2019年7月から始まったCBT試験で整理収納アドバイザー1級1次試験に合格しました
※2019年受験。情報はハウスキーピング協会HPより最新のものをご参照ください。
2級・準1級がまだの方はこちら
整理収納アドバイザー1級 1次試験対策~受験方法~
整理収納アドバイザー1級1次試験の受験方法は、
筆記試験
CBT試験
の2種類
メリットとデメリットをまとめました
筆記試験(マークシート受験)
会場に行き、席について試験官の指示で受験生が一斉に問題を解く、よくある試験です。
メリット
受験料が安い
デメリット
会場が限られている(2019年の開催状況は、札幌、仙台、東京、静岡、大阪、広島、福岡、沖縄)
合否発表まで時間がかかる(2次試験を受けたいタイミングによっては間に合わない可能性あり)
受験時間の選択肢が少ない(午前・午後など)
近くに会場があってスケジュールの融通が利くなら筆記試験でok
CBT試験(パソコンで受験)
テストセンターに行ってパソコン(ボタン・プルダウン方式)で試験を受けます
メリット
自宅近くで受験できる(時間と交通費の節約)
その場で合否がわかる(合格なら8日以上先の二次試験にすぐ申込ok)
受験時間が1時間単位で選べる(テストセンターの空き状況による)
デメリット
受験料が筆記より6,480円高い
地方在住の方は試験会場に出向く交通費を考えたらCBT試験の方が安いかもしれません
2次試験を受けたい日程が迫っている人や、筆記試験の日程が合わない人はCBT試験を選びましょう。
比較表
整理収納アドバイザー1級1次試験対策
基本
整理収納アドバイザー1級1次試験対策で重要なのは、2次試験(研究発表)対策と並行して取り組むこと。
1次試験に合格してから2次試験の対策を始めるのは非効率的です
準1級を取得したら、すぐにでも1次試験・2次試験の対策を始めましょう
理由は簡単。
求められている学習範囲が同じだから
例えば、理論は1次試験でも2次試験でも活用しますね
1次試験対策だけしているとどうでしょう?
「ステージ理論は◯◯、基本領域は▲▲…」と、ただの暗記になってしまいがち
実際の整理収納作業をして、テキストを見ながら「この作業は、整理収納5つの鉄則の■■だったな」と理論に当てはめていけば記憶に残りやすいです
とはいえ、やはり教材と向き合う時間も必要ですね。
過去問
問題用紙の持ち帰りは不可
過去問非公開
過去問による対策はできません
でもご安心ください
1次試験の勉強方法をご紹介します
1次試験対策用の教材
整理収納アドバイザー1級1次試験対策用の教材は以下4種類。
2級認定講座のテキスト
準1級認定講座のテキスト
ユーキャンのテキスト
e-learning(イーラーニング)
2級・準1級認定講座のテキスト
「出題範囲は、このテキストから」と明記されていますから、テキストの重要箇所は要チェック
ユーキャンのテキスト
整理収納アドバイザー1級の受験資格をユーキャンで取得した方は、通信講座で使用したテキストが使えますので引き続き学習しましょう
ユーキャンの方は公式の2級テキストは持っていないと思いますが、不安なら購入して学習することができます。
e-learning(イーラーニング)
ハウスキーピング協会の「オンライン学習サイト」でe-learning(イーラーニング)を受講できます
2,400円で3年間有効
バージョン5に対応
スマホで勉強できる
独特の出題傾向に慣れることができる
解説にテキストの該当ページが書かれているので便利(公式テキスト・ユーキャンどちらも対応)
整理収納アドバイザー1級 1次試験の難易度
資格試験の難易度としては、「易しい」と言っていいはず
難易度
わたしは整理収納アドバイザー準1級認定講座を受講した2〜3日後にオンライン学習を始めました
とりあえず1周したら214問中182問正解で、正答率は85%でした
※「一部正解」は不正解としてカウント
1次試験の合格ラインは70%なので、本番で少々失敗しても合格できるレベルです
初見でこれだけ得点できた理由
認定講座受講直後だった(記憶が新しい)
一般常識で解ける問題が1〜2割あった
文法的に選択肢が絞れる問題が1割程度あった(入る言葉が一つしかない!)
普通の社会人なら解ける問題が1〜2割あった(時事問題、ビジネス用語)
このことから、
✔️日本語を母国語としていて
✔️講座を受講したばかりの
✔️常識ある社会人
なら試験対策ゼロでも合格できる可能性が高いです
10日後(1次試験当日)に取り組んだオンライン学習2周目では、214問中208問正解で正答率は97.1%でした。
※「一部正解」は不正解としてカウント
2周で正答率100%に近づけるなら、難易度は「易しい」はず
合格に必要な勉強時間
ここで言う「勉強時間」とは、講座を除く「準1級取得後の自己学習の時間」のこと。
わたしの例だと、やったことはオンライン学習2周
かかった時間は表の通りです
4時間10分でした⏰
前章でお話しした通り、対策ゼロでも合格できる可能性が高い試験です
個人差を考慮しても0〜10時間程度の勉強時間で合格できると思います
ただし、わたしは2次試験対策も同時に取り組んだので、それも1次試験対策の一環として考えると勉強時間は10〜15時間になりますね
※整理収納の実作業を除いた資料まとめの時間
整理収納アドバイザー1級 1次試験(CBT試験)の流れ
わたしはCBT試験で受験しました
STEP1:申し込み
ハウスキーピング協会のHPからCBT試験の受験申し込みをします。
STEP2:受験料支払い
支払い用のメールが来るので支払います。支払いはpay palのクレジットカード払いのみでした。
STEP3:受験予約
メールで受験予約用のIDとパスワードが送られてくるので、それを使ってテストセンターの予約を取ります。
テストセンターの予約はハウスキーピング協会ではなく、CBT-Solutionsウェブサイトです
後ほど受験予約完了メールが届きます
STEP4:会場へ行く
CBT試験は受験票がないので、本人確認ができるものだけ持って会場へ。
STEP5:受付
本人確認をし、CBT試験に関する説明を受け、荷物をロッカーに預けて受付完了。
STEP6:最終確認して入室
持ち込み不可の物を持っていないか確認したら受験用のIDとパスワードを受け取って入室。
STEP7:受験準備
指定の席についたら受け取ったIDとパスワードを入力し、チュートリアル(説明)を受講します。
パソコンスキルは要りません。
大文字・小文字の入力とマウスが使えれば大丈夫です
この時点では試験時間のカウントは始まりませんので安心してください。
STEP8:受験
「試験開始」をクリックすると試験が始まり、カウントがスタートします。
一通り問題を解いた時点で残り69分、見直しが終わった時点で残り54分だったので、時間的余裕はかなりあると思います
焦らずゆっくり、しっかり問題を読みましょう
STEP9:合否判定
途中退出OKなので、終わり次第「試験終了」をクリックして合格判定を出します。
画面右上に赤字で大きく「合格」の文字が見えました。
STEP10:印刷
「印刷」をクリックして試験結果レポートを印刷します。
STEP11:ログアウト
「ログアウト」をクリックしてログアウト。
入室時と同じ画面に戻ります。
STEP12:退出
退出すると印刷した試験結果レポートが渡されます。
このレポートには合否は書いてありませんでした。
STEP13:終了
ロッカーの鍵などを返却し、終了です。
持ち込み可能な手順シートが渡されるので、入室後のSTEPは忘れても大丈夫です!
整理収納アドバイザー1級 1次試験対策 まとめ
受験方法は筆記とCBTの2通り
難易度は「易しい」
2次試験対策と並行せよ
2次試験のプレゼン資料公開中
他にも色んな資格の記事を書いてます
北欧式整理収納プランナー
ルームスタイリスト
お掃除スペシャリスト
>>>資格まとめはこちら