建築技術教育普及センターの資料ですが、令和2年度から問題数の配分が変更されます。
建築一般知識と建築法規が1割減、選択肢を5択から4択に減らした代わりに建築設備を2割増。
気をもんでも仕方ないので、過去問をつぶしていくしかないのかなと思っています。
ただ、建築設備の10問増加がどのように割り振られるのかは気になります。個人的には計算問題が増えるのではないかなと。令和元年で空気調和2問、給排水衛生設備2問、電気設備4問(うち照明計算1問)の8問が出ています。8/50=16%
かたや別の試験ですが、建築設備士試験の前哨戦としてとらえられる空気調和・衛生工学会設備士は両部門ⅠとⅡの40問中10問程度10/40=25%と比較すると計算問題の出題率が建築設備士は低いと思いますので、この程度ぐらいまで計算問題の占める割合増やしてくる可能性があるのではないかと勝手に予測しています。
計算問題出すと如実にわかっているかわかっていないか分かります。大学院時代に学部生に経済理論系の試験対策の講座補助していましたが、計算問題暗記に走る子はザ公式あてはめ問題にしないと公式をあてはめられず、ごろごろと間違えてというかわからないという子が続出したのを覚えています。やみくもな暗記でどうにかならないような問題にして、きちんと根本を理解している人間のみが高得点となるような問題を作るのが出題側の思いです。
出題側たる建築技術教育普及センターとしても、設備をきちんと分かった人間に資格を取ってもらいたいと思っているはずです。さらには設備の問題を増やすという方針を打ち出しているわけですから、建築士とのすみ分けを明確にするということなのだろうと思っています。そして設備についても、学科において問題選択を採用していないということは、空調、衛生、電気のすべての分野に精通した偏ったものではなく設備全般に強い人間を求めているということなのだろうと。
電気の計算問題・・・。交流になるとかなり数学のレベル上がるので・・・。電験三種も視野に入れているので、その第一歩ということで建築設備士の電気も頑張らなくては。
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○建築設備士試験傾向分析と自己分析
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その1(旧試験の分析)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その2(1次試験学出題数の変更)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その3(1次試験建築一般知識)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その4(1次試験建築法規)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その5(1次試験建築設備)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その6(2次製図試験の変更)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その7(求められる能力)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その8(建築一般過去問12年分)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その9(建築法規試験対応方針)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その10(建築設備9年分消化)
6020令和2年度建築設備士受験に向けて試験傾向分析と自己分析 その11(建築設備15年分)
○建築設備士試験法令集アンダーライン
6020建築設備士試験に向けて法令集アンダーライン・線引き その2(建築基準法の読解)
6020建築設備士試験に向けて法令集アンダーライン・線引き その3(建築法規12年分消化)
6020建築設備士試験に向けて法令集アンダーライン・線引き その4(建築法規15年分消化)
6020建築設備士試験に向けて法令集アンダーライン・線引き その5(最終的線引きルール)
6020建築設備士試験における法令集アンダーライン・線引き済みの販売
6020建築設備士試験に向けて法令集アンダーライン・線引き その6(法令集最終形態)
○日建学院自宅模擬試験
6020建築設備士模試申し込みしたのですが・・・。安くなることに今頃気づいた・・・。
6020日建学院 令和2年度建築設備士自宅模擬試験やってみました!
○波及効果のある資格
6020建築設備士を受験するにあたって波及効果のある資格その1(専門的な狭い分野の資格の勧め)
6020建築設備士を受験するにあたって波及効果のある資格その2(範囲の広い分野の資格の勧め)
○製図関係