断最重要路線のひとつ、R168。かつては奈良から新宮まで、ずっとこんな道が続いていたのだろうとか想像すると…はなぢが。
 
 
 
 
 
 
そして、昨日ご紹介したコレが、この地図上のマークした場所。ここを境に、旧々道はダートに。そして廃色が俄然濃厚となる。にしても、隧道から新宮市街へ至る旧々道の線形、めっちゃ萌えませんか~?
 
 
ここにノートさんを停めて、この先は徒歩で様子を見に行った。エライ今回は慎重なのね?とか思う方もいるかもだが、なにしろ納車後1週間しか経ってなかったのでね(爆)。
 
 
 
 
 
 
そして、それはすぐに現れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
初代・越路隧道。ヘタな写真で申し訳ないが。
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隧道確認!そして、ダートも許容範囲内!(当社比)
 
 
 
 
 
 
とくれば?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
当然、こうなる(笑)。
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よせばいいのに(爆)。
 
 
 
【後篇】に続く。