213以上の整数のうち最も小さい素数を答えなさい。

小学生でも簡単に解ける問題です。

いかに素早く処理できるかが勝負の分かれ目でしょう。
偶数の素数は2だけだから、213以上の素数を考える場合、奇数だけチェックすればいいですね。
213は3の倍数判定法により3で割り切れて(もしくは、21と3のパーツに分けてそれぞれが3で割り切れることが明らかだから)不適。
215は5の倍数判定法により5で割り切れて不適。
217は21と7のパーツに分けると7で割り切れて不適。
219は、3の倍数判定法により3で割り切れて(もしくは、21と3のパーツに分けてそれぞれが3で割り切れることが明らかだから)不適。
221ですが、2、3、5、7、11で割り切れないことは明らか(223の説明を参照)で、13で割り切れるか確認することになりますが、221=260-39で明らかに13で割り切れて不適。
223(<225=15×15)は、15未満の素数(2、3、5、7、11、13)のいずれでも割り切れない(2は論外。3、5、11については倍数判定法により明らか。7で割り切れる217に6を足した223が7で割り切れないことは明らか。13で割り切れる221に2を足した223が13で割り切れないことは明らか)から、素数で、これが答え。

実用的な倍数判定法については、下のページの問題の解説を参照。

 

 

1から100までの素数(エラトステネスの篩による素数の書き出し)については、下のページの問題の解説を参照。

 

 

 

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