前回の記事で、私が実践していたオススメの転職活動の進め方を
具体的に共有しましたが、

その中で、私はいつもトップダウン思考とボトムアップ思考の組み合わせにより、
メタ化するというステップを踏んでいました。

これにより、場当たり的な対策ではなく、面接でどんな角度から質問されても
出題意図に沿った答えができるようになり、大手外資系戦略コンサルへの転職を成功させました。

今回は、メタ化について、お話します。

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【目次】
① メタ化とは?
② トップダウン思考によるアプローチ
③ ボトムアップ思考によるアプローチ
④ マインドセット
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① メタ化とは?


メタ化とは、厳密には異なるのですが、
ほぼ抽象化と同義の言葉です。

具体化の反意語です。

もっと詳しく説明すると、

具体的な事象を抽象化することで、「本質」を抽出し、他の事象に応用できるように整理すること

です。

これを行っておくと、場当たり的な対応ではなく、
どのように聞かれてもすぐに反射神経で相手の意図に沿って、
的確に答えることができるようになります。

つまり、いつでもどこでも瞬時に使える「知恵」に変える作業をメタ化と言います。


この質問を聞かれたらこのように答えようと決めて、答える内容を暗記したとしても、
他の角度から同じような質問をされた時に、答えられない・黙り込んでしまうというのは、
メタ化ができていないということになります。


私はこのメタ化作業をトップダウン思考とボトムアップ思考の組み合わせにより、
転職活動の時に行っていました。


トップダウン思考とは、
面接評価シートをベースに評価観点と評価内容をインプットし、回答の原則を整理することで、

ボトムアップ思考とは、
志望企業の面接の過去問(面接で聞かれたこと集)をそれぞれ面接評価シートの評価項目と回答の原則に紐づけて、整理することです。

この紐づけ作業により、
どんな角度から何を聞かれても、瞬発的に答えられるようになりました。

なぜなら、面接評価シートで評価する項目は限られていて、
それに応じて、出題意図も限られているからです。

また、上記面接の対策に加えて、
そもそも転職活動を行う上でのマインドセットとして、
自分なりに検討の原則というものを整理していました。

要は、どんな環境に遭遇しても、変わらない自分なりの軸、対応方針を
整理していきました。

そうすることで、お前には無理だよと周りからバカにされても、
自分の意志は崩れることなく、第一志望企業に合格することができました。

まとめると、
私は以下3つのメタ化作業をしていました。

A. 面接評価シートをベースに評価観点と評価内容をインプットし、「回答の原則」を整理
B. 志望企業の面接の過去問(面接で聞かれたこと集)をそれぞれ面接評価シートの評価項目と「回答の原則」に紐づけて、整理
C. 転職活動を進める上でのマインドセット「検討の原則」

これにより、メタ化された成果物は
「回答の原則」と「検討の原則」です。

私は面接会場に向かう時に、最終チェックとして、
このメタ化された「回答の原則」と「検討の原則」を確認し、
本番を迎えるようにしていました。

転職後、私を面接した方々に挨拶をしに行き、
「なぜ私を採用してくださったのですか?」と聞いてみると、

「Partakerさんは、私達が質問している意図を正確に捉えて、
自分の言葉でどうどうと話をしていたからだよ」と言われました。

たいていの人は角度を変えて、深堀質問すると、
黙り込んでしまうのですが、私は瞬時に質問の意図を捉え、
的確に答えていたから、合格できたのです。

たいていの人は質問の意図を考えずに、自分の好き勝手に答え、
場当たり的な対応を示す人が多いのですが、
(つまり、断片的にしか考えていないとボロが出てしまう・・・)

私はちゃんと原理を理解してから答えているので、
評価が高かったのです。

あとで、人事部の担当者に確認したのですが、
私の面接結果は過去最高水準であると聞きました。

これはメタ化による成果です。

ということで、皆さんもメタ化をすることをオススメします。



② トップダウン思考によるアプローチ


だいぶ話をしてしまいましたが、

メタ化する際には、まず「敵を知る」に90%以上のエネルギーを注ぐという原則からすると、
面接評価シートを分析して、評価観点は何で、どのようなことを評価するのかをブレイクダウンし、
回答の原則を自分なりに決めるのが先です。


つまり、具体的な面接での質問に個別に対応していくという作業ではなく、
相手が何を求めているのか、評価項目を分析し、回答の原則を整理することが先です。


これにより、自分なりの回答のセオリーを作ってしまうのです。

面接評価シートで評価対象となる項目は限られていますので、
そんなに大変な作業ではないはずです。

相手の評価基準を分析したら、トップダウン式で自分なりの戦い方を決めてしまうのです。

面接評価シートの原理が分かれば、
どのような質問がどのような評価項目で定量化されるのかが見えてくるので、
評価項目毎に代表的な質問項目を分類できたら、

トップダウン思考によるアプローチは完了です。


③ ボトムアップ思考によるアプローチ



トップダウン思考によるアプローチとは逆の作業です。

転職エージェントにお願いすれば、
過去に合格した人から収集した過去問と回答内容のデータがもらえるので、

それをもとに、各質問がどの評価項目と回答の原則に紐づけられるかを整理します。

あとは模擬面接の量をこなしていく中で、
このメタ化作業を行っていけば、どのような角度でどのような質問をされても、
評価観点と評価項目が分かり、自分なりに決めた回答の原則が導き出されるので、

面接対応力が格段にUPします。

このように実行することで、場当たり的な対応ではなく、
かつ、“最小の努力で最大の効果を得られること”につながるのです。

これが本当の対策です。


④ マインドセット


最後に、面接での回答方針以外の部分でも、
戦い方を決めていく必要があります。

つまり、いろんな人がいろんな考えをもって、転職活動を行っているけど、
“自分はこのようにする”というマインドセットをもつと、環境に左右されなくなります。

例えば、先ほど②のトップダウン思考によるアプローチで、

メタ化する際には、まず「敵を知る」に90%以上のエネルギーを注ぐという原則からすると・・・

と述べましたが、これも私のマインドセットです。


これは人事部の方やOBOGに会って話を聞いたり、
転職エージェントの方とディスカッションをしていく中で、
転職活動に関する書籍も参考にしつつ、

自分なりに、戦い方を言語化していくという作業になります。


私はこのマインドセットを1個ずつ言語化し、ノートに整理していきました。
こちらについては、別の記事で紹介しますね。

結論だけ言いますと・・・

私のマインドセットの中心点は、

「どんな企業も結局聞くのは、基礎である」

ということです。


私の転職支援塾では、
具体的に「この企業はこういうことを聞いているんだよ」という質問の意図を説明しており、
塾生に自分なりに考えたことがどれくらいずれているのかを毎回確認してもらっています。

そこで見えてきた弱点をまとめて、電車内などで効率よく復習してもらっています。

知識は無駄に増やしすぎないで大丈夫です。

レベルの高い企業ほど、とにかく基礎を聞いてきますので、
経済産業省が提唱している社会人基礎力をもとに、基礎を教え続けますよ。


企業が質問する意図の理解と、基礎力。これで第一志望企業の合格へ導きます。

不安であればあるほど、人は知識を増やして安心したくなりますよね。

そんな風に、転職志願者が無駄な努力をしている姿が、
見るに耐えなかったんです。

もっと楽に合格に導きたい。そう思って、今、私は副業として、
転職支援塾を開き、転職志願者の活動支援をしています。

ということで、気軽に私とチャット会話できるコミュニティがあるので、
こちらより覗いてみてください。


では、この記事で、メタ化の全体像を示しましたので、
次の記事から個別に解説をしていきます。

まずはトップダウン思考によるアプローチからです。

お楽しみに!