樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -197ページ目

出版の確率を上げ、売れるしくみをつくる、ソーシャルメディア構築のススメ

海外の本を翻訳したい時、どうすれば?

こんにちは、樺木宏です。


最近、何度か

「海外の本を翻訳し、日本で出版したいがどうすれば?」

というご相談を頂きました。

海外の名著を読んで感銘を受け、その本を日本でぜひ出版したい、という方もいらっしゃいます。

また、海外で人気の本で、日本ではまだ発売されていないので、私が出来ないだろうか?

という方もいらっしゃいます。

でも、具体的にどうしたらよいのか、分からないのが普通ですよね。

そこで今日は「翻訳」についてお話しようと思います。




結論から言えば、いわゆる翻訳権(正式には「日本語独占翻訳権」)を買う必要があります。

そして、この翻訳権というものは、基本的には出版社しか買うことは出来ません

その理由は、日本では出版社でなければ書店に流通出来ない為、先方からみれば、

出版社以外では信用出来ないので、まず権利を売ってもらえないからです。


なお、日本には海外から版権を購入し、出版社に仲介する「版権エージェント」が

あります。海外の著作の権利関係がどうなっているかなど、情報を持っています。

ただ、出版社以外には、情報提供してくれないのが一般的です。


そこで、もしどうしてもこの本を日本で翻訳し、出版したい場合は、

先に出版社の同意を取り付けておく必要があります。


上記の版権エージェントも、出版社を通じてなら情報提供してくれます。

出版社の同意を得る手段としては、「出版企画書」を作成し、出版社に提案する方法がベストです。

具体的な出版企画書の作成方法については、私のこのブログがご参考になると思います。

また、セミナーやコンサルティングでも支援しておりますので、詳しく知りたいという方は、お問い合わせ下さい。



また、海外事情について少し。

米国では著者には代理人(出版エージェント)が付いているのが一般的なのですが、

その分、人気作家の翻訳権は価格が高騰しています。

その為、部数を多く刷らないと採算が合わないケースも多いです。

米国に比べ市場が小さい日本では、人気作家の翻訳権はリスクの伴う取引となることも
あり、ハードルが高いかもしれません。


以上、今日は海外の本を翻訳する件について、お伝えさせて頂きました。

翻訳を考えている方の、ご参考になれば幸いです。

電子出版はあなたのブランディング戦略に関係が無い!?


こんにちは、樺木宏です。


数日前、こんなニュースがありましたね。

「ソニー、パナソニック、楽天、紀伊国屋書店が電子書籍端末・ストアを相互接続」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/13/news072.html


電子書籍は、海外の盛り上がりに比べて日本は今一つのようですが、

その一因が、乱立する規格争い。

自分の買った本が、読む環境を限定されてしまうのも、将来も読み続けられるか不安なのも、

読者としては願い下げですね。

そういう潜在的な課題のある中、今回のニュースような連携は、1読者としては歓迎したい動きです。


さて、著者を目指す人の側からみると、これらのニュースに一喜一憂する必要は、全くないでしょう。


というのも、電子出版は自分で売らなければ、結局埋もれてしまうからです。

不便で利用者が少なければ、そもそも売れませんが、

かといって便利になって利用者が増えても、発行点数も増えて埋もれるだけです。

売れそうな端末やプラットフォームに乗っかって先行者利益を、というのは難しいでしょう。


ではどうするのか?ということですが、

他のメディアで露出し、そのアクセスを誘導する方法のも1つの方法です。

ただ、広く浅いマス広告では、費用対効果が低いのでただお金をかければ良いという

ものでもありません。

もともと著名人あれば別ですが、これからブランディングする方にはハードルが高いですね。


もう一つの方法は、対象を絞り込んだダイレクト広告(メルマガ等)が有効です。

そしてそのリストは、自分で構築するしかないのです。

・商業出版で、認知向上して集客し、見込み客を集める。

・商業出版でブランディングして、ファンをつくる。

・ソーシャルメディアでその受け皿をつくり、いつでもアプローチできるようにする。


こうした地道な活動が、電子出版の時代に成功する為には不可欠なのですね。



今日のまとめです。

電子出版の時代には結局、ファンを獲得し、自分の媒体を育てている人が勝ちます。

その為には、コツコツとやって行きましょう。

そして、そこに勢いをつけ飛躍する手段として、商業出版を位置づけて下さい。

中長期視野でブランディングを考えるあなたの、ご参考になれば幸いです。