海子さんは、ノート5冊とふで箱1個を買いにお店に行きました。定価の合計はちょうど2000円だったのですが、ノートは3割引き、ふで箱は2割引きになっていたので、455円安くなっていました。ノート1冊の定価は[ ]円、ふで箱1個の定価は[ ]円です。

 

割合のつるかめ算の基本問題です。

計算しやすい数値設定なので、暗算で答えが求められるでしょう。

因みに、どちらも2割分の値引きをやめたら、値引きはノートの1割だけになり、値引き額は455-2000×2/10=55円となりますが、このことから解くこともできます。

なお、少し面倒になりますが、消去算で解くこともできます。

ノート5冊の定価を⑩円、ふで箱1個の定価を[10]円とすると、与えられた条件より

  ⑩+[10]=2000

  ③+[2]=455(値引きに着目して式を作るのがポイントです。数が小さくなるからです。)

最初の式の1/5(②+[2]=400)との差を考えると、①=55となるから、⑩=550となります。

したがって、ノート1冊の定価は550/5=110円となり、ふで箱1個の定価は2000-550=1450円となります。

詳しくは、神戸海星女子学院中学校2022年A算数第1問(3)の解答・解説で。