[Part1] HVP対応のUPDI プログラマーを作成中です | トドお父さん通信

トドお父さん通信

北部九州在住 高BMI中高年のオタク趣味の活動記録

さて、みなさんこんばんわ。

トドお父さんです。

 

ATTINY202のプログラムも、だいぶできるようになってきました。

そうすると、RESETピンにアサインされたUPDIピンをGPIOで使いたくなります。

 

ごぞんじのように、UPDIピンがプログラム用のピンなのでこれをGPIOにすると

ATTINY202のプログラムができなくなって文鎮化(ICなので文鎮ではなくガラクタ化?)

してしまいます。

 

リビング研究室?でRTS/DTR信号を確認中です

 

これを再びプログラムできるようにするには、プログラム前にパワーONリセットした後

UPDIピンに短い12Vのパルスを与えてUPDIピンを再活性化する必要があります。

前に紹介したFTDIのシリアルUSBモジュールを改造したserialUPDIをベースに

リセット後にUPDI信号に12Vをいいタイミングで短いパルスで加える仕組みを追加

します。

 

いろんな方法があるようなのですが、AdafruitさんがAdafruit High Voltage UPDI Friendで採用した

wagiminatorさんのSerialUPDI_HV_Programmer

technoblogyさんの Tiny UPDI-HV Programmer

つつじが丘 おもちゃ病院 の大泉ドクターのtinyAVRプログラマー(インタフェース製作)

糸魚川 おもちゃ病院の わたなべドクターの自作アダプタで新型AVRにHVPが成功(tiny202で音声再生)

等々です。

 

前の2つは、USBシリアル変換モジュールから出ているDTR/RTS信号をトリガーにして、12Vパルスを生成する方式です。

大泉さんの情報によると、このタイミングではデータシートの条件を逸脱してマズいとのことです。

 

つまり、POR(パワーONリセット)後、8.8mSの間UPDIピンがHiZになるので、

その間に12Vパルスを加える必要がある。

それ以外だと、GPIOに設定されている場合、出力がバッティングして最悪壊す可能性がある。

とのことで、いちいちもっともです。(前の2方式でも壊れることはないとは思いますが……)

 

そこで、大泉ドクター方式をベースに他の方式もいいとこどりして、todoPapa版を設計する

事にしました。

 

KiCadで設計した回路図を添付しますね。

この数週間で、秋月電商と中華圏から部品を集めていましたので、すべて手持ち部品です!

 

 

まだ、検図も終わってないので、明日 頭を冷やして検図してから、穴あき基板に試作を

行っていきたいと思います。

 

今日は、一日仕事のようでした(いつものグチですw)明日も仕事のようになりそうですね(笑)

でも、これもおもちゃ病院の一環なんですよ。

それではおやすみなさい。