サブバッテリーをリチウム化をしたら気になる残容量
追加のバッテリーモニターを購入したところからの続きです。
バッテリーモニター計測部の設置は非常に簡単です。
通常のバッテリーモニターはシャント抵抗を配線に割り込ませますが、
これはホールセンサーをバッテリーから出ている配線に通します。
取説によると負極配線をホールセンサーに通すようです。
ホールセンサーには向きが有るので注意が必要です。
ホールセンサーの向きとしてはコネクタ側をこんな感じで設置します。
センサーの穴に配線を通すだけで計測出来るのは凄い簡単ですね。
制御本体部分を適当な位置にネジ止めします。
ホールセンサーのケーブル長さは短いのでほぼ自由度はなし。
とりあえずバッテリーの上を避け押さえの壁面に取付けました。
制御部本体の位置が決まったら配線の長さに合わせて
壁面にブラケットを取付けてホールセンサーを固定します。
自宅にあった適当なL型金具とM3のネジで取付けました。
これで振動でホールセンサーが動くのを防止できます。
【電源接続】
制御本体に動作用の常時電源の給電を行います。
バッテリーから直接取ってもいいのですが、
何でもかんでもバッテリーから取っていると大変なので
バンテックならおなじみの電装庫に付いている点検口にある
端子台がズラッと並んでいるところから拝借しました。
まずは負極側のアース配線からです。
アース線は我が家は使用していない「冷蔵庫」から分岐しました。
※ 重要
制御部本体への常時電源の接続ですが、
制御本体の5番のExternal power supply interfaceと、
緑の部品に変更されている4番のVoltage measurement interfaceの
両方に常時電源を接続する必要があります。
2箇所に常時電源の接続が必要とわかるまでかなり悩みました(^_^;)
デフォルトでは1番のDischarge relay control interfaceと
2番のCharging relay control interfaceのリレーが有効になるように
6番のpower supply selection interfaceが2Wに設定されていたため
4番と5番に電源の同時接続が必要でした。
※ 重要
勘違いというか自分の認識違いが有りました。
計測結果の数値は制御本体部分ではなくモニター側にあるようです。
モニターの電源を切ってサブバッテリーを使用すると
サブバッテリーの累積残量に差異が発生します。
制御部本体だけではなくモニターも常時電源と接続する必要があります。
制御部本体のUSBコネクターから給電してもいいし、
別途常時電源からモニターに給電しても問題ありません。
今回我が家は制御部本体のUSBからの給電としました。
【まとめ】
こんな簡単な設置でそこそこ正確なバッテリーモニターが出来るのは
思った以上に嬉しい結果だと思います。
もう少し充放電の測定値はズレるかなと思ったけど
この程度の正確性が有るなら十分目的は果たせると思います。
バッテリーモニターはリチウムだけではなく鉛バッテリーにも応用可能です。
運転席からサブバッテリーの残量を確認するのに非常に便利
サブをリチウムへ交換する前に設置しても良いでしょう。
取扱説明書を見ると充放電の測定値でリレーの動作も可能だし、
モニターのスイッチを押してリレーのON/OFFも可能です。
今回はリレーの面白い使い方は思いつきませんでしたが、
使い方によっては色々な機器を連動して動作が可能です。
次はモニター部分を運転席側に設置します。
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