「春闘」でパート従業員の賃上げ率が“過去最高”となった。それは素晴らしいことではあるし、大企業なら対応もできる。しかし地域密着スーパーの社長の心は不安で一杯だ(ー ー;)
👤分かるよ、分かる、この社長さんの気持ちは痛いほど分かる(><)
大企業や偉い人たちが決めた「最低賃金」や「◯◯の壁」にも、このような個人スーパーも従わざるを得ない。すぐそばにもっと高い時給で働ける大きなスーパーもあるのに、自分の店で働いてくれるパートさんには感謝しても仕切れない。
この店で働くパートさんたちも、家族的な雰囲気で、『子供の学校の予定に合わせて休みも取れる!』と店に感謝している様子だ。
人件費は上がり、最低賃金もこの4年間で150円も上昇した。
一昔前は一年で10円くらいのものだったのに…。世に言う「最低賃金」とは、スーパーの時給を指すものと言っていい。
人手不足の状況でパートさんを採用しようと思ったら、他より時給を高くするのが手っ取り早い。しかし個人スーパーはその原資がないのである。
物の値段は上がり、電気代もガソリン代も上がっていく。今流行りの「セルフレジ」なんかとても導入できない。商品の値上げだってメーカー主導(言いなり)で、立場の弱い商店は従わざるを得ない。
加えてそのまま値上げ分を商品売価に転嫁したら、その日からお客さんは来なくなる。
👥「あの店は高いわよ〜」と。
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さて、こんな地域によくある個人店が、これからも何とか生き残っていけるのだろうか?
・店の土地建物が自社物件で(家賃無し)
・銀行からの借り入れ負担が少なく
・地域の納品先(学校や病院)をたくさん持っていて
・近くにロピアもオーケーもドラッグストアもなくて
・後継者もバッチリ育っている
そんな個人スーパーがいくつあるだろうか?
☝️ひとつもない!
#いけるところまで行くしかない
#自分もそうだった