nを自然数とする。1からnまでの自然数の中で6または8または9で割り切れるものの個数をanで表す。このとき、a30=[ ]となる。また、an=1000を満たす最大のnは[ ]である。

(注)

自然数→1以上の整数

 

中学入試でも昔から出されている問題(桐朋中学校2007年算数第7問など)で、小学生でも解けます。

6と8と9の最小公倍数が72だから、1周期分の1から72までを調べつくせばいいですが、少し面倒です。

メインの問題を解くためには、個数だけが求められる解法(包除原理を利用する解法)を採用するのは本来よくありませんが、1から30までの中で条件を満たすものの個数を出題者がわざわざ問うていることに意味があると考え、1周期分については、包除原理を利用する解法をあえて採用し、調べる範囲を最小限にしています。

慶應大学の出題者が意味のない問題を出さないだろうと信じてこの解法を選択したわけですが、結果的に少し楽ができました。有能な出題者に感謝しないといけませんね。

詳しくは、下記ページで。

 慶應義塾大学2025年理工学部数学第1問(2)(問題)

 慶應義塾大学2025年理工学部数学第1問(2)(解答・解説)

 

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 次の□にあてはまる数を答えなさい。
  (6789+7896+8967+9678)÷2222×(5×6×7-5×5×5+□)=2025

 

メインとなるのは(6789+7896+8967+9678)÷2222の部分の計算ですが、平均を利用すれば一瞬で答えが出せます(洛南高校附属中学校2014年算数第1問(3)高槻中学校2009年前期算数第1問(1)もぜひ解いてみましょう)。

南山中学校女子部2021年算数第1問(3)の解説のように各位の和が等しくなることに着目して30×1111÷(2×1111)=15とすることもできます。

詳しくは、白陵中学校2025年前期算数第1問(3)の解答・解説で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すべて正方形に整備された道路を、A地点からB地点まで道のりが最も短くなるように行きます。
①図1のような道路があります。行き方は何通りありますか。
②図2のように、CD間、EF間を通行止めにし、さらに新たに斜めの道路を4本つくりました。行き方は何通りありますか。

  

 

場合の数(最短経路)の有名問題です。

灘中入試やJJMO(ジュニア数学オリンピック)で同じような問題が出されたことがあります(灘中学校2017年算数1日目第8問日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2009年予選第2問)。

因みに、南山中学校女子部の今年の入試でも同じような問題が出されています(南山中学校女子部2025年算数第2問)。

南山女子の問題では、ダブりの心配が皆無であったことと場合分けして計算で解いてしまったほうが明らかにはやく解けると考えられたことから、場合分けして地道に解いていますが、今回取り上げた慶應普通部の問題では、灘中の問題やJJMOの問題で紹介した解法で解いています。

最後のところは、いわゆるいちいち解法で処理していますが、点対称をうまく活用すればほんの少しだけ楽になります。

因みに、そのように処理することで大幅に楽になる問題が灘中で過去に出されています(灘中学校1995年算数1日目第3問)。

詳しくは、下記ページで。

 慶應義塾普通部2025年算数第4問(問題)

 慶應義塾普通部2025年算数第4問(解答・解説)

 

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 次の□にあてはまる数を求めなさい。
  875/2025+578/5202=□

一見すると面倒そうですが、実際には暗算で答えが求められます。
通分して計算するのが分数の足し算・引き算の基本ですが、この問題で通分するのは面倒ですね。
2つの分数が約分できることが明らかだから、まず約分します。
2025と875はともに下2桁が25の倍数だから、25で割り切れますね(25の倍数判定法については、立命館中学校2023年前期算数第2問(2)の解答・解説を参照)。

2025年の受験生であれば、2025=45×45=25×81であることは覚えているでしょうね。
また、大雑把に考えると5202は578の10倍弱(9倍ぐらい)で、578×9の一の位の数が2となるので、578で約分できるのではないかとすぐに思えるはずです。
実際、5202+578=5780となるので、578/5202=1/9となることがすぐにわかりますね。
したがって、
  □
 =35/81+1/9
 =(35+9)/81
 =44/81
となります。

 

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