老後資金が今、話題となっていますが、
記事を書いてみました。


Mattoco Lifeの記事に取り上げられましたので、
以下共有します!

https://life.mattoco.jp/post/2019072201.html


記事タイトル:老後に向けお金を貯めたい人はどうすればよいか―各世代で考える

【目次】
1.中学生以下 ~お小遣いを貯めて「お金について知る」~
2.高校生 ~アルバイトやフリーマーケットアプリ等で得たお金を増やす~
3.大学生 ~より多くのお金を増やす~
4.社会人 ~節約・収入拡大・貯蓄増加の3ステップを意識して実行する~
5.まとめにかえて

【見出し】
金融庁が夫婦の老後資金として公的年金以外に30年間で2,000万円必要とする試算を行ったことに対し、菅官房長官は「政府は個々人が多様な資産形成ができるように、NISA(少額投資非課税制度)など様々な制度を構築している」と語り、資産運用の必要性に言及しました。

この話題が浮上したことにより、「長期的に資産を形成すること」が求められているということに多くの方が気づかれたのではないでしょうか。

今回は「長期的に資産を形成すること」という観点から、中学生以下、高校生、大学生、社会人といった4つのカテゴリーで、どのように資産を形成すればいいのかについて考えてみましょう。


続きはこちら
https://life.mattoco.jp/post/2019072201.html

私の記事がYahooニュースに取り上げられました!

タイトルは、

桐谷さんに続け! 生活の一部を賄うこともできる株主優待割引券とは?

です。


こちらより、覗いてみてください!

桐谷さんは、株主優待割引券だけで
生活を賄っているとも報道されていたこともありました。

実際にそうなのかは、本人に聞いてみないと分かりませんが、
生活の一部を賄っているのは、事実だと思いますので、

皆さんも、株主優待割引券とは何かくらいは、
知っておいて損はないと思います。

私の記事が

暮らしとお金のメディア「LIMO」という媒体で

取り上げられました。


タイトルは、

株を始める際、資金はどれくらい必要か?
100万円以上あればリスク管理も買い増しも可能!

です。

こちらより、覗いてみてください!


結論だけ以下、紹介します。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ここから

株の購入金額では10~30万円のレンジに多くの銘柄が集まっているので、
ある程度たくさんの銘柄から選びたいと考えるのなら、
まずは10~30万円の株から始めてみるのがいいでしょう。

その後、分散投資の観点から、
同じく10~30万円の株を良いタイミングでもう2銘柄分購入し、
リスク管理を行っていきます。

また、すでに購入した株は、
タイミングを見ながら買い増しを行い、利を取っていきたいものです。

そう考えると、株を始める際には、
少なくとも100万円準備できると分散投資を進めながら
投資をすることができるといえそうです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ここまで


私は金融業界で働いているので、
金融に関する記事を書いてくれといろんなメディアから依頼があります。

記事が公開されたら、紹介していきますね。



今までは中途採用の面接官として動いてきたわけですが、
今月から私は新卒採用の面接官としてもアサインされるようになりました。


今月から新卒採用面接官も担当しますので、
その情報も随時発信していけたらと思います。


さて、多くの人が悩んでいる面接対策ですが、
誰でも面接官に刺さる回答ができるようになるべく、

「IDO」というフレームワークを私が開発しました。

InputのI
DigestのD
OutputのO

で「IDO」です。





これら3つの観点で、面接対策を徹底すれば、
どのように聞かれても、面接官に刺さる回答ができるようになります。


今日はこの「IDO」というフレームワークを使って、
皆さんにも面接対策をして頂きたく、記事を書いてみました。


△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲
【目次】
① Input
② Digest
③ Output
④ 最後に(敵を知り、己を知れば、百戦危うからず)
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① Input



最初に面接対策として、やるべきことは、
何度も言っているように、「敵を知る」ということから始めるのが鉄則でしたね。


まずは、相手が何を求めているのかを知るということから始めます。
具体的には、面接官の評価観点とマインドセットを理解するというステップが最初にあります。


面接評価シートをベースに、どのような評価項目があり、どのような点数配分になっているのかを
理解します。





そして、Top downによるアプローチで、
それらの評価項目はどのような質問で評価されるのかを分類していきます。


例えば、ビジネスマインドのゴールセッティングという評価項目は、
どのような質問をすれば、評価ができるのかという観点で考えます。

すると、「あなたは今までに高い目標を掲げ、チャレンジした経験はありますか」
といった質問をすると思います。

全ての評価項目を具体的な質問と紐づけながら整理をしていくのです。

このように面接官が評価する観点からアプローチすることで、
メタ化・パターン化、要するに型にはめることができるようになります。

私が実際に大手外資系戦略コンサルを受けている時にも、
このアプローチをしていました。

誰も教えてはくれませんでしたが、
このように相手に合わせた動きをしないと最小の努力で最大の効果を得ることができないと考えたのです。


更に、私は今、面接官として動くようになり、
人事部からの面接トレーニングを定期的に受けています。

面接官になってから分かったことなのですが、
面接官として就活生や転職志願者に勝手に質問をしてはならないのです。

1次面接では具体的に何を聞くのか、
人事部の面接方針で、すでに決まっているのです。

よって、人事部による面接トレーニングで、具体的にどのように何を聞くか、
指示をされているので、パターンは限られています。

私が転職活動をしている時には、
勿論、誰もこんなことは教えてくれませんでしたが、

今、私は現役面接官ですので、皆さんに共有することができます。
一言で言うと、面接官のマインドセットのようなものがあるわけです。

これをInputすれば、それに合わせて、面接対策を行えばいいので、
合格する可能性が高まります。

例えば、いろんなテーマやトピックについてたくさん質問をして、
評価をするということは辞めてくださいと人事部から明確に言われています。

むしろ、1つのテーマやトピックについて、
深堀を行う形で、評価対象となる情報を収集するようにしてくださいと
指示があります。

このように面接官としてのマインドセットを理解することで、
敵を知るという質が高まります。

これらがInputの時に具体的に行うTaskとなります。


② Digest


次に、Digestです。

理解することだけでは、足りません。

自分が腹落ちして、納得するまで何度もInputをしなければなりません。
そのレベルが、自分のものになるまでです。

吸収・消化されるまで、繰り返し反復Inputを行うのです。

移動中や待ち時間などスキマ時間を使って、
黙想・思い巡らしをするのです。

それを行った上で、自分なりのやり方にアレンジして、
カスタマイズ化していきます。

つまり、自分で使えるようにメタ化・パターン化を行い、
徹底的に型にはめていき、自分の脳に定着をさせていくのです。

自分が使える知恵に変えていくのです。
使えない知恵は単なる腐った知識でしかなく、
応用が利かないのです。

1つの知恵を学んで、それが他の事象でも使えるようになった時、
それを人は「成長」と呼ぶのです。

「成長」しているかどうかは、外資系戦略コンサルに入った後、
猛烈に求められる要素です。

「成長」したかどうかは、
このメタ化・パターン化がなされているかどうか
で判断されるのです。

この前、同じことを言ったよねとか、
この前も、指摘したのに、直っていないじゃん
と上から言われるケースが社内で見受けられますが、

これは「成長」していないということです。

面接でも同じです。

頭の中で、メタ化・パターン化されていないと、
面接官によって、すぐにこの人は「成長」が遅い人だなとか、
早い人だなというのがすぐにばれてしまいます。

面接官の評価観点やマインドセットと紐づけて、
面接を受けないと、

ただ回答内容を暗記してきただけだなと、
すぐにばれてしまう結果になります。

この質問が来たら、この評価項目とリンクしていて、
この面接官のマインドセットと紐づけられているので、

このように回答しようと
頭の中で、反射神経で、連想ができるくらいまで、
Digestすることが大事です。


③ Output


自分なりの型ができたら、模擬面接を受けて、
メタ化・パターン化した戦い方を表現していきます。

模擬面接官からフィードバックを受けて、
自分なりに変えた方がいいと思ったところは修正をしていきます。

外資系の難関企業に合格する人は
模擬面接をこなす量が圧倒的に多く、
PDCAを回していくフェーズに進むのが早いのです。

皆さんも、早く型を作って、自分なりに型をカスタマイズしたら、
それを表現する模擬面接の量を増やしていってください。

基本的に毎日30分模擬面接を受けて、
フィードバックをもらうというスケジュールで進めていくことをオススメします。

皆さんは圧倒的に模擬面接の量が不足しているので、
量をこなす必要があります。

すると、第一志望企業の本番の面接ではどうどうとアピールすることが
できるようになるのです。

この「IDO」フレームワークで3つの観点、
4つのアプローチを理解したら、

すぐに模擬面接を受けるようにしてください。

吸収・消化をしてから模擬面接を受けるのではなく、
模擬面接を受けながら、吸収・消化していけばいいのです。

模擬面接官は必ずしも、私のようなプロでなくてもいいです。
家族や友人にやってもらえばいいのです。

1週間に1回くらいは私のようにプロの面接官に見てもらい、
その他は家族や友人に見てもらうというサイクルを早く回して頂きたいです。

いかに早く自分なりの型を作って、
模擬面接の量をこなすことができるかが、

第一志望企業に合格する近道です。

Outputの際に意識することは、
・質問された内容は面接官からしてみればどのような評価項目の評価対象としているのか
・自分のマインドセットをどのように面接官のマインドセットに合わせることができるか
です。


前者は、例えば、
「あなたは今までに高い目標を掲げ、チャレンジした経験はありますか」という質問は

ビジネスマインドのゴールセッティングという評価項目の評価対象として情報を収集していると気づけるようになるまで、模擬面接の量をこなしていく必要があります。

これはInputでやったアプローチとは逆のアプローチです。
このように逆の視点からも紐づけておくことでメタ化・パターン化が更に容易になり、
型にはめやすくなります。

なぜ面接官はこの質問をしているのか?と目的を考えるようにし、
そして、答えまで特定できるようにならなければ難関企業には合格できません。

なぜなら、答えが面接官の求めていることとずれてしまうからです。
これができるようになれば、ずれることはありません。

むしろ、面接官に直接質問の意図を確認してしまってもいいくらいです。

今、頂いた質問はビジネスマインドのゴールセッティングに関する評価対象となる情報を
収集したいという意図で合ってますか?と。

ここまで確認してくる人はいないが、面接官からしてみれば、
ここまで確認してくるということは、相手の質問の意図をちゃんと理解してから
正確に答えようとしているなと感じ取れるので、むしろ高評価です。


聞かれている質問はどの評価項目に紐づけられているのかを、
瞬時に辿ることができるようになることが重要です。

また、後者は、例えば、
人事部は面接官に対して、1つのテーマやトピックについて、
深堀を行う形で、評価対象となる情報を収集するようにしてくださいと
指示しているので、

その裏返しで、1つのテーマやトピックについて、
深堀されても、ロジカルに結論ファーストでシンプルに答えられるように準備をしておく必要があります。

つまり、いろんなテーマを浅く答える準備はしない、
むしろ、自分の専門としている領域や趣味、打ち込んできたことに関しては、
どこからどのように聞かれても答えられるように準備をしておくということです。

これもInputでやったアプローチとは逆のアプローチです。
これも、メタ化やパターン化を容易にさせ、型にはめやすくなります。


④ 最後に(敵を知り、己を知れば、百戦危うからず)


この「IDO」という面接対策のフレームワークは、
勿論、私が作ったので、他の人は教えることができませんが、

それでも、中身を見てみると、シンプルで、
要は、敵を知り、己を知れば、百戦危うからずの鉄則がそのまま表現されているだけです。


具体的に言うと、
I. 面接官の評価観点を各質問項目に適応させるアプローチや
Ⅲ. 面接官のマインドセットを応募者のマインドセットに適応させるアプローチは
「敵を知る」という行為ですし、

Ⅱ. 各質問項目を面接官の評価観点に適応させるアプローチや
Ⅳ. 応募者のマインドセットを面接官のマインドセットに適応させるアプローチは
「己を知る」という行為になります。


この4つのアプローチで対策をすると、
百戦危うからずになります。


この「IDO」というフレームワークについて
もっと詳しく知りたいとか、模擬面接を定期的にしてもらいたいという方は、

まずは、気軽に私とチャット会話できるコミュニティがあるので、
こちらから登録し、チャットで会話をしましょう。
Partakerとのチャットコミュニティ「P.I.C」


この4つのアプローチについては、
次回以降、詳細に解説していきます。

楽しみにしていてください。

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◆ Partakerの経歴
  東京外国語大学大学院修士課程修了。日経ビジネス記者を経て、
  日系大手コンサル会社に就職。アメリカ支店の駐在員経験を経て、
  大手外資系戦略コンサル会社に転職。現在、マネージャー兼1次面接官として、
  勤務中。副業として、就活生及び転職志願者の活動を支援中。
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私のブログで掲載していた「社会人基礎力」について、
ヤフーニュース、楽天ニュース、ニコニコニュースに私の記事が掲載されましたので、
以下、共有いたします。



ヤフーニュース

楽天ニュース

ニコニコニュース



私のヤフーニュースの記事のコメントを見ていると、


ほとんどの人がやはり
そもそも「社会人基礎力」というのが、国が出しているなんて、
知らなかったという反応を示していました。


誰も皆さんに教えていないので、知らないのは当たり前ですよね。
知らないということは恐ろしいということです。


以下、ヤフーニュースでのコメントです。









是非、皆さん、これからは、
就活・転職活動に限らず、

社会で生きていく為に、
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず!」を
マインドセットとしてください。


敵を知らないと、自分の行動がすべてズレるので、
大部分が無駄な努力になります。


おれはあいつよりもたくさん努力しているのに・・・
なぜおれはあんな努力もしていないやつに負けるんだ・・・


答えは明白ですよね。
敵を知るという行為に時間をかけずに、

相手に合わせた行動をしていないからです。


もう自分のこだわりにすがみつくのはやめた方が、いいですよ。
人生を本気で変えたいと思っているなら。


だって、自分のやり方にこだわったら結果がでないというのが、
分かっているのだから。

それでも、まだ自分のやり方にこだわるのはなんででしょうかね。
自己否定が重要です。


自己を否むのです。


自分のやり方は間違っていると認めてください。
とてもつらいとは思いますが、

自分は間違っている、自分のやり方はすべて捨てる、
今の自分を殺す

という作業をしないと、

復活という次のステップに進まないのです。


人は自己否定をし、自分を殺し、そして、自分を復活させた時に、
パワーアップして、目標を達成することができるのです。


そして、最小の努力で最大の効果を得ることにこだわってください。

結果が出ない努力はやめましょう。


まず敵を知るという行為をしてください。
それからどう攻めるかを研究するべきです。


このマインドセットというのは、
なかなか自分1人でできるものではないです。


誰かがメンターとなって、
自分の古いやり方を捨てるように、
毎日のように言ってくれる人をそばに置かないと、

なかなか変われるものではないです。


私はあなたのメンターになることができます。
まずはチャットから私と会話をしてみませんか?
Partakerとのチャットコミュニティ「P.I.C」


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◆ Partakerの経歴
  東京外国語大学大学院修士課程修了。日経ビジネス記者を経て、
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前回の記事でメタ化の全体像を示しましたので、
今回からトップダウン思考によるアプローチについて、


大手外資系戦略コンサルの面接評価シートに基づき、
お話します。



今回は、20の評価項目のうちの最初の項目、

ビジネスマナー

について、メタ化をしていきたいと思います。






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【目次】
① ビジネスマナーの評価観点
② ビジネスマナーの評価内容
③ 対応方針
④ まとめにかえて
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① ビジネスマナーの評価観点


自分が上司で応募者を部下とした場合、
その応募者をクライアント先に連れて行っても恥ずかしくないレベルにあるかが
評価観点です。


大手外資系戦略コンサル会社のコンサルタントは
クライアント先に常駐することもしばしばあり、


一人でクライアントのオフィスに行き、
毎日クライアントとコンタクトを取るケースがあります。


その場面を想像しながら、
クライアントのところに連れて行っても恥ずかしくないかという観点で、
実際のビジネスシーンを想像しながら評価していきます。



② ビジネスマナーの評価内容



実際に評価する内容としては、

A. 服装
B. 礼儀
C. 遵守性

の3つです。


A. 服装

ビジネスマンとして、相応しい身だしなみをしているか、
清潔感があるかが評価内容です。

ワイシャツがズボンから出ていたり、ワイシャツがシワシワであったり、首回りが黄色くなっていたりすると、
清潔感があるとは言えないですよね。


B. 礼儀

面接の始まり、終わりなど、然るべきタイミングで然るべき挨拶ができているか、
面接官に不快に感じさせるような言動をしていないかが評価内容です。

挨拶は誰でもできるので、
どちらかと言うと、後者をよく見ますね。

XXXっすねとか若者言葉を多用したり、
確かに~を連発したり、
あ~、え~っと、あの~、と話し始めに余計な一言が多かったり、

~じゃないですか?と当然のように知っていますよねと面接官に振ってきたり、

或いは、髪の毛やヒゲを頻繁に触ったり、
貧乏ゆすりをしたり、
目線をキョロキョロ動かしたりしていると、

面接官に不快に感じさせてしまいます。


C. 遵守性

面接の開始時間前までに到着し、時間を厳守しているかが評価内容です。



③ 対応方針


評価観点が、

部下として、クライアント先に連れて行っても恥ずかしくないレベルにあるか

なので、

そのレベルにあるということをアピールすることが対応方針です。


A. 服装

これで落とす人はほとんどいません。

普通にビジネスマンとして、クライアント先に行くのと同じような恰好で面接に来れば、
たいていは評価点をもらえます。

どちらかというと、これは絶対におとしてはいけない評価項目ですね。


B. 礼儀

これは面接官によっては、厳しい人は厳しいので、
対応方針としては、厳しい面接官でも高い評価を下すような仕掛けをしておくことです。

丁寧すぎるくらい敬語は使うように意識した方がいいですし、
最後に去る時に、本日はお忙しい中、わざわざ私を面接してくださり、
まことにありがとうございました、感謝申し上げます

などと言ったりして、

礼儀正しいなと思わせるような仕掛けを自分なりに仕込んでおきましょう。

これで、不快に思う面接官はいないですよね。

緊張するあまり、声が震えてしまったり、
目がキョロキョロしてしまったりすると、


クライアント先に連れて行っても、このようになるのは勘弁だから、
クライアント先には連れていけないという判断が下されてしまいます。

これは模擬面接や競合他社の面接で量をこなす中で、意識して、
チェックリストに加えて、毎回できたかどうかをチェックするようにしましょう。


C. 遵守性

これはほとんどの人ができているので、
15分前くらいには志望企業の受付に到着し、
5分前に面接室に入るという段取りさえしておけばいいです。

但し、気を付けないといけないのは、
電車が遅れている等の理由は、早めに出発すれば解決できる問題の為、
事前連絡をしていても、遅れたら、評価点数は1になってしまいます。

従って、到着が時間ギリギリになるくらいであったら、
事前に電話して、現職で部下がクライアントからクレームをもらっていまして、
今から緊急対応として、クライアント先に行かなくてはならなくなってしまい、

大変申し訳ございませんが、
日程を変更させて頂くことは可能でしょうか?と

リスケをした方がまだましです。

時間ギリギリ、或いは、ちょっと遅れての面接参加だと、
自分としても、不利な状況から始まり、

落ち着いた状態で面接を受けることも難しいでしょうから、
それだったら、日を改めて、万全な状態で臨んだ方がまだいいです。

レアなケースですが、
2~3分遅刻してきて、謝らず、何もなかったかのように
面接に参加してくる応募者が時々いますが、

残念なことに、これだけで落とす面接官もいます。

私もこのような応募者は必ず落とします。
どんなに他の評価項目で高得点を取り、総合点数が70点を上回っていたとしても、
落とします。

なぜなら、このような人をクライアント先に送り出し、
クライアント対応をさせると、クレームにつながり、自分が謝らないといけないという状況を
発生させてしまうからです。

但し、これもまたまたレアケースなのですが、
2~3分遅れてきて、猛省し、大変申し訳ございませんでしたと丁寧に謝って、
面接に参加し、合格を勝ち取った人もいるにはいます。

ビジネスマナーの評価点は1なのですが、
他の評価項目が高得点で結果、総合得点が70点を超えているがゆえに、
採用というケースもあります。

早めに到着して、遅れないことがあたりまえではありますが、
もしも時間ギリギリになってしまう、遅れることが分かった場合は、

上記2つの対応方針があるので、

つまり、適当な理由をつけてリスケするか、
猛省し、深くお詫びを申し上げて、他の評価項目で挽回するか、

どちらを選ぶかは、各自の判断にお任せしますが、
私なら、前者を選択します。


④ まとめにかえて


ということで、まとめに入りますが、
この評価項目は5点と、全体の5%しかなく、
重要視されない評価項目であるものの、

場合によっては、この評価項目の評価が悪いという理由で、
他の評価項目が全部満点でも不合格になるケースもあるということを知っておいてください。

絶対に落としてはいけない評価項目で、かつ、
全員が満点の5を獲得することができる項目なので、

面接官に部下として、クライアント先に連れて行っても恥ずかしくないレベルを
私には兼ね備えていることをアピールしていきましょう!


面接官が不快に感じる部分は人によって、異なるし、
応募者自身でも気が付かない場合が多いです。

私の転職支援塾では、
面接評価シートをベースとした模擬面接を中心に、
転職支援をしており、

面接官として不快に感じると思う部分があれば、実際に模擬面接をしていく中で、
お伝えしていきます。


まずは私とのチャットから始めてみませんか?


前回の記事で、私が実践していたオススメの転職活動の進め方を
具体的に共有しましたが、

その中で、私はいつもトップダウン思考とボトムアップ思考の組み合わせにより、
メタ化するというステップを踏んでいました。

これにより、場当たり的な対策ではなく、面接でどんな角度から質問されても
出題意図に沿った答えができるようになり、大手外資系戦略コンサルへの転職を成功させました。

今回は、メタ化について、お話します。

△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲△▼▽▲
【目次】
① メタ化とは?
② トップダウン思考によるアプローチ
③ ボトムアップ思考によるアプローチ
④ マインドセット
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① メタ化とは?


メタ化とは、厳密には異なるのですが、
ほぼ抽象化と同義の言葉です。

具体化の反意語です。

もっと詳しく説明すると、

具体的な事象を抽象化することで、「本質」を抽出し、他の事象に応用できるように整理すること

です。

これを行っておくと、場当たり的な対応ではなく、
どのように聞かれてもすぐに反射神経で相手の意図に沿って、
的確に答えることができるようになります。

つまり、いつでもどこでも瞬時に使える「知恵」に変える作業をメタ化と言います。


この質問を聞かれたらこのように答えようと決めて、答える内容を暗記したとしても、
他の角度から同じような質問をされた時に、答えられない・黙り込んでしまうというのは、
メタ化ができていないということになります。


私はこのメタ化作業をトップダウン思考とボトムアップ思考の組み合わせにより、
転職活動の時に行っていました。


トップダウン思考とは、
面接評価シートをベースに評価観点と評価内容をインプットし、回答の原則を整理することで、

ボトムアップ思考とは、
志望企業の面接の過去問(面接で聞かれたこと集)をそれぞれ面接評価シートの評価項目と回答の原則に紐づけて、整理することです。

この紐づけ作業により、
どんな角度から何を聞かれても、瞬発的に答えられるようになりました。

なぜなら、面接評価シートで評価する項目は限られていて、
それに応じて、出題意図も限られているからです。

また、上記面接の対策に加えて、
そもそも転職活動を行う上でのマインドセットとして、
自分なりに検討の原則というものを整理していました。

要は、どんな環境に遭遇しても、変わらない自分なりの軸、対応方針を
整理していきました。

そうすることで、お前には無理だよと周りからバカにされても、
自分の意志は崩れることなく、第一志望企業に合格することができました。

まとめると、
私は以下3つのメタ化作業をしていました。

A. 面接評価シートをベースに評価観点と評価内容をインプットし、「回答の原則」を整理
B. 志望企業の面接の過去問(面接で聞かれたこと集)をそれぞれ面接評価シートの評価項目と「回答の原則」に紐づけて、整理
C. 転職活動を進める上でのマインドセット「検討の原則」

これにより、メタ化された成果物は
「回答の原則」と「検討の原則」です。

私は面接会場に向かう時に、最終チェックとして、
このメタ化された「回答の原則」と「検討の原則」を確認し、
本番を迎えるようにしていました。

転職後、私を面接した方々に挨拶をしに行き、
「なぜ私を採用してくださったのですか?」と聞いてみると、

「Partakerさんは、私達が質問している意図を正確に捉えて、
自分の言葉でどうどうと話をしていたからだよ」と言われました。

たいていの人は角度を変えて、深堀質問すると、
黙り込んでしまうのですが、私は瞬時に質問の意図を捉え、
的確に答えていたから、合格できたのです。

たいていの人は質問の意図を考えずに、自分の好き勝手に答え、
場当たり的な対応を示す人が多いのですが、
(つまり、断片的にしか考えていないとボロが出てしまう・・・)

私はちゃんと原理を理解してから答えているので、
評価が高かったのです。

あとで、人事部の担当者に確認したのですが、
私の面接結果は過去最高水準であると聞きました。

これはメタ化による成果です。

ということで、皆さんもメタ化をすることをオススメします。



② トップダウン思考によるアプローチ


だいぶ話をしてしまいましたが、

メタ化する際には、まず「敵を知る」に90%以上のエネルギーを注ぐという原則からすると、
面接評価シートを分析して、評価観点は何で、どのようなことを評価するのかをブレイクダウンし、
回答の原則を自分なりに決めるのが先です。


つまり、具体的な面接での質問に個別に対応していくという作業ではなく、
相手が何を求めているのか、評価項目を分析し、回答の原則を整理することが先です。


これにより、自分なりの回答のセオリーを作ってしまうのです。

面接評価シートで評価対象となる項目は限られていますので、
そんなに大変な作業ではないはずです。

相手の評価基準を分析したら、トップダウン式で自分なりの戦い方を決めてしまうのです。

面接評価シートの原理が分かれば、
どのような質問がどのような評価項目で定量化されるのかが見えてくるので、
評価項目毎に代表的な質問項目を分類できたら、

トップダウン思考によるアプローチは完了です。


③ ボトムアップ思考によるアプローチ



トップダウン思考によるアプローチとは逆の作業です。

転職エージェントにお願いすれば、
過去に合格した人から収集した過去問と回答内容のデータがもらえるので、

それをもとに、各質問がどの評価項目と回答の原則に紐づけられるかを整理します。

あとは模擬面接の量をこなしていく中で、
このメタ化作業を行っていけば、どのような角度でどのような質問をされても、
評価観点と評価項目が分かり、自分なりに決めた回答の原則が導き出されるので、

面接対応力が格段にUPします。

このように実行することで、場当たり的な対応ではなく、
かつ、“最小の努力で最大の効果を得られること”につながるのです。

これが本当の対策です。


④ マインドセット


最後に、面接での回答方針以外の部分でも、
戦い方を決めていく必要があります。

つまり、いろんな人がいろんな考えをもって、転職活動を行っているけど、
“自分はこのようにする”というマインドセットをもつと、環境に左右されなくなります。

例えば、先ほど②のトップダウン思考によるアプローチで、

メタ化する際には、まず「敵を知る」に90%以上のエネルギーを注ぐという原則からすると・・・

と述べましたが、これも私のマインドセットです。


これは人事部の方やOBOGに会って話を聞いたり、
転職エージェントの方とディスカッションをしていく中で、
転職活動に関する書籍も参考にしつつ、

自分なりに、戦い方を言語化していくという作業になります。


私はこのマインドセットを1個ずつ言語化し、ノートに整理していきました。
こちらについては、別の記事で紹介しますね。

結論だけ言いますと・・・

私のマインドセットの中心点は、

「どんな企業も結局聞くのは、基礎である」

ということです。


私の転職支援塾では、
具体的に「この企業はこういうことを聞いているんだよ」という質問の意図を説明しており、
塾生に自分なりに考えたことがどれくらいずれているのかを毎回確認してもらっています。

そこで見えてきた弱点をまとめて、電車内などで効率よく復習してもらっています。

知識は無駄に増やしすぎないで大丈夫です。

レベルの高い企業ほど、とにかく基礎を聞いてきますので、
経済産業省が提唱している社会人基礎力をもとに、基礎を教え続けますよ。


企業が質問する意図の理解と、基礎力。これで第一志望企業の合格へ導きます。

不安であればあるほど、人は知識を増やして安心したくなりますよね。

そんな風に、転職志願者が無駄な努力をしている姿が、
見るに耐えなかったんです。

もっと楽に合格に導きたい。そう思って、今、私は副業として、
転職支援塾を開き、転職志願者の活動支援をしています。

ということで、気軽に私とチャット会話できるコミュニティがあるので、
こちらより覗いてみてください。


では、この記事で、メタ化の全体像を示しましたので、
次の記事から個別に解説をしていきます。

まずはトップダウン思考によるアプローチからです。

お楽しみに!

転職活動をどう進めればいいのか、どうしたら転職がうまくいくのか
いろんな人からよく相談を受けますが、


皆さんはなぜ自分で解が出せないのか不思議で仕方がないです。


だって、同じことを高校生の時にやっているんですよ。


大学受験をどう進めればいいのか、どうしたら受験がうまくいくのか
一回、経験しているし、そこで学んだ教訓を、転職活動で活かせば
いいだけのことです。


皆さんは大学受験の時、何をしていましたか?
うまく受験を乗り越えた人は必ず過去問や模試を繰り返し解いていたはずです。


よく参考書ばかり読んでいて、過去問や模試を反復学習しない人は、
第一志望には合格できず、受験失敗するという典型的なパターンがあったはずです。


転職活動も同じように、抽象的な方法論ばかり追求し、
志望企業の過去問や面接評価シートを分析せずに、反復学習もせず、
模擬面接も繰り返し行わない人は、結果は良くないということが目に見えていますよね。


つまり、相手に合わせた動き方をしないと、
努力した割には成果が出ないという悲劇が起こるのです。


よって、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず!」の「敵を知る」という行為に
90%以上のエネルギーを注ぐようにした方が賢明です。


なぜなら、相手が何を求めているのか分からないのに、
どう動いても、相手の求める水準に到達することはできないからです。
(たまたま、まぐれでヒットすることはあるかもしれませんが、そんな低い確率論に自分の人生をかけられないですよね)


今回は、この前提を踏まえて、
転職活動の在り方について、考えてみたいと思います。


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【目次】
 ① 転職活動に対する“あるべきマインドセット”
 ② Partakerが実践していたオススメの転職活動の進め方
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① 転職活動に対する“あるべきマインドセット”


転職活動の進め方はネットで検索すればいろいろ記事があるし、
人によって考え方はバラバラなので、自分でどのようなマインドセットを行うかは、
最終的には自分で判断しなければなりません。


ここで私の考えを述べるので、
是非、参考にしてみてください。


私が考える“あるべきマインドセット”は、一言で言うと、

“将来の為の転職活動”ではなく、“第一志望企業合格の為の転職活動”を!

です。


モットーとしては、

“最小の努力で最大の効果を得る”

です。


転職活動をする際には、まず自己分析から始めて、
長期的なキャリアデザインをしてから、

今、自分はどの業界でどの会社を受けるべきなのかを決めるべきだ
という人もいるのですが、

私は反対です。


このようなボトムアップ思考では、時間がいくらあっても足りません。


それに自己分析やキャリアデザインに時間をかけても、
どうせ転職して環境が変われば、

自分のレベルもキャリアデザインも変わるので、
あまりそこに時間をかけることは賢明ではありません。


ここに時間とエネルギーを注入して、自己満足していても、
結果はついてこないです。


よく自分の年収は周りにいる人10人の年収を合計して、
10で割った金額に等しいと言われますが、

周りの年収が今の2倍になれば、自分の年収も2倍になるのです。

周りの環境が変われば、自分の環境も変わるのです。
転職活動というのはそういうことです。


それよりも、「敵を知る」方が先です。
冒頭でも触れましたが、まず「敵を知る」のです。


自己分析やキャリアデザインなど、抽象的な方法論にはまってはいけません。
企業側はそんなあやしげな要求を転職志願者にはしません。


転職志願者が転職活動において、やるべきことは、


1.志望企業が過去に面接でどのような質問をしたのかを収集し、分析する
2.経済産業省が提唱している社会人基礎力の12項目や志望企業の面接評価シートを分析する
(面接評価シートが手に入らなければ、人事部やOBOGの方に会って、評価基準や評価項目を聞く)
3.面接官の質問パターンや出題意図を模擬面接の量をこなす中でつかむ
4.模擬面接の結果を面接評価シートに基づき、フィードバックを受け、指摘事項を改善し、本番で得点できるイメージを作り上げていく


といった要素なのです。


大学受験と同じで、
志望企業の面接官が何を求めているのかを反復学習しながら、インプットし、
模擬面接を行うことで定着させていくのが“最小の努力で最大の効果を得る”秘訣です。


これらの要素があれば、どんな対策法でもよいわけで、
自分なりに面接で得点できるアプローチを作ることが重要です。


自分なりにつかんだ方法でないと、本番で使えないのです。
他人のマネをしても、本番では得点できないのです。


“万人に共通の、唯一絶対の”面接対策法などありません。
くれぐれも、抽象的な方法論に走ってはいけません。


模擬面接の量をこなしていく中で、
自分なりのアプローチをつかんでいってください。


ほとんどの転職志願者は、模擬面接の量が少なすぎます。


相手は何を求めているのかをインプットしたら、
模擬面接の量を増やし、定着させるというプロセスを踏んでみてください。




② Partakerが実践していたオススメの転職活動の進め方


私は大学受験で実践していた“相手に合わせた勉強法”を
そのまま転職活動で実践していました。








A. 複数の外資系転職エージェントに登録し、面接の過去問を入手し、合格者の回答例を大量にインプットし、志望企業の合格レベルを把握
B. 経済産業省が提唱している社会人基礎力12項目をインプット
C. 志望企業の人事部主催のイベント参加やOBOG訪問を行い、採用基準や評価項目をヒアリング
D. 社会人基礎力12項目をベースにCのヒアリング結果を加味した上で、志望企業の想定面接評価シートを作成し、100点満点で各評価項目に点数配分を実施
E. 自己分析(強みと弱み)を実施
F. Dの志望企業の想定面接評価シートをベースに、自分の強みをアピールすることで高得点が狙える評価項目は高得点の目標を設定、自分の弱みの部分である評価項目は低い目標を設定し、合計70点を超えるような目標獲得点数配分を実施
G. 自分で設定した各評価項目の点数を超える為のストーリーをWordでドラフト
H. 転職エージェントに模擬面接を行ってもらい、フィードバックを受けて、指摘事項を反映した上で、再度模擬面接を受けて改善
I. 志望企業より若干レベルが低い競合企業10社の面接を練習用として受けて、場慣れを実施



まず、転職エージェントから面接の過去問を入手した後、
自分ならどのように答えるのかを考えるのではなく、


実際に合格した人はどのように答えたのかを見ることで、
志望企業の合格レベルを分析し、インプットしました。


これをやらないで、いろいろ自分で考えても時間の無駄だと思ったのです。


まずは志望企業の合格レベルを把握するのが先、
まずはこのインプットに時間とエネルギーを注がないと、

その後の対策や行動が全てずれると思ったのです。


このインプット自体は、一回で全部吸収しようとせずに、
繰り返し反復で、移動中やスキマ時間を活用して、行いました。


1回あたりのインプットはざっくりと読み流す程度で、
その代わり回数は7回以上読み込みました。


それから、模擬面接を受ける中で、
面接官はこの質問は面接評価シートのどの評価項目に紐づくのか、
毎回考えながら、シミュレーションをしていました。


模擬面接をしてくれた転職エージェントの方からフィードバックを受けて、
その指摘事項を改善し、


移動時間やスキマ時間を活用して、ぶつぶつ口ずさんで、
面接で自分が答える内容を暗記していったのです。


すべての質問を面接評価シートのどの評価項目と結びついているのかを考えながら、
日々過ごしていくと、質問がパターン化できたり、出題意図は限られていると気づくようになりました。


私はこのように効率的に相手が何を求めているのかをインプットし、
模擬面接を行う中で、定着させ、アウトプットも同時に整理していったのです。


是非、参考にしてみてください。
皆さんの転職活動の進め方に、お役に立てればと思います。


余談ですが、転職エージェントの本業は人材紹介であり、
模擬面接をすることではないんですよね。


従って、実際には転職エージェントによる模擬面接のフィードバックの質は
あまり高くなく、そんなの自分でも分かるわいといった程度のものが多かったのは事実です。


その時思ったのは、1回1時間1万円を出してでもいいから、
外資系戦略コンサルの面接官をやっている人に模擬面接をしてもらいたいなということでした。


しかし、現実には、ネットでも調べても、周りに聞いてもいなく、
結局、質の高い模擬面接というのは、私はできなかったのです。


でも、やれるだけのことはやったという感じです。


このような経験を私はしているので、
模擬面接の量が圧倒的に少ないであろう皆さんの力になれたらなと思い、

私は今、副業として、皆さんの転職活動の支援をしています。


ちなみに、私は転職支援塾を副業として運営していますが、

強みは、塾生が


①現役大手外資系戦略コンサルの面接官による模擬面接を実際の本番レベルで受けられること
②毎回模擬面接終了後に、採点された面接評価シートがもらえて、点数の改善に向けたフィードバックが受けられること(感覚的にいい、悪いではなく、面接評価シートという現物をもとに改善点を明示してくれる)
③実際に外資系企業に転職成功させた塾生の本番での回答例をインプットすることができること



としています。


まずはチャットから私と会話をしてみませんか?
Partakerとのチャットコミュニティ「P.I.C」


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◆ Partakerの経歴
  東京外国語大学大学院修士課程修了。日経ビジネス記者を経て、
  日系大手コンサル会社に就職。アメリカ支店の駐在員経験を経て、
  大手外資系戦略コンサル会社に転職。現在、マネージャー兼1次面接官として、
  勤務中。副業として、就活生及び転職志願者の活動を支援中。
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今、成田空港にいます。


これからインドに出張です。
待ち時間があるので、今日会社の中で起こったことを共有します。


午前中はオフィスで勤務していたのですが、
2次面接官が最終面接官である部門のトップの方に報告していると、
部門のトップの方がオフィスの中で2次面接官に対して大きな声で怒鳴り出しました


「なんでお前はこんなやつを通過させたんだよ、言ってみろよ、なんでだよ」


オフィスの中はシーンと静まり返り、
気まずい空気になりました。


2次面接官は、

「大変申し訳ございません、次回からは能力のある人だけを通過させるように致します」

と真っ青な表情で謝罪をしていました。


こんなことが社内で発生しているのですが、このようなことを知って、
皆さんはどう思いますか?


面接官も大変なんだなぁ~って思ってくれましたか?笑



そう、大変なんです。能力のない人を上にあげると、
上からみんなの前で自分が殺されるのです。。。


それが嫌なので、面接官は必死に通過させるロジックを組み立て、
上の人を説得するのです。


実は、面接官はこれに一番エネルギーを消費します。


人を説得するのは、頭を使うんですよね。


ということで、今日は、1次面接、2次面接、最終面接で、
どのような面接官が出てきて、主に何を見るのか、
そして、応募者はどのように対策を行えばいいのかをお話します。


中には5回面接を行う場合もありますが、
今回は3回で中途面接が終わるケースで話をします。


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【目次】
 ① 1次面接の面接官、実施目的、対策
 ② 2次面接の面接官、実施目的、対策
 ③ 最終面接の面接官、実施目的、対策
 ④ まとめにかえて
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① 1次面接の面接官、実施目的、対策


1次面接には、どのような人が面接官として出てくるのでしょうか。
一般的には現場のリーダーと呼ばれる人が出てきます。


私も1次面接官を担当しており、
2次面接官にエスカレをするという位置づけにおります。


基本的にはマネージャークラスで管理職の方が1次面接官を務めます。


1次面接の実施目的ですが、
2次面接官を説得するロジックがあるかないかを確認することです。


前の記事でも書きましたが、
1次面接を通過させるには、それなりのロジックが必要です。


しかも、そのロジックが合理的で2次面接官を説得できるものでないと、
2次面接官から怒鳴られて、自分が殺されてしまうのです。


ゆえに、2次面接官に説明できる材料を面接で1次面接官は探しに行きます。
これが1次面接の実施目的です。


どうです?分かりやすいですよね。


従って、目的を果たすために、
1次面接官は、面接評価シートに沿って、前回の記事でも書いた通り、
シナジー効果を発現できるかを詳細に見ていき、定量化していきます。





各評価項目にそって、5段階で、この項目は3、この項目は2、この項目は4と
点数をつけていくのです。


この作業をしていく中で、2次面接官にエスカレする材料を探しに行き、
ロジックを組み立て、ストーリーを作ろうとします。


これができないと、1次面接官は面接中に不採用という判断を下します。


私の場合は、確かにこのように全ての評価項目に点数をつけて、
総合得点が70点以上であれば、2次面接官にエスカレするようにしていますが、


結局、最終的には、現場で部下として仕事を任せることができるか、
自分が上司だとしたら、部下として一緒に仕事をしたいかという目線で
判断をすることが多いです。


なので、応募者には前職のビジネスでのエピソードを中心に聞くようにしています。


これが1次面接の流れです。


この流れをインプットしたら、
応募者はどのように対策を練ればいいのでしょうか。


簡単ですよね。


1次面接官が1次面接を実施する目的を果たすお手伝いをしてあげればいいのです。


つまり、1次面接官はどのように2次面接官にエスカレをするのか、
面接中に考えるのですが、


応募者は、そんなことは考えなくていいですよ、すでに私があなたの為に、
2次面接官の方にエスカレをするストーリーを作ってきましたので、


このストーリーをあなたは2次面接官の方に伝えるだけでいいんです!

と言える状態にしておくことです。


これが対策です。


究極的には、1次面接官が面接中に行うであろう、
面接評価シートでの定量化作業を自分が代わりにやってあげるのです。


つまり、面接評価シートの土台となっている、
“社会人基礎力”の12の要素を5段階で事前に自己評価したものを印刷して、
1次面接官に面接の時に最初に渡してあげたら親切ではないですか?


簡単に自己紹介をお願いしますと言われたら、
これを渡してあげて、

「これを見てください、多くの企業が面接評価シートを作成する際に
参考としている経済産業省が提唱した社会人基礎力の一覧表なのですが、
この12項目を5段階で自己評価するとこのようになります。
そして、私の強みはここで、弱みはここです・・・」


と言うんです。


1次面接官は、この社会人基礎力の12項目を面接評価シートに転記すれば
いいだけなので、負担はかなり減ります。


これで、1次面接官が知りたい、
「応募者は企業側に何を貢献できるのか」の問いが
解消されます。


これを行った上で、2次面接官へのエスカレのストーリーを
応募者が直接伝えるのです。


前回の記事で書いた面接中に結論を出す3段階のプロセス、覚えていますか?

次は、「企業側に応募者にどのような活躍の場を与えることができるか」を
1次面接官が考えて、結論を出すんでしたよね。


これも1次面接官に考えてもらう必要は無いですよね。


これも応募者である私が代わりに考えてきましたので、
あなたは2次面接官に伝えるだけでいいです

と言える状態にしておくのです。


とにかく、1次面接官がやることを応募者が代わりにやってあげるのです。
すると、1次面接官からものすごく感謝されますよ。





「この作業、本当は私がやらないといけないんだけどね、
ほとんどあなたにやってもらっている感じだわ・・・ははは」

とまで言わせたら、こちらの勝ちですよね。


これが対策です。


これについては、

「実は人事部の方とOBOGの方と事前にディスカッションをしていまして、
こういう方向性なら私が御社で活躍ができ、かつシナジー効果を発現することができるとすり合わせをしております」

とまで、言えることが重要です。


その次は、

「今、採用すべきか?」ですよね。


この採用のタイミングの問題も、1次面接官に考えてもらう必要はないですよね。


事前に、人事部の方にヒアリングをして、
今、ちょうど御社のこの部門ではこういう人材を募集していて、
私が入っても役割やポストが重複するという人材は他にいないということを
確認しております

と、言える準備をしておくことが大切です。


つまり、私には今、御社に入社して、すぐに活躍できる場があることも
事前に人事部とすり合わせております、


と言い切れることが重要です。


そして、最後に結論を出さなければならない「採用できるか?」については、
1次面接の段階では、入社意思を示すというよりも、


他の競合他社ではダメな理由を明確に言うことで、
御社が第一志望であることを伝えればいいです。


このようにして、1次面接では、1次面接官がやらないといけないことを
面接中に代わりにやっていあげるというパフォーマンスを見せれば、
ほぼ確実に通ります。


これが対策です。



② 2次面接の面接官、実施目的、対策


2次面接官は、役員や上級管理職が出てくることが多いです。


1次面接で面接評価シートをベースに細かく定量化してあるので、
その定量化されたもののうち、異常値と言われる、点数が低い項目や、
逆に点数が高い項目を深堀質問して、理解を深めていくことから始めていきます。


1次面接官が面接評価シートにコメントを残しているので、
そのコメントも参考に深堀質問をします。


ただ、これはアイスブレイクの位置づけです。


1次面接で概ね採用条件を満たしていると評価されているので、
2次面接では、主に、「社員として信用できるか」という観点から面接をするようです。
※私は1次面接官を担当しており、2次面接官は務めたことがないのですが、2次面接官にエスカレをしているので、2次面接官とコンタクトを取る中で、2次面接の位置づけを理解しているつもりです


細かい質問をするというよりは、応募者の仕事を進める上で大切にしていることや、
これだけは譲れないというポリシーなど考え方や信条を確認することが多いと聞いています。


その為に、ケース問題を扱い、こういうケースだとあなたはどう考えますか?
この場合はどうですか?と深堀質問をして、考え方や信条を見ていき、
社員として信用できるかという問いに答えていくようです。


対策としては、
前半のアイスブレイクは1次面接官を完全に味方にして、
1次面接官の方とすでに御社で活躍できるイメージをすり合わせましたなどのに言い切ることです。


そして、ケース問題に関しては、
模擬面接を事前に繰り返し行い、量をこなすしかありません。


ただ、やみくもに量をこなすというよりは、
ケース問題をパターン化し、何をどこから聞かれても答えられるように自分の中で
戦い方を決めておくことが重要です。


これは机の前で自分1人でやるよりも、模擬面接を実施していく中で、
FBやレビューをもらいながら整理していった方が効率的です。


あとは、マインドセットとしては、1次面接と同じで、
2次面接官も最終面接官にエスカレをしないといけないので、
そのお手伝いをしてあげるというスタンスを持つ事が重要です。


冒頭で触れたように、2次面接官ですら、
社内で大きな声で怒鳴られるのです。



③ 最終面接の面接官、実施目的、対策


最終面接では、社長や経営メンバー、部門のトップの方が出てきます。
細かい内容や考え方・信条はすでに1次・2次面接で確認しているので、


最終面接では単純に、ウチに入る気が本当にあるのかだけを確認すればいいです。


つまり、応募者の入社意思確認をすることが実施目的です。


対策としては、
まず最終面接官以外(人事部、OBOG、1次・2次面接官)は、
すでにOKを出していると思わせてしまうことが大事です。


また、これは駆け引きになってしまうのですが、
貴重性をアピールしたいので、すでに2社より内定を頂いていますが、
御社が第一志望で転職活動を進めているので、御社より採用通知を頂ければ、
他の2社は辞退する所存ですと言ってしまえばいいです。


具体的にどこの企業から内定をもらっているの?と聞かれても
現時点では、お伝えすることはできません、採用通知を頂いた後に、
お伝えさせて頂きますと言い切ってしまえば大丈夫です。



④ まとめにかえて


ということで、面接の各フェースにおける面接官、実施目的、対策を
述べてきましたが、


ポイントは面接官の代わりにエスカレのストーリーを
作ってあげるということですね。


また、最終的には、あなた以外はみんなOKを出していて、
他の競合他社からも内定をもらっている状況なので、

早くあなたがOK出さないと他に行ってしまうよ
と思わせることが大事です。





私の転職支援塾では、面接評価シートに基づき、模擬面接を行い、
定量化した結果をもとにレビューをし、PDCAを回しています。


ケース問題のパターン整理も一緒に支援しておりますので、
まずは私と気軽にチャットできるコミュニティに参加してみませんか?
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◆ Partakerの経歴
  東京外国語大学大学院修士課程修了。日経ビジネス記者を経て、
  日系大手コンサル会社に就職。アメリカ支店の駐在員経験を経て、
  大手外資系戦略コンサル会社に転職。現在、マネージャー兼1次面接官として、
  勤務中。副業として、就活生及び転職志願者の活動を支援中。
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前回の記事で、


企業側は、

① 制限時間内における情報処理能力の有無
② 客観性・社会性(相手の言っていることを正確に理解し、相手に合わせられる能力)

の2点を面接で見たいということに尽きるのです

とお伝えしました。


今回は、面接官がこの2点を面接で見た結果、
どのような結論を出さなければならないのか、
そして、応募者は面接でどのようにアピールすればいいのかをお話します。


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【目次】
 ① 面接官が面接中に出さなければならない結論とは?
   A. シナジー効果を創出できるか?
   B. 今、採用するべきか?
   C. 採用できるか?
 ② 応募者は面接でどのようにアピールすればいいのか?
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① 面接官が面接中に出さなければならない結論とは?


当たり前ですが、面接官は面接中に、採用可否を判断します。
同時に、判断した理由をどのように社内で説明するのかを考えます。

1次面接であれば、どのように2次面接官に採用する理由を伝えるか、
或いはどのように人事部の担当者に不採用の理由を伝えるか、
ロジックを考えています。


要は、採用するにも、不採用にするにも、明確な理由が社内で求められるのです。


よって、面接官がなんとなくで通しましたとか、
なんとなくで落としましたという結論を出すだけでは、
済まないということをまずは知ってください。


この結論を出す際に、面接官はどのようにロジックを組み立てるのか、
一緒に考えてみましょう。


私の例で言いますと、

私は1次面接官として、採用活動をしているわけですが、
以下3つの軸で、採用可否を決めています。



A. シナジー効果を創出できるか?



応募者を採用することで、企業側にメリットがあるだけではなく、
応募者にもメリットがあり、
かつシナジー効果を発現することができるかという視点で見ます。


このシナジー効果が創出できないと採用するロジックが組み立てられないので、
社内でも説明が通らないという実情があります。


M&Aを例に考えてほしいのですが、
企業が他の企業を買収する時に、シナジー効果が無いと、
お互いやる意味が無いですよね。


面接でも同じで、応募者と企業側のシナジー効果が見えないと、
採用という結果にはならないです。


私が2次面接官にエスカレし、採用するべき理由を説明する際には、
必ず「この人を採用すれば、●●●という面でシナジー効果が出るので・・・」
と理由を明確に述べます。


そうでないと、2次面接官は納得しないし、
2次面接官は役員クラスの方々なので、面接をして会う価値があるのか、
これに時間を費やしていいのかを必ず事前に考えます。


であるからにして、シナジー効果が出るという話で、
エスカレしないと、私自身が上から怒られます。


それでは、面接官はどのようにシナジー効果を見極めるのでしょうか?


私の場合は、2つの観点で見極めています。

1つ目は、応募者が企業側に何を貢献できるか
2つ目は、企業側が応募者にどのような活躍の場を与えることができるか

の2つです。


1つ目を検証する為に、

・応募者が企業側の業務についていける能力があるかどうか(60点)
・応募者が企業側のカルチャーに合っているかどうか(40点)

を見ます。

当然、応募者は面接で企業側に貢献しますというのですが、
本当に貢献できるだけの能力があるのかどうかを私は気にします。


実際に入社後、能力不足で、脱落、ドロップアウトしていく人が多いからです。
これは面接で見極めないといけない重要なポイントです。


私が採用した人が入社後すぐに辞めると、
お前が採用する奴はいつもすぐに辞めるんだけど、
能力の無い奴を採用するのは辞めろよと入社後、


上の方からお叱りを受けます。


ですので、能力の無い人を採用すると、自分が上から怒られるという
社内事情も知ってほしいです。


では、どのように能力があるかどうかを見るのかというと、
面接評価シートの評価項目にそって、質問をしながら、確認をしていきます。





評価項目で言うと、
コンサルティングスキル(30点)と専門スキル(30点)の2つ(60点)です。


面接でこの2つの評価項目に関する質問をし、
応募者の受け答えを見ながら、能力の有無を判断していきます。


また、応募者が企業側のカルチャーに合っているかどうかについては、
評価項目で言うと、ビジネスマナー(35点)とビジネスマインド(5点)の2つ(40点)を見ます。


これも、2次面接官に説明する際に、
具体的にどの評価項目で何点だから、能力があると言えるのか、
どの評価項目で何点だから、我々のカルチャーに合っていると言えるのか、


また、なぜそのような点数をつけたのか、
端的に説明をしなければなりません。


このような面接官の動きを知っておくことは、
どのように面接でアピールすればいいのかに大いに役に立つと思います。


シナジー効果を見極める為の2つ目として、
企業側が応募者にどのような活躍の場を与えることができるかですが、


これは完全に社内的な事情と関係するところが大いにあるので、
応募者としては予め人材会社や、人事部の方やOBOGへの訪問などで、
私ならどのような活躍の場がありうるか、ディスカッションしておくことをお薦めします。


例えば、英語を使った案件をやりたいと応募者が言ってきたとしても、
実は社内では英語案件はすでに外国籍の方がたくさんいて、外国籍の方が基本的にはアサインされて、対応するという方針が社内にあるのであれば、その応募者に活躍の場を与えることができませんよね。


ゆえに、採用するロジックを組み立てられないので、
2次面接官にエスカレする理由がなく、不採用にします。


いくら能力があっても、このような穴にはまると、
不採用という結果になってしまうのです。


しかし、これで落ちた応募者の多くは、能力が足りていないから不採用になったんだと
勘違いして、去っていきますね。


これ結構重要です・・・


自分が企業側に入ることで組織に貢献できるし、
企業側も自分に活躍の場を与えることができ、自分も成長できるし、

両者は補完関係にあると言い切れないといけないのです。


もはや私を採用しなければ、
あなたの会社は機会損失であると思わせなければならないのです。


私はこのようにして、シナジー効果を見極めています。




B. 今、採用するべきか?


次に、採用のタイミングの話です。


シナジー効果があると見極めたとしても、タイミングの問題があります。
これも社内事情の話です。


例えば、決算期が近づいていて、組織改革する中で、
社内の方針で今は採用するなという命令が下されたら、
採用はしてはいけないのです。


但し、すでに応募している人がいるから、
それは、会うだけ会って適当な理由をつけて、
処理しておいてというふうになるのです。

これも悲しい話ですが、現実にはあるのです。



C. 採用できるか?


企業側にもプライドがあるので、採用通知を出して、
辞退されるということは避けたいというのが本音です。

従って、もし内定を出したら、ウチに来ますかというのは、
あらゆる視点で確認をします。

直接そのように聞く場合もありますし、
他の質問との兼ね合いで、ウチに来る意思があるのかどうかを
確認します。

選考状況を聞いて、他に行きそうだなと思ったら、
シナジー効果があってタイミングが良くても、
不採用という結果を出します。








② 応募者は面接でどのようにアピールすればいいのか?



ということで、いかがでしたでしょうか。
だいぶ、社内での面接官の動きが見えてきたのではないでしょうか。


本当に「敵を知る」ということが重要ですよね。


面接官が面接中に出さなければならない結論は、
3段階あるのだということをまずは知ってください。


その上で、その3段階に合わせて、
どのように面接官にアピールをすればいいのかを考えて、
模擬面接を行い、準備をしていけばいいのです。


また、事前に動いて手を打てるところは打っておきたいです。
面接は、実は会場に到着する前からすでに始まっているのです。


例えば、先ほど言ったように、
英語案件がやりたいから御社に入りたいですと言われても、
もうあなたの代わりはいくらでもいるよと言われて、おしまいになってしまいます。


だったら、事前に人事部の方やOBOGの方に会って、
私は御社でこういうことがやりたいのですが、それはできますか?
私が活躍できるとしたら、どのような方向性でしょうか?
と聞いて、徹底的にディスカッションをしてしまうのです。


そして、面接では、実際にそのディスカッションした結果を
話すのです。


そうしたら、面接官としては、あーもう、人事部やOBOGの人と話は進んでいるのね、
と安心するのです。


つまり、人事部やOBOGを自分の味方にしておいた上で、
面接に臨むというスタンスをもってほしいです。


すると、2次面接官にエスカレする際に、
なんか、もうすでに人事部の人と活躍の方向性をすり合わせているとのことですよ
と言うだけで、あーそうなの、分かったで済まされるのです。


そこに、なぜ?はあまりつっこまれないです。


2次面接官も忙しいので、人事部が直接話して、活躍の方向性を決めているなら、
それでいいと流すのが普通です。


要は人事部がいいって言っているんだから、
そこで戦うエネルギーを消費するのは無駄だと判断するのです。


いかがでしょうか。


敵を知り、己を知れば百戦危うからず!


更にどのように面接でアピールしていけばいいのは、
個別に丁寧に詳細に教えますので、

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◆ Partakerの経歴
  東京外国語大学大学院修士課程修了。日経ビジネス記者を経て、
  日系大手コンサル会社に就職。アメリカ支店の駐在員経験を経て、
  大手外資系戦略コンサル会社に転職。現在、マネージャー兼1次面接官として、
  勤務中。副業として、就活生及び転職志願者の活動を支援中。
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