紀州鉱山・上川坑の遺構群【序】~Knockin'on heaven's door | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2010年3月20日、初めての紀伊半島南部徘徊において出会った予期せぬ(壮大なる)出会いのお話を、今回はしようと思う。まずはコチラを。
 
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左下の吊り橋とは、先日記事にしたコレのこと。そこから三重県道780号熊野川紀和線で東へほどなく、ひょろっと一本の道が北へと別れ、すぐにふっつりと消えている。そして消える手前にあるのは、まぎれもなく穴表記。ココがめっちゃ気になって、チェックにやってきたのだ。その過程で吊り橋を見つけた、という順序。
 
 
 
 
 
 
 
 
その謎の道の入り口だが…
 
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なかなか期待させるじゃねぇか。
 
超簡易ながらも断固とした通行止めのゲートが通せんぼ。けど、あくまで車両に対して、の話。これまた立入禁止とはどこにも書いていない。イイねぇ~!そそるね~!果たしてどんな穴が待ってるのか…。
 
 
さっそく進軍開始。(もちろん徒歩にて)
 
 
 
 
 
 
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荒れている様子は全然ない。ノートさんでも余裕で入ってこれそうな、イイ感じのフラットダート。
 
 
 
 
 
 
歩いている途中、後になるほど!と思い返すことになる、あるものを発見。
 
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これ…もしかして、枕木じゃねぇ!?犬釘もあるよ?
 
 
 
いやいやいや、まさか。まあ確かに枕木やろうけど、どっかから廃材利用で持ってきたんでしょ。
 
 
 
 
 
この時点で、まったくつながっていなかった。本来なら思い出しても良かったはずやけど、我が灰色の脳みそはまったくスパークせず(笑)。
 
 
 
 
 
 
そしてさらに進むと、大きく開けた場所に出た。
 
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この道はいったいなんだ?もうちょっとで穴のあるべき場所のはずやけど…。道は正面奥へと続いている。…ていうか、なんかあるよ?
 
 
あの、右奥…
 
 
 
 
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穴だーー!
 
目指す穴ではなさそうだが…コレ廃隧道なのか!?
 
 
 
 
 
しかし…
 
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すぐに封鎖されていた。いや、もとからこんな穴なのか?なんなんだ??
コレを見ても、なお我が脳みそはスパークせず。とりあえずは、当初の穴表記を目指そう…。
 
 
 
 
 
 
 
 
すぐに道は突き当たりっぽい場所へ。写真ではわかりにくいけど、
 
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すぐ見えた。そして震えた。…マジか…?
 
 
 
小屋の、右。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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あは~ん。
 
 
 
 
 
 
 
 
【1】へ続く。