図のような辺ADと辺BCが平行である台形ABCDがあります。台形ABCDを直線ACを折り目として折ると、点Dは点Eに重なります。また台形ABCDを直線CEを折り目として折ると、点Dは点Bに重なります。
(1)(あ)の角の大きさを求めなさい。
(2)(い)の角の大きさを求めなさい。

       

 

難易度が大幅に低下した神戸女学院中学部の今年の入試問題の中では一番難しいと言える問題です。

とはいえ、折り返しのルーティーンワークを行えば、自動的に隠れた正三角形・二等辺三角形があぶりだされるので、従来の神戸女学院の平面図形の問題と比べればかなり簡単でしょう。

詳しくは、下記ページで。

 神戸女学院中学部2026年算数第4問(問題)

 神戸女学院中学部2026年算数第4問(解答・解説)

 

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小学生から持ち上がりで教えていた大学受験生の合格が先ほど確定しましたので、ただいまよりレギュラーの新規生徒の募集を開始します。
募集人数は1~2名となります。
JR西日本における電車の遅延があまりにも酷いため、最寄り駅がJR西日本の駅以外のお宅での直接指導と書画カメラを用いたオンライン指導(ZOOMプロを利用)を優先とさせていただきます。
なお、春休み期間中の短期集中特訓、ゴールデンウイーク期間中、祝祭日の短期集中特訓の生徒も若干名募集しています。
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 座標空間内に4点
  O(0,0,0)、A(6,0,0)、B(0,6,0)、C(0,0,6)
をとる。OA、OB、OCを辺にもつ立方体をKとし、3点
  D(0,2,6)、E(0,6,3)、F(3,6,0)
を通る平面をαとする。αによるKの切り口を底面とし、Oを頂点とする錐体の体積を求めよ。

この問題を見た瞬間に、中学入試の問題かと思ってしまいました。

大学受験生より小学生のほうが簡単に解けてしまうでしょうね。

高校数学の知識(ベクトルとか平面の方程式とか積分とか)を振りかざすと計算が面倒になりますからね。
小学生にとっては、座標空間というのが分かりにくいですが、次のように考えればいいだけのことです。
O(0,0,0)の地点から、真東にx、真北にy、真上にz進んだ地点を(x,y,z)とします。例えば、Oから、真北に2、真上に6進んだ地点は(0,2,6)となります。

実際、今から30年弱前の灘中入試で空間の格子点を数える問題が出されています。

 

 

因みに、灘中対策演習問題には、次のような問題などで空間座標(もどき)を取り扱っています。

いずれの問題も立体図形を復元することなく解ける問題です。

 

 水平な地面に3地点A、B、Cがあり、地点Aから真東に3m、真北に9m進んだところに地点Bがあり、地点Bから真西に9m、真北に3m進んだところに地点Cがある。地点Aには高さ8mの街灯が、地点Bから地点Cにかけては高さ2mの長方形の壁が、地面にまっすぐ立っている。街灯を照らしたとき、地面にできる壁の影の面積は[ ]㎡である。ただし、電灯の大きさや壁の厚さは考えないものとする。

 

京都大学2006年前期文系数学第2問改題(表記を変更)

 4点A、B、C、Dをそれぞれ点Oから次のように移動した点とします。

  点A:真東に2m、真北に1m

  点B;真東に1m、真上に1m

  点C:真北に1m、真上に2m

  点D:真東に1m、真北に3m、真上に7m

 3点A、B、Cを通る平面に関して点Dと対称な点をEとするとき、点Eは点Oから真西に[① ]m、真北に[② ]m、真上に[③ ]m移動した点となります。

 

さて、今回取り上げる一橋大学の問題ですが、立体切断の基本と体積の基本の問題にすぎません。

比を活用すれば計算が楽になりますし、中学入試で出されても標準的な問題と言えるでしょう。

詳しくは、下記ページで。

 一橋大学2026年前期数学第4問(問題)

 一橋大学2026年前期数学第4問(解答・解説)

 

切り口の把握が若干難しい問題を紹介しておくので、ぜひ解いてみましょう。

 

 

 

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 さいころ1個を3回連続して投げ、1回目に出た目をa、2回目に出た目をb、3回目に出た目をcとする。このとき、a、b、cのなかで最大の数をmとおき、x=(a+b+c)2/(3abc)とおく。
(1)a=b=cであって、xが整数である確率を求めよ。
(2)m=6であって、xが整数である確率を求めよ。
(3)mが偶数であったとき、xが整数である条件つき確率を求めよ。
(注)
(a+b+c)2→(a+b+c)×(a+b+c)
3abc→3×a×b×c
確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。
条件つき確率→小学生の場合、とりあえず、ある場合が起こるという条件下で特定の場合が起こる割合と考えればよいでしょう。

 

さいころを3回振り、出た目の和を2回掛け合わせた数を、出た目の積の3倍で割った値をxとして、xが整数である場合を考えるだけのことです。

(1)は3回とも出た目が同じ場合、(2)は6の目が少なくとも1回出た場合、(3)は最大の目が偶数の場合を考えるということです。

さいころを3回以下しか振っていない時点で、小学生でも解ける問題となることがほぼ確定します。

 

 

すべての場合が6×6×6=216通りしかないので、パワーで押し切ることができますからね(もちろん単純にすべての場合を調べるようなことはしませんが・・・)。

特に、時間の長い大学入試では絶対に落としてはいけない問題でしょうね。

与えられたxをしっかり分析すれば、出た目の和が3の倍数でなければならないことがすぐにわかります。

また、(2)、(3)は偶数の目が少なくとも1つ出ることが確定しているので、出た目の和が6の倍数でなければならないことがすぐにわかります。

このことを利用すれば、あとは「手の運動」のようなものです。

詳しくは、下記ページで。

 大阪大学2026年理系数学第5問(問題)

 大阪大学2026年理系数学第5問(解答・解説)

 

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 整数の組(a,b,c)に対して、次の条件(*)を考える。
 (*)a、b、cは1以上の整数であり、aとbの最大公約数、aとcの最大公約数、bとcの最大公約数はそれぞれ1である。
 以下の問いに答えよ。ただし、組(a,b,c)と(d,e,f)はa=d、b=e、c=fのとき、かつこのときに限り等しい。
(1)条件(*)かつabc=120をみたす組(a,b,c)のうちで、a≦b≦cをみたすものをすべて求めよ。
(2)Nを2以上の整数として、N以下の素数の個数をmとする。条件(*)かつabc=N!をみたす組(a,b,c)の個数をmを用いて表せ。
(3)Nを2以上の整数として、N以下の素数の個数をmとする。条件(*)かつabc=N!をみたす組(a,b,c)のうちで、a≦b≦cをみたすものの個数をmを用いて表せ。
(注)
かつ→と
abc→a×b×c
N!→1からNまでの整数の積
小学生の場合、但し書きは無視して考えればよいでしょう。

 

(1)は小学生でも問題なく解けるでしょう。

(2)は(3)を解くための誘導です。

あえてダブらせて数えた後に重複度で割ってダブりを修正するという解法を使いなさいということです。

東大などでも同じような誘導が出されています。

 

 

因みに、メインの(3)の問題をカットし、(2)の問題をメインとし、(1)の大小設定をなくした問題を(2)に追加したものが文系で出されていました。

この理系の問題の(2)の問題は小学生でもほんの数秒で答えを出せる問題で、(3)を解くための誘導に過ぎないので、ほんと謎です。

文系の問題は、フランス料理店に行ってアミューズと前菜だけを食べて帰るような感じで、ちょっと残念な感じがします。

詳しくは、下記ページで。

 名古屋大学2026年理系数学第3問(問題)

 名古屋大学2026年理系数学第3問(解答・解説)

 

今回取り上げた名大の問題同様、素因数の割り振りを考える問題を紹介しておくので解いてみるとよいでしょう。

 

 
(灘中対策演習問題より)

 2つの3桁の整数ABCとCBAがある。ABC×CBA=78246となるとき、ABC+CBA=[ ]となる。ただし、A、B、Cは各位の数で、同じ記号には同じ数が入るものとする。

 

小5でも簡単に解けます。

ある特定の素因数に着目して、その割り振りを考えれば調べる場合が激減します。

 

 

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