自分の中の答えが1つだったら、
いつもブレない自分でいられるのに…!
迷っている時は、選択肢があるということ。
その選択肢に振り回されている時は
それぞれの選択肢の見ている場面が
違うのかも知れません。
*****
次女が紫色の布を切って、初めてスカートを作っていました。
ピンクの糸で脇を縫い、ゴムを通すところも縫った頃
だんだんスカートらしくなってきました。
「早く履きたいな~♪」
次女のワクワクした気持ちが伝わってきます。
でも、まだスカートになっていません。
ゴムが通っていないからです。
ゴム通しのトンネルに、何度もゴムが吸い込まれそうになりながら
何とかゴムの両端を結んで…
「やっと出来た~~!!」
ついに完成です!
しかし、嬉しそうにスカートを履いている次女は
ふと気になる部分が出てきました。
スカートの裾の糸がほつれて出てきてしまうのです。
それもそのはず、布は切りっぱなしだったから。
よし!裾も縫おう!
そう決めた次女でしたが、なんせ作り始めて2時間経過。
疲れも見えてきています。
しかも縫い代が少ない裾は、細かく縫わなくてはなりません。
疲れた時に細かく縫うのは、ちょっと面倒くさい…
そこで迷いが生まれます。
もう作るのを終わりにして履きたい!
でも
素敵なスカートを作って履きたい!
どうする?
どうする?
どうする??
どうする??
結局、素敵なスカートに仕上げることを選び
ちくちくと縫い始めた次女は、こう言いました。
「早く履きたいな~って思うと、
縫い目が大きくなったり斜めになったりするんだよね。
でも、みんなに『素敵!』って
言ってもらえるようなスカートにしたいから
頑張るんだ」
*****
この事例の、迷いの中はどうなっているのでしょうか。
どちらの思いにも、理由や目的がありますが
見ている場面が違います。
次女の例で言うと
●早く仕上げて履きたい●
目的…今、自分が早く終わらせてラクになりたい。
つまり、作っている最中の自分を見ている。
●みんなに素敵と言われたい●
目的…人から褒めてもらったり、認めてもらいたい。
つまり、作った後の相手を見ている。
それに気が付くと、
自分にとって本当に大事にしたいことは何か、を
自分で選ぶことができます。
次女は今回、今の自分のことよりも
みんなに褒めてもらえることを選びました。
そうすると、
たとえ疲れて縫い目が荒くなってきても
「素敵なスカート作るんだよね?」
と早く終わらせたい気持ちを抑え
キレイな縫い目にすることを優先することもできるのです。
スカートできた!
もし、どちらの思いも譲れない!という場合は
どちらの目的も達成する方法を考えれば大丈夫♪
迷っている時は、
○見ている場面はどこ?
〇その目的は何?
という質問から考えてみると、
「どうするか」がわかりますよ。
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