各位の数字の和が8になる整数を小さい順に並べて、
8,17,26,…,107,116,…,1007,… という列を作りました。2024はこの列の何番目の整数ですか。
数列の問題のような形式ですが、場合の数の問題です。
中学入試だけでなく、大学入試などでも出される重複組合せの問題です(麻布中学校2016年算数第5問((1)が重複組合せの問題です)、名古屋中学校2023年算数第2問(4)、東京大学1996年後期理科数学第1問((2)が重複組合せの問題です)など)。
因みに、灘中学校でも今回取り上げた六甲中の問題と同じような問題が出されています(灘中学校2021年算数1日目第3問)。 灘中の問題のほうが若干簡単なので、六甲中の問題に取り組む前に灘中の問題に取り組んだ方がよいでしょう。
なお、2025は各位の数字の和が9なので、今年の受験生は、上の麻布の問題を解いておくといいかもしれませんね。
詳しくは、下記ページで。