悔しいとか、腹が立つとか、そういう感情ってどうしています??

 

私はそういうネガティブな感情はなるべく感じたくなかったし、

あまり認めたくなかったですね~。


それはきっと、その感情がダメなんじゃなくて、

その感情に自分が振り回されることがしんどいんだと思うんですよね。

 

右矢印子育ては笑顔だけでは育たない!それよりも感情の扱い方を見せるべし!

 

そこで、

悔しい感情を受け止めてみたら、どうなるの??

という体験談を記事にしてみました。

 

 

結論から言うと

 

自分も相手も

行動が変わったんですよ。

 

 

 

 

長女が小学校高学年のある日、
 
「悔しい!!」と言いながら何かに怒り
物を投げたり、クッションを叩いたりしていました。
 
私には理由が全くわかりません。
 
今までだったら、
 
荒れる長女早く何とかしたくて
理由を聞いて、慰めたみたり、励ましてみたり
いろいろ関わっていたんですよね。
 
私がその荒れている様子を
見守ることができなかったんです。
 
私が関わっても落ち着かなかったり
長引いたりすると、
 
 
つい
 
「いい加減にしなさい!」
 
と私も怒鳴って、
お互い険悪になっていたこともよくありました。
 
そして、
 
ますます長女の機嫌は
悪化してしまうんですよね~(笑)
 
う~ん…このパターンを何とかしたい!!
 
そう思った私は、
自分の悔しい気持ちを受け止めることに成功したので、
今回は、
長女の悔しい気持ちも受け止めてみようと思ったのです。
 
 
 
 
 
暴れて悔しい気持ちを発散している長女を
見守りながら
 
そっか~悔しいのか~。
大丈夫。
悔しい気持ちを感じて
発散が終わるのを待っているよ~。
 
と、少し距離を持って見ている感じで、
「ただいま、長女は感情を発散中。いずれ収まるわ。」
とそこに注目をしていました。
 
そこに注目している時は、
驚くことに、私は長女に何も言う必要がありませんでした。
観察するポジションだからでしょうか。
前はあんなに黙って見ていられなかったのに(笑)
 
 
イライラモードの長女は
しばらくリビングにいたけれど、
やがて別室に籠りました。
 
1時間くらい経ったかな…。
 
落ち着いた表情になった長女は
リビングに戻ってきてこう言ったのです。
 
「初めは、うまく悔しさをコントロールできなくて
当たってしまってごめん。
 
でも、
自分の気持ちは
これからもずっと付き合っていかなくちゃいけないから
いろいろどうすれば落ち着くのかやってみたよ。
 
今は落ち着いた。」
 
どうやら、悔しい感情に巻き込まれた時間は終わったようです。
 
 
私が大事だと思うのは、
 
自分の機嫌を
自分で取れる方法を見つけて
コントロールできるようになること。
 
感情を抑圧することでも、
垂れ流しにすることでもないんですよね。
 
そのための試行錯誤はたくさんしたらいいと思っているんです。
 
 
この出来事から
 
☑ 私にその状態を観察して受け止める姿勢があれば、相手にあれこれ言おうと思わない
 
☑ 相手は、感情を発散したら、自分のことを客観的に見て、コントロールしようとする力を出せるんだ
 
と思ったのです。
 
思っている以上に感情を受け止める力は大事だな~と思った体験談でした~。
 

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