NGOピースウィンズ・ジャパン スーダン駐在スタッフのブログ ナイルでまいる!南スーダン“こにょこにょ”レポート -25ページ目

旧日本軍「慰安婦」

本日も、ディリ業務。ディリは1日曇りです。汗がだらだら出てこないで、過ごしやすいです。

66年前の今日、1942年2月20日は、旧日本軍が東ティモール島に侵攻した日。


日本軍が占領していた当時の様子

この日にあわせ、東ティモールの元「慰安婦」たちの生映像をメインにした、「東ティモール・戦争を生きぬいた女たち -日本軍とインドネシア支配の下で」というイベントが開催されました。



映像上映中

日本では、韓国や中国での「慰安婦」問題については頻繁に報道されてきましたが、東ティモールにおける同問題に関しては、あまり知られていません。日本の東ティモール協会と人権問題を扱うHAK(現地NGO)が協力したこのイベントには、たくさんの地元の人や支援関係者が出席しました。

放映された映像は、生存の少ない元「慰安婦」の女性たちからのインタビューを集めたもので、痩せて年老い、過去の苦しみからか顔の表情や体の筋肉がゆがんだ状態になっている女性が多い印象を受けました。そして、過去の辱められたことを話す様子は、どこから沸いてくるのかと思うほど激しく、体の奥底から湧き上がる長年の叫びを声にしているかのような口調でした。インタビューを受けた女性の何人かはすでに亡くなっています。私自身も余りの内容に聞くのが苦しくなりますが、このドキュメントは現在と未来の日本の人びと、東ティモールの人びとに広く伝えられる必要があると思いました。

「…私はオアト村から温泉のあるマロボに連れて行かれた。マロボには慰安所があり、そこで働かされた。その慰安所で私は毎日10人もの兵士に強姦された。
 昼は昼で畑仕事やその他の労働をさせられた。そして夜になると慰安所に戻される。マロボの慰安所で毎日10人もの男性に強姦されて、私は自分が家畜になった気がした。実際私たちは家畜のように働かされた。まるで日本軍に所有された馬だ。昼は戸外で働かされ、夜は兵士に対する性的サービスをさせられた。
 あれは動物としての扱いだった。その慰安所にはいくつかの部屋があり、小さめの部屋に5人ほど、中くらいの部屋に7人ほどが入れられた。寝床と寝床の間にはカーテンなどの仕切は一切なく、他の少女たちが犯されるのを見ながらまた自分も犯された。私たちの性器は彼らのためのものだった。まるで動物の、牛の性器のようだ。ひとり以上の男、十人以上の男に毎日使われて。…」

(古沢希代子「東ティモールにおける日本軍性奴隷制」より一部抜粋)

また、本も出ています。
「東ティモール・戦争を生きぬいた女たち-日本軍とインドネシア支配の下で-」


パネルの説明をするHAKのスタッフ


モンゴリアン

建設間近

先週、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)との事業実施
契約にサインを済ませ、いよいよ、2008年の建設事業が
始まろうとしています。

今回の契約では、1月からはじめたAyod郡での調査を受けて、
Ayodで井戸15本、Twic EastとDukというところで井戸3本
と2校の学校修復を行うというもの。

昨日井戸業者の掘削機がAyodに向かい、掘削が今週末にも
始まる予定。
学校建設については、3社から見積もりが提出され、UNHCR
から業者の選定が承認され次第、来週にも契約を結び、
建設が始まるといった流れになります。

来週からは、これまで以上に忙しくなりそうです。

今週はジュバで一人暮らし。来週に向けて充電できた感じ
です。(あっ、決して同僚と一緒にいるのが嫌なわけでは
ないので誤解のないよう・・・)


では、今日はこの辺で。

ミョージョー雨

なかま

今週は久しぶりにジュバにじっくり滞在しています。
そして、タイミングよく東京からいろいろな方がジュバに
来られていて、月曜と火曜は連日で日本人コミュニティ
との夕食会(+飲み会も)でした。

NGO、国連、大使館、JICA、コンサルタントといった具合に
所属はさまざまな人たちが両日ともに20人ぐらい集まりました
久しぶりにジュバに来ている私には、「こんなに日本人が
いたのか!」と驚くぐらい、ある意味「壮観」でした。
(私を含め、半数ぐらいの人は両日とも参加でしたが)

でも、集まった人たちは団体の形式や所属先が違っても、
みんなスーダンの支援に携わっている人たち。大きな目的は
同じなのです。

そういう人たちと話をしていると、それぞれの組織内での
仕事に加えてというか、延長線上で何かお互い協力して
さらにいい仕事ができるのでは、といったことを考えて
しまいました。

いろいろ刺激をうけた2日間でした。

いやー、飲みながら話に夢中になり、気づくと、
あまり食べていない・・・。もしかして、少し痩せたかも。

では、今日はこの辺で。

ミョージョー

好奇心

皆さまこんにちは! 今週も、治安の理由から残念ながらレテフォホに入れずにおります。一見、なんの大きな問題も無く、静かな日々が過ぎているのですが、まだ油断ができない状況なのです。現場に入れず、なかなかいらだちもあるのですが、現地スタッフを信じてモンゴリアンはディリでお留守番です。(どおりでブログアップ頻度が増している!)

さて、話変わって、好奇心について。

やはり、いくつになっても好奇心で溢れている人って素敵ですよね。先日、東ティモールにいらしたA先生は死ぬ一瞬前まで「ああ、あれもしたかった・・・」とかいっていそうな好奇心と行動力のあふれた方です。私も昔よりも今が一番楽しいタイプなのですが、なかなか中途半端なことが多いのです。

A先生は、この東ティモールでのコーヒー事業が始まる上での立役者。生態学が専門で、PWJのハクション大魔王と2001年に東ティモールの状況をみて、「コーヒーじゃ!」と方向性を示してくださった、方なのです。以後も、「言ったからには、やらんと、」というコメントと共に、毎年私たちのコーヒーを個人で何トンも購入してくださっています。そして、毎年のように東ティモールにいらして、様ざまな研究や私たちの事業を視察しています。

関西弁の元気なおじ様なのですが、周りの人の肩の力をふっと和らげてしまうような、少年のような好奇心と話し振り。マシンガンのようなお話しは落ちがいっぱいあってついつい聞き入ってしまいます。講座が大人気というのも、納得です。世界中を飛び回り、いろいろなことを経験なさった方の話は、大学生にはたまらなく刺激的なことと思います。

「こんなんどうやろ?」「どうおもう?このアイディア?」などなど、コーヒーの販売方法に関しても、いろいろおもしろいアドバイスをくださって、モンゴリアンもすっかりモチベーションがあがりました。

やはり、日本から離れた場所で、かつ、月の半分以上を山奥で暮らしていると、時折ですが、心細くなるときがあります。けれど、日本でもたくさんの人たちが、このプロジェクトを成功させようと動いてくださっていることを知るたびに、現場が弱気じゃ始まらん!と活を入れてる次第です。

明日は何が起こるだろう。いつもそんなわくわくした気持ちで毎日を過ごしたいですね。

モンゴリアン

あめ雨、フレフレ、

「ほっほっほ。よー降るのー。」と、ついお殿様口調になってしまう、東ティモールの雨模様。日本に育った私にとって、このバスタブをひっくりかえしたような大雨ぶりは、みていて気持ちがよい!あー私が子どもだったら、そっこう裸になって外にくりだしちゃうなー!ってくらいきもちいい降りっぷり。とおもっていたら、あれ?たくさんの大人まで繰り出してる! 

まだ私は目撃したことはありませんが、たぶんシャンプーと石鹸をもってくりだしているはず! これなら、水汲みしなくて済みますしね!一石二鳥だ!

しかし、お殿様口調の後には、天井からの水漏れに奮闘です。バケツやらたらいやら、お皿に至るまで、家中の雨漏り場所にせっせと運び、ぬれる危険のあるものをえっさほいさと運び出し、モップを持ち出してたったかたーと床掃除。

なれると「わーお、また雨漏りだぜー!」とちょっと子どもに返って(いまでも子ども?)楽しんでおります。

ちょっと真面目なお話ししますと、この雨でIDPキャンプの難民たちはテント内にたくさんの雨が入ってしまい、衛生的に問題がありますし、夜中の雨となると、寝てもいられれず、その鬱憤から暴力行動に走ったりしてしまいます。また、道路整備がどこも不充分な状態なので、各地で土砂崩れ、木が倒れた、雨で道がふさがったなど、多くの道が閉鎖になってしまいます。(ローカルスタッフもよく道の修繕を手伝いに行きます。)やはり、難民の皆さんの安定した生活環境の整備、そして環境保全とこの気候に合った道路整備などが重要ですね。少しずつでいいから、前進していくことを願います。

モンゴリアン

大統領、ラモスホルタ 襲撃される

皆さんすでにご存知かもしれませんが。
先日、大統領のラモスホルタが武装集団に襲われ、腹部に銃弾が入り、重症の様子。

詳しくは、こちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000934-san-int

政府側は、この武装集団のリーダー、アルフレドとは対話での解決を図ろうとしていたのに、残念です。

すぐにまた、ディリのあちこちで暴動が起こるのではないかと心配していましたが、信じられないくらいの落ち着いた状態が続いています。しかし、武装集団の一部がまだ逮捕されていないので、緊張が続きます。

モンゴリアン

生きる力

生きる力のある人になりたい。10代後半に色々な土地に出かけ、たくさんの人たちの生き方をみて、漠然と私の目標になった。

私は、都会育ちのため、都会では生きられても、大自然の中では生きていけない気がする。そんな風に思っていたから、東ティモールのレテフォホの生活にはかなり憧れがあった。実際行ってみると、自然の中で生きる逞しさは少しずつ備わってきている気がする。

そして、その逞しさを教えてくれる先生は、自然であり、地元に住む人びとです。

あれ?電気無いけど?
じゃ、暗くなったら寝よう。

あのー、ドアに手のひら以上の大きさの蛾がとまってますけど。
えい!棒でつつく。

あのー。水がありませんけど。
じゃ、湧き水でてるとこまで汲みに行こう。

あのー、トイレありませんけど。
あ、その林はいい場所だよ!

あのー、道が途中から川になってますけど。
おっきな石と木を水に置いて進めば、大丈夫!

あのー、その鳥生きてますけど。
最初に足を持って、首をちょんって切って、血を出すんだよー。

なるほどねー。

キャーキャー言いながら、こんな経験をしていると、五感がさえてくる感じ。そして、結構楽しんでいる自分がいる。

暗くなったら、眠くなるし、太陽が出たら気持ちいいし、いろんな昆虫がみれるのはおもしろいし、水が無かったら湧き水で身体を洗えるし、景色がいい中でするトイレは実はきもちがいい。鳥の解剖をみるのもけっこう興味深い。(ちっちゃな玉子が10個ぐらい入ってた!)

東ティモールの人たちの生活は、人工的な物質は充分ではないけれど、自然と共に生きる力はすごいと思う。さっさと当たり前のように(当たり前なのだが)こなす彼らを見ると、つい、「しゅごいねー。」(ティモールの人は「すごい」、と発音できないので、かわいいからモンゴリアンも真似している。)を連発してしまう。モンゴリアンは、生きる力の師匠たちに囲まれ、充実した時を刻んでいる。


モンゴリアン

日本からの贈り物

朝、オフィスに着くと。。。



Air Mail …. え?!どこから?!なんと日本から!

あけてみると・・・おお!公文(女性グループの計算教室を語支援くださっています。)の東ティモールチームのみなさんからのクリスマスカード!感激してしまいました。というのも、こんな手書きのお手紙が日本からわざわざ届くなんて、皆さん海外国内の出張、その他かなりお忙しい中、ありがとうございましゅ!(感動の余りちょっと舌をかむ。)



そして、もう1つの感動は、1年4ヶ月の赴任生活ですが、友人が何度も国際郵便でお手紙をくれても、一度も届かなかったのに!昨年のニュースによると、東ティモール政府が国際郵便の運賃をメルパチ航空(バリ島から東ティモール間を運行)に支払わないので鎖し止めになっている、というものでした。(山のような郵便が倉庫に積まれていた!)これは、東ティモールの国際郵便部門が動き出していることも意味しています!すごい!送っていただいた日程をみると・・・


12月7日。

ということは・・・・2ヶ月の旅を経て、ここまで来たのですね。感動ひとしお。

なんだか、飛行機が無い、船便だけで運輸がされていた時代のようで、ロマンチックですねー。

それにしても、これは本当にお世辞といことは全く無く、公文の指導方法は素晴らしいです。これは、実際に導入してみて実感していることです。学力に自信が無かったり、能力や年齢さにばらつきのある東ティモールの女性たち。彼女たちが始まって5ヶ月以上たった今でも、元気に大雨と山道の中、毎週2回通ってくる様子をみると、計算力はもちろんですが、自尊心と自信の向上、そして通うのが楽しくてたまらない!という喜びを感じずにはいられません。

公文東ティモールチームのみなさま、お手紙ももちろんですが、長期間にわたるご指導、ありがとうございます!


モンゴリアン

一息。

昨日も猛暑で、バテバテでした。(「こにょこにょ」を書く
余力も残ってなかった...)

元々雪国育ちで、日本でも夏は苦手なほうだったのですが、
今回は涼しい北のAyodからジュバに来たので、余計暑さが
答えました。昨日も2時間おきぐらいに暑さと乾きのために
起きてしまい、寝不足でフラフラ。

体調もそろそろマズイと思ってたのですが、「天の助け」か
今日は曇り空。かなり涼しい。おかげで体調も復活。
(午後9時現在で31度。かなり過ごしやすい。)

いやー、今日は良く寝れそうなので、このままお休みなさい。

では、今日はこの辺で。

ミョウジョウ

ついに大台!

暑い、暑すぎます!(今日は久しぶりにJubaの話。)

昨日ジュバに移動したのですが、こっちは無茶苦茶暑いです。
AyodもBorも昼は多少暑いけど、夜は冷えたりするので、
まだ全然苦しくないのですが、ジュバのこの気温は暑がりの
私には堪えます・・・。(1月中旬まではジュバも曇りがちで
時折季節外れの雨もパラつき、そんなにひどくなかったのですが
いよいよ、乾季の山場を迎えつつある感じです)

今日の事務所の温度計の最高気温は、41度。ついに40度の
大台を突破しました。最高を記録した時間は午後4時半ごろ。
日本と違って、こっちは、4時~5時ごろにピークがくる
感じです。ちなみに、今午後9時過ぎなのですが、気温は
36度。まだまだ「猛暑日」です。

でも、去年の経験で言うと、一番暑くなるのは、3月から4月頭
にかけて。まだまだ、暑くなるんですよね・・・。頭がボーっと
して何も考えられない、といった日が去年も何日かありました。

昨晩も寝苦しかったのですが、「キンカン」や「サロンパス」を
体中に塗ったくって、体を「スーッ」とする状態にして、何とか
睡眠を確保できました。

寝不足から病気にならないよう、気をつけないと。

では、今日はこの辺で。

ミョウジョウ