AさんはP地からQ地まで車で移動するのに途中で高速道路区間を通ったところ、6時間で到着し、燃料を28.9L消費した。もし、全く高速道路を通らなかったら、移動距離は同じで燃料消費が37.4Lになっていたという。Aさんの高速道路区間での運転の速さは、高速道路以外の区間での速さの5/2倍である。また、Aさんの車が燃料1Lで進む距離は、高速道路区間では16km、高速道路以外の区間では12kmである。高速道路区間の距離を求めよ。また、その区間での速さを求めよ。ただし、途中経過もかけ。

 

ラ・サール高校の入試問題ですが、中学入試で出されても何の不思議もない問題です。

前半の問題は10秒程度で答えが求められます。

植木算のところで取り上げられる典型問題の1つと同様の解法ですからね。

後半の問題は前半と比べると若干難しいかもしれませんが、同じ速さの場合に距離の比と燃料消費の比が等しくなることに着目して、比の積・商を利用すれば簡単に解けます。

詳しくは、下記ページで。

 ラ・サール高等学校2025年数学第3問(問題)

 ラ・サール高等学校2025年数学第3問(解答・解説)

 

 

 図のような、一辺の長さが1の正六角形ABCDEFにおいて、ACとBEの交点をP、DPとCFの交点をQ、EQとADの交点をR、FRとEBの交点をSとする。このとき、PSの長さを求めよ。

  

 

西大和学園の高校入試問題ですが、中学入試で出題されても何の不思議もない問題です。

正六角形の6等分の知識と相似を使うだけですからね。

問題を解く際に複数の相似を使うことになりますが、使う順番は必然的に決まります。

このことは問題文からも読み取れます。

詳しくは、下記ページで。

 西大和学園高等学校2026年数学第2問(2)(問題)

 西大和学園高等学校2026年数学第2問(2)(解答・解説)

 

 

 日本数学オリンピック(JMO)2008年予選の問題

 

今回は、日本数学オリンピック2008年予選第2問を取り上げ、解説します。

この年のジュニア数学オリンピックで、同じ問題が図付きで出されています。

この程度の問題であれば、図があってもなくても難易度は変わりませんね。

まず、図をかいた後、「円外のある点から円に接する直線(接線)を2本引くと、その点と円に接する2つの点(接点)との距離が等しくなる」という知識(最難関中学校受験生であれば、この知識を当然知っているはずですね)を利用します。

下のような補助線がすぐに引けますね。

  
直角三角形がたくさんあるので、角度に記号をつけ、辺の比をチェックします。
三角形AEGと三角形FEGは合同となり、また、三角形DGCと三角形FGCも合同となり、さらに、三角形DGCと三角形AEGは相似(辺の比は、中:小=2:1)となります。
AE=1/2×1/2=1/4となり、BE=1-1/4=3/4となるから、三角形CBEの面積は1×3/4×1/2=3/8となります。
因みに、三角形CBEは、3つの辺の比が3:4:5の直角三角形となりますが、このことは三平方の定理を用いなくてもわかります(CE=CF+FE=CD+AE=1+1/4=5/4となるからです)。

今回取り上げた問題と同じような問題が近年の数学オリンピック(JMO)でも出されている(日本数学オリンピック2022年予選第2問)ので、ぜひ解いてみましょう。

 

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 366÷20=18あまり6、421÷20=21あまり1のように、20で割ったときの商があまりの倍数になっている3けたの整数を考えます。
 このような整数のうち、最も大きい整数は[ ]、5番目に大きい整数は[ ]です。

 

商が余りの何倍かわかっていて答えをすべて求めるタイプの問題の場合は、下の灘中の問題の解説のように式を作って解くといいですが、今回取り上げた東海中の問題は式を作って解いても簡単にはなりません。

 

 

大きいほうから5個見つけるだけなので、上限から調べていくとよいでしょう。

詳しくは、東海中学校2026年算数第1問(2)の解答・解説で。

 

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 4本のひもがある。8つある端から2つずつ無作為に選び4つの組に分け、同じ組に属する端どうしを結ぶ。こうしてできる端の数をNとする。ただし、輪とは1つあるいは複数のひもが結ばれて、ひとつながりになったものをいう。たとえば下図のとき、1つのひもからなる輪が2つと、2つのひもからなる輪が1つでできている。この図では2つの輪がからまっているが、N=3と数える。
  
(1)N=4となる確率を求めよ。
(2)N=1となる確率を求めよ。
(3)Nの期待値を求めよ。
(注)
確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。
期待値→小学生の場合、単に平均と考えればよいでしょう。

 

確率の意味と期待値の意味を与えたり、場合の数の問題にしたりすれば、普通に小学生でも解ける問題です。

実際、中学入試で同じ考え方(特定のものに着目して同じ組のものを決めるという考え方)で解ける問題が出されていますからね。

 

 

詳しくは、下記ページで。

 一橋大学2026年前期数学第5問(問題)

 一橋大学2026年前期数学第5問(解答・解説)

因みに、今年の一橋大学の前期入試では5問中2問が小学生でも解ける問題でした。

下の問題もぜひ解いてみましょう。

 

 

 

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