キャンピングカー快適化 ~ バッテリーモニター 設定変更 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【設定】


 

サブバッテリーをリチウム化をしたら気になる残容量

バッテリーモニターの追加購入・設置・設定変更からの続きです。

 

 

 

ワイヤレスモニターの表示設定を行います。

モニター機能以外にも設定できる項目は以下の様に多様です。

本来は指定した電流・電圧でリレーを動かす機能が使えますが、

今回はとりあえずバッテリーモニターとしてだけの利用です。

今後、このモニターの機能を利用してリレーを動かして

サブバッテリー関連の機器を制御したいですね。

 

・「NCP」:過電流保護電流設定 指定値でINのリレーがOFF

・「OCP」:過電流保護電流設定 指定値でOUTのリレーがOFF

・「OVP」:高電圧保護電圧設定 指定値でINのリレーがOFF

・「LVP」:低電圧保護電圧設定 指定値でOUTのリレーがOFF

・「OUT」:押すたびにINとOUTのリレーのON/OFFが入替わる

・「LCK」:キーロック機能

・「BAT」:接続しているバッテリーの総容量設定

・「BPC」:接続しているバッテリーの残量設定

・「CER」:現在流れている電流を0にリセット

 

改ページ

・「RET」:積算電力量と時間のリセット

・「LNG」:言語切替

・「STI」:リレーの標準状態をONかOFFか選択

・「SFH」:無線で本体を捜索する

・「DEL」:リレーが作動する際の遅延時間

・「FCH」:無線のチャンネルを変更

・「SNR」:バックライト自動消灯の電流値決定

・「SNT」:バックライト自動消灯の時間設定

・「RFS」:背景色変更

 

上記説明の1番がOUT端子、2番がIN端子です。

6番のコネクターは標準で3W側に設定されていたので、

4番と5番に外部電源が必要ですが1番と2番のリレーが使用できます。

6番のコネクターを2W側に設定すると電源は4番だけで動きますが、

1番と2番のリレーが使用できなくなります。

 

モニター右にある3つのボタンで操作・設定値変更を行います。

真ん中のボタンが「Enter」 or 「決定」キーで

上下のボタンは設定値操作キーになります。

とりあえず今回はバッテリーモニターとしてだけの利用なので

基本的に設定する項目は以下となります。

 

・「BAT」:接続しているバッテリーの総容量設定
我が家のサブバッテリーの総容量は400.0Ahとして設定します。


・「BPC」:接続しているバッテリーの残量設定

満充電にしてから設定したほうが確実なので100%で設定します。

 

・「CER」:現在流れている電流を0にリセット

満充電の状態で電流が流れていないのを確認して0リセットします。

 

・「SNR」:バックライト自動消灯の電流値決定

常時電源に繋いでいるのでモニターが点きっぱなしです。

指定電流値でモニターを消灯させることが可能です。

満充電で電気が流れなくなり消えるように1Aの数値を入力します。

使用電流が1Aを下回り一旦モニターが消えますが、

使用電流が1Aを超えると自動でモニターは再点灯します。

満充電になると画面が消えるので運転中も満充電が非常にわかりやすい。

 

・「SNT」:バックライト自動消灯の時間設定

0Sの設定だとモニターは消えないので10Sを入力します。

モニターが消えている状態から手動で点灯させるには

モニター右側の一番上のボタンを押すと再点灯しますが、

電流が流れると自動で再点灯するのでおまかせで良いです。

 

・「RFS」:背景色変更

背景色はデフォルトは白なので、見やすい黒に変更します。

設定後、再起動しないと背景色は変わりません。

デフォルトの白い画面より黒い画面がお気に入りで、

黒い塩ビの取付プレートに馴染んで一体感がでます。

モニターの表示は鮮明で画像で見るよりとても見やすいです。

 

・「LCK」:キーロック機能

すべての設定が終わったら押し間違えが無いようにします。

真ん中のボタンを長押しでキーロック解除可能です。

左下の鍵マークがロック中の印です。

 

 

【確認】


 

このバッテリーモニターの凄い所はモニター部分はワイヤレスで

制御本体から測定結果を飛ばして受信して表示できる事です。

モニターはUSBで給電出来る所ならどこにでも設置可能

わざわざモニターまで配線を引き回さなくても良いのが素敵

但し、モニターも常時電源と接続する必要があります。

出来れば計測結果は計測部本体側で持ってくれると良かった。

そうなると本当の意味でワイヤレスと言えるのに

このあたりは要改善を望むところですが無理でしょうね。

 

さて本格的に追加バッテリーモニターを運用する前に

モニターとしてどの程度の精度か確認する必要があります。

モニター設置前に室内灯の最小限での使用で

放電状態を計測してバッテリーモニターと比較していました。

バッテリーモニターと比べてもそれほど違いは無い様子です。

これだけピタリと数値が合っていると安心できますね。

使用量はきちんとマイナス表示で数値を表示しているので、

ホールセンサーの向きは間違いがないようです。

 

エンジンを始動して充電状態を計測します。

今度はマイナス表示ではなくプラスの数値を表示します。

入出力共にBMSと既存のモニター両方と比べてもそれほど違いは無い様子です。

 


【まとめ】


 

かなり多機能なワイヤレスバッテリーモニターです。

今回の利用は贅沢にバッテリーモニターの表示としてだけです。

指定電圧や指定電流でリレーを動作させる機能もあるので、

今後はその機能を利用して何か機器を動作させたいと考えてます。

モニター以外にも遊べる要素が詰まったバッテリーモニターです。

 

サブバッテリーをリチウム化したらついでにやって損はない快適化です。

リチウムは安心して思いっきり電気を使うため、

鉛と比べて充電量も飛躍的に増えますからね。

キャンピングカーはサブの充電残量の把握が一番重要事項です。

いつでもチラ見で確認出来るのがベストな配置

費用も安くて施工もお手軽なバッテリーモニターです。

バッテリーモニターの設置も違和感無くてオススメです。

やはり常設で表示するバッテリーモニターの使い勝手は良好です。

スマフォで確認するタイプも持っていましたが、

そのうちスマフォを立ち上げるのが面倒で見なくなります(笑)

 

測定の精度に関しては長期間使った感じではボチボチ正確で、

表示値に関してはほぼ信頼して良いと思います。

安いのに精度の高さには驚くばかりです。

 

来年に向け暫定だったソーラー充電器を本格運用します。

 

 

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