【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ -24ページ目

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



コンビニのお弁当の容器が「底上げ」されていたり、飲料のパッケージが「フェイク柄」で中身を「盛って」いたりと(コンビニ側にも言い分はあるだろうが)、やはりあまり良い印象はない。

👤それじゃ「中身もだけど、『容器を売り』にして人気を得た商品はないものか?」と考えた私…。

☝️【プッチンプリン】

裏底の突起をプッチンと折って空気を入れると、キレイに盛り付け完了!寒天で固めているため厳密に言うとプリンの製法ではないが、そのネーミングの妙もあって、今なお人気商品である。

☝️【紐を引っ張ると温まる駅弁】

 



冷めても美味しい「駅弁」なら熱々ならもっと美味しいはず!とばかり、容器の紐を引っ張ると(詳しい理論は省略)、あら不思議…。次第に湯気が出てきて出来立てのお弁当の復活!

もちろんその容器の分価格はお高めだが、駅弁は電車の旅の楽しみでもあり、メニューの幅も増えました。
※飛行機の中で食べる「空弁」は「持ち込み厳禁」かも

☝️【ドリップコーヒー】

 



粉のコーヒーでは物足りない、かといってカフェに行くほどじゃない。そこで登場したのが小分けされた「カップに取り付けるドリップコーヒー」である。これなら格段に美味しいし香りもよろしい!
(ただしお湯を入れ過ぎて、テーブルに溢した経験をお持ちの方→ほぼ100%?)

☝️【そのまま火にかけて弾ける「ポップコーン」】

 



今もあるのかな?
そのままコンロにかけると、次第にパチパチと弾け出し、いい気になっているとビニール?も破れて大変な騒ぎになる。逆に途中で止めると、弾けきれない粒が固くて食べられず無駄になる(笑)

これを見てそのまま火にかけられる「鍋焼きうどん」を発明したなら、まさに日本のメーカーはさすがである!

☝️広い意味では、お湯を入れてそのまま食べられるカップ麺やカップ麺やカップ味噌汁も「容器」や「便宜性」を売っているとも言える。

お湯でふやかして、残ったお湯を捨てさせて、ソースと絡めて食べさせる。

おまけに焼いてもないのに「焼きそば」だと言い張る信念。まさにお見事である!

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👤思い出話になるが、私がスーパーを経営していた頃、何とか人気商品が欲しくて「大盛り298円弁当」を開発して、年間100万食を販売したことがある(単品3億円w)

 



この時は弁当容器を安くて薄いモノに替え、ご飯とおかずの仕切りを斜めにしてもらった。

お客さんがその弁当を片手で取ると、自動的に容器が折れ曲がって落としそうになる(@_@)

ビックリして両手で持ち直した時、そこで感じる「安心感」「重量感」。お米も自社で炊き、水分を多めに炊けば原価も下がるしお客さんの腹も満たす。『重さは価値』その価値を知ってもらうための薄い弁当容器。

「底上げ」するより「底下げ」して「値上げ」した方が売れると思うのは私だけ?

#パッケージの妙 
#馬子にも衣装

 

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昨年から連載が始まった~暮らし・生活・芸能の最新ニュースサイト『サイゾーウーマン』

☝️さて新年第2弾となる今回のテーマは、
【高級スーパーは今後どうなる?】と題して、
みなさん大好き「高級スーパー」の現状と今後について解説しました。

👤高級スーパーといえども、昨今の値上げや低価格競争の中、経営が盤石とまでは言えません。順調な「成城石井」や「紀ノ国屋」と苦戦している他の高級スーパーとの違いは「◯◯の差…?」等、新しい視点で書いてみました。

これからも毎月第2・第4金曜日に「スーパーの裏側」を紹介して行きます。おひまがありましたらぜひご覧になってくださいm(_ _)m

【記事リンク先】

 

 


#皆さまの閲覧が私のモチベーションです

 

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以前も福岡で「スーパーのレジ袋を使ってそのまま家庭ゴミが出せる」【レジ袋で家庭のゴミが捨てられたら…それが一番!】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ との記事を書きましたが、今回はそれ以降の動きをご紹介!

札幌市が普段「指定ゴミ袋」として販売している袋をスーパーで一枚ずつ販売し、買い物を持ち帰る時はその袋を使用し(何回でも繰り返して使い)、最後には家庭ゴミをその袋に入れて出すというもの。

☝️狙いはレジ袋の削減と「ゴミ袋」時代の削減にある。

 



【福岡市】の場合、この『レジ袋+ゴミ袋」の値段は、
10リットル袋→10円
15リットル袋→15円


【札幌市】は
10リットル袋→20円
20リットル袋→40円 である


👤「倍以上の値段か…(ー ー;)」
(良いことをしようとするのに、重箱の隅をつついてすいません🙏🏻)

スーパーやホームセンターで販売している「指定ゴミ袋」をスーパーでバラ売りして、それをレジ袋としても使える…、イオンなどで実証実験?

こりゃあんまり知恵を絞ってないような(^^;

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👤スーパーの立場から言わせてもらうと、

①「指定ゴミ袋」は2割ほどの販売手数料(儲け)がある。それをバラで売れってか?面倒くさいなぁ…

②見たところ「バーコード」が入ってないから、店で売ってるレジ袋とは別にひと手間掛かる?レジパートさんの仕事が増えるなぁ…。

③セルフレジが多いのに、「レジ袋」を何種類も置かなきゃならない(^^; 多分お客さんは無視すると思うなぁ…。店のレジ袋の方が安いんだもの!

『レジ袋が指定ゴミ袋になる』→お客様目線

『指定ゴミ袋をレジ袋として使える』→行政目線


☝️誰か市役所の人に教えてあげて〜(^_−)−☆

#福岡市の勝ち

 

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私の家から20分も車で走れば、リゾート地「八ヶ岳(やつがたけ)」に行くことができる。

バブル時代にはその中心にある『清里』は原宿並みの賑わいで、タレントショップやペンションが乱立した。住民も銀行から金を借りて様々なビジネスに乗り出し、「濡れ手で粟(あわ)」の人も多かった。

〜いまは昔〜
嵐のようなブームは一気に去り、田舎町は元の景色を取り戻したが、その頃の建物が手付かずのまま、今も「栄枯盛衰」を物語っている。

👥地域は代替わりを終え、県外からの移住者も増えてきた。このまま街が朽ちていくことは誰も望まない。

夏の八ヶ岳は気温も低く、爽やかな避暑地として最高だ。一方、一年の内3分の2は暖房が必要な寒冷地でもある。

夏の観光客は戻ってきたものの、冬場は商売にならない(><) なんとかせねば…!

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こうなりゃ「寒さ」を売りにしてやれ!とばかり、現地で『寒いほどお得フェア』が始まった。

☝️その日の気温で割引しようという試みである。
「寒けりゃ寒いほど値引する」という目からウロコの「逆張り戦略」である。

キャッチコピーは『寒い日がアツい!』これもちょっとウケる。

毎朝10時の気温を見て、その日の割引率が発表される。

 



【八ケ岳観光圏のレストランや店舗・観光施設・ホテル39社が、気温に応じ最大30%OFF‼️】

👤個人的な感想では、ほぼ毎日2〜30%の割引になる「寒さ」なのだが…(^^; 

まあそんなことは大した問題じゃない。

手作りのイベントスポンサーに「横浜タイヤ」が付いた!

『寒い→雪道は危ない→スタッドレスタイヤ履こう→横浜タイヤをよろしく!』という分かりやすくも有難い協賛であるm(_ _)m

☝️さて八ケ岳より寒い土地は日本中にたくさんあるはず。「やられた!」と思うより、乗っかってみてはいかがでしょうか?という田舎の話題でした(^_−)−☆

#寒いほどお得 
#3割引の日は大混雑

 

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👤私がまだスーパーの社長で羽ぶりが良かった頃の話である。

高級車を会社の経費(リース)で乗り回し、近所のガソリンスタンドにキーを預けて、電話一本で「ガソリン入れといてね!」「オイルやタイヤも時期が来たら交換ね」といい気なもんだった。

終いには
👤ガソリンって『ハイオク』以外にもあるの?

👤ガソリンが空になったから車買い替えるわ!

そのツケが回って今は(皆様ご存知の通り)日陰暮らしの私である_| ̄|○



☝️まあそんなことはさておき、ガソリンがそろそろリッター185円の最高値を記録しそうな雰囲気である。

これは「政府の補助金が減少することが主な原因」とのことだが、一般庶民、それも車がなければ生活できない人や、燃料価格が会社の経営を左右する方々にとっては死活問題である。

私が住む山梨県は、「フルーツ王国」を売りにして、ブドウや桃・さくらんぼ・スモモ等の果樹栽培が盛んな県である。そして意外や意外「いちご」のハウス栽培がさかんでもある。

果樹栽培には温度維持のために燃料をたくさん使う。そのため値上げをせざるを得ない農家が悲鳴をあげているというこのニュース。

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加えて私の友人には個人経営の「運送屋」も多い。少しでも安いガソリンを求めて、県外にも出向くそうで、この4月に地元に開店する『コストコ』のGSに期待していると言っていた。(3/15にGS先行オープン)

そんなに遠くない昔は、ガソリンはいいとこリッター120〜130円、ハイオクでも+15円が相場だった{ミネラルウォーターとガソリンが同価格)。

☝️燃料が上がると全てのものに影響が及ぶ。

車に乗る機会を減らし、出かけることも減って旅行や外食にも行かない。食事は家で作れば安上がり。

電気もガスも上がるから「健康管理」もひと苦労。お祝いのケーキはイチゴも小麦粉も高くなって年々小ぶりになっていく。

年賀状も値上げで「終了フラグ」が立ち、郵便もオワコンで、『月が綺麗ですね』とLINEで伝えるご時世になった。

👥なんだか窮屈な世の中になってきましたね…

それでいて税収は「過去最高」って(^^;

責任者出てこ〜い!

#貧すれば鈍する
#貧乏ヒマなし

 

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👤さて、最近よく聞く用語を私なりに解析してみます!

【総合的に判断した結果】

①「本来の意味」
→さまざまな要因を元に、偏りのない冷静な視点で全体を俯瞰して検討すること。

②『本当の意味』
→具体的な要因や原因はすでに分かっているものの、今後事態が変わって、逆に自社が劣勢に立つことを防ぐため、あえて問題点をハッキリさせない「逃げ口上」

③「使用例」
A.今回の問題を『総合的に判断した結果』、◯◯氏の出演をご遠慮いただきました。

B.御社の業績や将来性を『総合的に判断した結果』、今回の融資は見合わせていただくことになりました」
(どれだけ言われたことか…(><))

【☝️結 論】
👤「またご縁がありましたら、その節はよろしくお願いいたします!」

さて、その末路は…?

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【当面の間…】

①「本来の意味」
→しばらくの間、または問題が解決するまでの間。具体的には、数週間から数ヶ月、長くても1年(中短期)程度の期間。

②『本当の意味』
→現時点では「永久に」または「相当な長期間」。問題の完全収束と世論が納得する(または忘れる)までの期間を指す。

③「使用例」
A.事態が収束するまで『当面の間』活動を自粛します(番組スポンサーを降ります)。

B.経営改善するまで『当面の間』、融資は見合わせます。

【☝️結 論】
👤「もう今後は、オタクの会社とお付き合いする気はありません!空気読んでください」
(そして関わりのある企業だけが残る)

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『おまけ』

☝️質問に答えて「言質(げんち)」を取られたり、自分達でも状況を把握していないため『回答できません!』の代わりに使う言葉

→調査中につき差し控えます
→人権やプライバシーに配慮して…
→第三者に委(ゆだ)ねています
→信じています
→◯◯だと認識しています
→◯◯と思う


☝️今問われているのは企業の姿勢です。
早く、利害関係のない「第三者委員会」に調査を委ねた後『総合的に判断して』、解決策や再発防止策、そしてスポンサーや視聴者の理解が得られるまで『当面の間』営業を自粛して、再スタートできるように頑張ってください。


サザエさんやまるちゃんが泣いていますよ!

 

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もちろん私が先日SNSに上げた記事 【キャベツ高騰も、カットキャベツは安いまま?】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ で「キャベツが高くなってるのに、カットキャベツが安いままじゃ、加工業者が可哀想」が原因ではないと思いますが〜。

ついに加工業者が中身を減らして「実質値上げ」に踏み切った!というニュースが出てきた。

私のスーパー経営の経験でもこれをしたことは過去なかったと記憶します。

☝️原料のキャベツが高くなったのに、価格が同じなら誰かがその負担を背負うことになります。それは決していいことではなく長くは続きません。

「企業努力の結果」とよく言われますが、「下請け業者」の努力を自社努力のように言う会社もあります。

👤さすがにこれだけキャベツが高くなれば、「川下」の加工業者も、「川上」の納品先に泣きついたことでしょう。(言葉は大変悪いですが)『生かさず殺さず』、取引先が潰れてしまっては、次の加工業者を探しても、これまでのように優位には立てません。


ようやく小売業者が、(製造業者の)中身を減らす「実質値上げ」を認めたようです。

この値上げに対して消費者も「ステルス値上げ」「便乗値上げ」とは言わないでしょう。これを値上げのあるべき姿とは言いませんが。

願わくば、またキャベツの値段が安定してきたら、元の分量に戻した上で「適正利益」を確保して欲しいと願います。

・原料が上がったら商品の価格が上がる

・原料が下がったら商品の価格が下がる

☝️これすなわち『ダイナミックプライシング』


繁忙期のホテル料金や山小屋のカレーライスの値段とは違いますが、もう少し上手に取り入れていけないものかと思います。

👤まあ日本は、商品の価格も税金も、「一度上げたら意地でも下げない!」というお国柄ではありますが…(^^;

 

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👤そうだよね…「とんねるず」がモノマネしてた人だよね?

現場の叩き上げ(プロデューサー)からトップに登り詰めた敏腕社長が今、窮地に立たされている。バブル華やかなりし頃、メディア関係者の羽ぶりの良さが話題になったものだ。

かつての『楽しくなければテレビじゃない』のスローガンの下、勘違いしたままの社員が発端となったこの事件…。この局に限ったことではないという人が多い。

☝️時代は変わった。
「業界の常識、世間の非常識」は社会にダメ出しされ、当事者は徹底的に晒される。そして(良いか悪いかはともかく)辞めるまで徹底的に吊るし上げられる。

19社33人のみの参加が許された記者会見。
週刊誌やネットメディアは「会場か狭いから」「定例会見はそれが慣習」との理由から締め出された。

いつもは人の家に凸り、親やご近所に無神経にマイクを向けるのに、自社の不祥事となれば話は別?。テレビ局の記者会見なのに動画や同時配信さえも禁止、気持ちは分かるが悪手である。この姿勢がいずれ会社や自分を追い込むことになるのが分からないのか。

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👤『社員を守ります』と彼は言ったが、話題のP氏やX子さんはいずれも「社員」のはず。守ったのは自分とその仲間たちなのでは?

『第三者委員会』の設置も「日弁連の設置ガイドラインに基づくものではない」との意味不明なコメント〜息のかかった人が中に入るということか?まあファンドが黙ってはいないはず!

☝️ジャニーズやビッグモーター社も、社長本人が記者会見で話をした。この時はすでに「会社ぐるみの不祥事」であることが露呈していたため、記者会見も門戸を開き、長時間に渡るものだった。それが多少民意の「ガス抜き」にも繋がることを知っていた。今回はリスク回避のエージェントは入っていなかったのだろう。甘い…。

フジテレビに関しては「社員の関与は無かった」から始まって、未だ「社員の関与は無かったと信じたい」の姿勢なので会見がこのような仕切りになったのだろう。

「緊急記者会見」と聞けば「社長辞任?」とも思ったが、まだ全容が解明されていない状況で、内部でも混乱しているご様子。外資ファンドの突き上げで、とりあえず一度記者会見をすることを優先したのだと思う。

👥しかし、まだ全容が解明されていないので、現時点で「決めつけ」は厳禁である。

「◯◯だと思ったら実は◯◯だった!」ということはよくあることだから。

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いずれスポンサー離れが加速し、社長の辞任は避けられないだろう。例のP氏も存在は消され、やましい関係者は口をつぐむことになる。業界も表向きおとなしくなるのだろうが、これで幕引きでは被害者?も浮かばれない。

☝️問題ごとがあった場合、それまでの悪い習慣を一気に直すチャンスでもある。傷口に絆創膏を貼って「大したことない」などとうそぶくなら、それこそ地上波テレビの存在意義などなくなる。

画面に映らない所で地道に頑張る他の社員や、番組制作会社、その他関連会社で働く人たちの気持ちを考えれば、これを機に業界の浄化をして欲しいと願うばかりである。

 

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外食産業が軒並み苦戦を強いられる中、われらが「サイゼ」は去年9-11月の営業利益が過去最高を記録した。今回の営業利益は、前年同期比13%増の39億円。特に日本国内1,038の店舗が利益に貢献している。

でも……
👤「最近サイゼ、味が落ちたよね?」

👥「メニューも相当減ってるよね?」


それでも若い人を中心に「んじゃ、サイゼにする?」とみんなで店に向かうのだ。メニューが減って味も落ちているに…?

☝️サイゼリヤが目指すのは外食の『ファストカジュアル』化である。

これはサイゼを「ファミリーレストラン」と「ファストフード」の中間に位置づけ、『ファミレスより安く+ファストフードより手を掛ける』というポジションを想定している。

なるほどよく分かる!

それを達成するために、
①低価格路線の維持

②メニュー数の削減(なんと141→101)
※人気の「ミラノ風ドリア300円」はあるが、パスタの大盛りは廃止など

③店舗数の増加


①を達成するために②を決断し、②のおかげでトータルコストや減価率を抑えたということか。



・メニューが減って寂しい、もう前のサイゼじゃない!

・キッズメニューがなくなってつまらない(人気の「間違い探し」は維持)


こんな声が本社に届かないはずはないが、サイゼはこれで「最高益」を記録するまでになった。

ファミレスが「高級化」を図るか、「中価格帯」を狙うかの判断は難しいことだろう。なにしろ「ファミリー」層が減っている今、選択と集中を決断しない外食産業は衰退していくのは目に見えている。

事実、一部商品の「値下げ」を実施した「すかいらーくグループ」でも、『ガスト』は利益が前期比2.3倍だが、中価格帯の『ジョナサン』は減少の一途を辿っている。同じグループ内でも明暗が分かれているのだ。

☝️さて、今後もサイゼリヤは低価格を武器に、外食産業を牽引していけるのだろうか?

男性1人では入りづらい店ではあるが、サイゼはいつでも混んでいる。メニューが減っても食べたい『定番メニュー』がある。そして値段は他より安くて友達も気軽に誘える。サイゼの人気はしばらく続きそうだ。

#ファミレスの店舗数は減少中 
#低価格か高価格の二極化 
#サイゼリヤ国内外の店舗を2000店へ

 

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スキャンダルの真偽や利害関係者の主張はさておき、常に企業価値の向上を求めるのは、メディアの株主に限ったことではない。その価値を棄損するようなことがあれば改善を求めるのは当然である。ましてや海外の「投資ファンド」ならその要求は一層厳しいものになる。

会社の不祥事や従業員のトラブルに関して、従来の「日本型解決」はもはや通用しない。

海外ファンドは徹底的な「原因追及と再発防止策の策定―顧客への告知」を求めてくる。

👤【会社は関係ない、そんな事実もない、個人の問題である】会社はそう断言した。

☝️それなら良かった、後は当事者同士の問題だ。法律的にもきっとそうなる。

しかし一方で、「事実確認は継続する」とも述べている。トップも「頑張っている社員が誤解されるのは不本意」とコメントを出した。完全否定なのか、逃げ道を残したのか曖昧さを禁じ得ない。

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👥『ちょっと待った!』

そこに大株主であるアメリカの投資ファンドから「物言い」がついた。
『会社が本当に関与していないか、しっかり調査せよ』

「物言う株主」というと、「利益ばかり追い求め、儲けたらすぐ売り逃げる」とか、「強引に経営に口出しする」といったネガティブなイメージがつきまとう。しかし、今回のケースは少し趣が異なる。

もちろん、会社の信用低下による株価下落を懸念しての要求であるが、それは至極当然のことだ。むしろ、日本の株主がこうした提言をしない方が不思議である。

☝️何も問題がなければそれで良し。もし問題があれば調べて→公表して→改善する。

不祥事や長年の悪習を暴く契機が「BBC」や「国連」「外資ファンド」の『外圧』ばかりでは、自浄作用がなさ過ぎである。

私も(皆さんと同じように)この局の番組には思い出がある。だからこそ、消えてほしくはない。しかし、他局にも同様の懸念があるのは事実だ。

👤「そんなの、この業界じゃ当たり前!」

こんな常識が通用しなくなったことを、時代の最先端を行くメディアにはぜひ自覚してほしい。

「会社は株主のものである」「会社はお客様のものである」、どちらも正解だろう。

「会社(テレビ局)はスポンサーあってのものである」、これも否定しない。

さて、まだ渦中なので決めつけはいけないが、このまま収束するかどうか…。

「笑ってる場合ですよ」とはいきませんね。

 

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