日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2005年の問題

 

今回は、日本ジュニア数学オリンピック2005年第10問を取り上げ解説します。
算数オリンピックやジュニア算数オリンピックにチャレンジする子はもとより、最難関中学校の受験生も当然解けるはずの問題です。

等しい角度の条件に着目して、PB:PCが2:2(=1:1)であれば、三角形ABCが二等辺三角形となり、対称性が利用できるのになぁと感じることがスタートラインです。

  
PCを2:1に分ける点をDとすると、三角形ABDは二等辺三角形となります。
PRとADが交わった点をSとすると、対称性より、AS:SD=AQ:QB=4:3となります。
あとは、いわゆる等高図形の面積比に関する知識を利用するだけです。
三角形APSの面積を⑧とすると、三角形DSPの面積は⑧×SD/AS=⑥となり、三角形CSDの面積は⑥×CD/PD=③となります。
したがって、
  AR:RC
 =三角形APSの面積:三角形CSPの面積
 =⑧:(⑥+③)
 =8:9
となります。

中学生であれば、最後の面積比の処理のところでメネラウスの定理を使うと思いますが、この問題でメネラウスの定理を使っても楽になりません。

 

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 さいころを3回投げて出た目を順にa、b、cとするとき、a+bが5の倍数となる確率は[ ]であり、c/(a+b)が整数となる確率は[ ]である。
(注)
確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。

 

大阪星光の高校入試問題ですが、中学入試で出されても何の不思議もない問題です。

さいころを3回(実質的には2回)振る問題だから、6×6の表をかいて解けばよいでしょう(この程度の問題であれば、6×6の表を思い浮かべたら十分でしょうが・・・)。

余裕のある人は下の阪大の問題も解いてみるとよいでしょう。

 

 

詳しくは、下記ページで。

 大阪星光学院高等学校2026年数学第1問(3)(問題)

 大阪星光学院高等学校2026年数学第1問(3)(解答・解説)

 

 

 ビーカーに210gの水と40gの物質Aを入れてよくかき混ぜたところ、すべては溶けきらずにAの沈でんが生じた。このビーカーから溶液のみを100g取り除き、その後100gの水をビーカーに加えてよくかき混ぜると、Aはすべて溶け、溶液の濃度は11%となった。このとき、最初に生じた沈でんは何gであったか。ただし、途中経過もかけ。

 

ラ・サール高校の入試問題ですが、中学入試の算数や理科で出されても何の不思議もない問題で、小学生でも解ける問題です。

とはいえ、問題文をしっかり分析して適切な解法を選択しなければ、厄介なことになります。

飽和水溶液の濃度が簡単に求められるので、それを求めて解くのがいいでしょう。

詳しくは、下記ページで。

 ラ・サール高等学校2026年数学第3問(問題)

 ラ・サール高等学校2026年数学第3問(解答・解説)

 

 

 1辺の長さが4cmの正三角形を、垂直に交わる2本の直線にそって図のように4つ並べます。角あの大きさは[ ]°です。

  また、四角形ABCDの面積は[ ]cm2です。

   

 

前半と後半は無関係な問題です。

前半の問題は受験生をミスリードしかねないので、後半の問題だけを出すべきだったと思います。

いずれの問題も解くのに10秒もかかりません。

詳しくは、白陵中学校2026年後期算数第2問(1)の解答・解説で。

 

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 2つの食塩水A、Bがあります。Aを150gとBを□g混ぜると、6%の食塩水ができ、Aを400gとBは□gより250g多い量を混ぜると、5.5%の食塩水ができます。また、AとBの2つの食塩水を同じ量ずつ混ぜると、5%の食塩水ができます。□にあてはまる数を答えなさい。ただし、□には同じ数が入ります。

解くのに30秒もかかりません。
まず、1つ目の混ぜ方と2つ目の混ぜ方を比べます。
1つ目の混ぜ方でできた食塩水(6%の食塩水)に、AとBを250gずつ混ぜた食塩水(合計500gの食塩水(3つ目の混ぜ方の条件より、当然5%の食塩水ですね))を混ぜたものが2つ目の混ぜ方でできる食塩水(5.5%)になります。
6%の食塩水と5%の食塩水を混ぜると平均(真ん中)の5.5%の食塩水となるのだから、等量混ぜたことになり、□=500-150=350となります。

親切な数値設定なので、天秤の図をかくまでもありませんね。

 

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