☝️お返しに、困ったときは『商品券』
一般社会でも、お世話になった人またはお世話になりたい人に対して「贈り物」をすることはなんら特別なことではない。
👤「これでご家族に何か美味いものでも食わせてやれ!」
昭和の政治家ならそれもいいだろう。金で買える評判もある。そして顔を売るにも金が要る。
👥10万円の商品券をお土産として渡すなど、一般国民の感覚とズレている💢
本来なら『現金』で渡したいところだが、歴代首相に倣って商品券で渡しただけなのに。
もらった方も誰かが「これ、ヤバくね?」とグループLINEで送ったかどうかは知らないが、一斉に送り返したことは評価する。
普通なら、もらったものを返す方が気を使うものだが、政治の世界では「ルール違反」を避けるために過敏なまでに拒絶する。もはや常識だ。
「引っかけ麻雀」で誰かを(おとし)貶めるためにわざと商品券を贈るならともかく、今回は何の疑いもなく(慣例に従って)、お届けしたようである。
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私の家業のスーパーマーケットでも、商品券をお返しや贈答に使ってもらったものだ。金券ショップに持ち込めば95%程度の現金化が可能だし、スーパーの商品券なら「袖の下」とも思われない。
☝️商品券は『金券』である。
販売済みで市中に出ている商品券の金額は、スーパーの負債として計上しなければならない。不正のネタに使われることも多く、その管理は現金と同等に扱われるものだ。
・政治家を集めておいて→「政治活動ではない」
・事前に秘書に届けさせておいて→「家族の慰労に…」
ちょっと無理があり過ぎる。それにしてもこれだけ「政治と金」が騒がれているのに、その過程で誰一人止めなかったこと自体不思議である。
おまけに夜遅くぶら下がり会見を招集して、「法律に触れてるのか?どんな法律の第何条だ?あん?」と、「何時何分、何十秒?言ってみろ!」みたいな小学生並みの弁明(笑)
出身県の議員が「そんなこと歴代やってる!」と親分をかばっても、見えない力が働いて、すぐに「私の勘違いでした」と訂正された。
言ってることとやってることが違うのは、政治家としては致命傷。どうも地上波のニュースも風向きが変わってきた気がする。
👤ところでどこの商品券を贈ったのだろう?
まさか「お米券」じゃあるまいし。