下準備として以下の作業をあらかじめやっておくとスムーズでしょう。
ヘッドライトを取り外す事を考えて簡単に配線を取り外せるように
LEDウインカーテープの各配線にギボシ端子を取り付けます。
こちらは電工ペンチで端子をカシメる必要があります。
念の為、収縮チューブで防水をしておきました。
赤・黄・黒色の1.25sqの電線をあらかじめ用意します。
エレク トロタップからの分岐用配線にギボシ端子を取り付けます。
アースの先端に片側は[1.25-6]の圧着端子、もう片方はギボシ端子を取り付けて
車体の金属部分にボルトで取り付けできるようにします。
これでヘッドライトに付けるLEDウインカーテープとギボシ端子で接続できます。
点灯しないだけでいいならアース線のみ取り外せる仕様で問題ありません。
自分はヘッドライトをLEDに交換したりとまだヘッドライトごと
取り外すこともあるかなと思い左右各3本の配線全てにギボシ端子をつけました。
あとでもう一度ヘッドライトを取り外しましたが、全部外せる方がやはり楽ですね。
準備を整えたらいよいよLEDウインカーテープの配線を行います。
取り付けるにはグリルとヘッドライトの取り外しが必要です。
こちらを参照してグリルとヘッドライトを取り外して下さい。
ヘッドライトは助手席側、運転席側どちらも2箇所クリップで配線を止めてあるので、
それをペンチ等で開いて外すと配線がヘッドライトから外れます。
ヘッドライトと配線は4箇所コネクターで取り付いています。
コネクター:4つ、クリップ:2つ取り外せばヘッドライトは車体から完全分離出来ます。
LEDウインカーテープ貼り付けのためにヘッドライトは車体と完全分離して
自宅に持ち帰って作業する事をオススメします。
って言うか多分ヘッドライトを完全に取り外さないと
LEDウインカーテープの貼り付け作業は無理かもしれません。
ヘッドライトが取れたらアース・ウインカー・ポジションの配線を割り込ませます。
自分はこの位置にアース線の圧着端子をM6×10のボルトで車体に取り付けました。
アースがきちんと取れるように車体の塗装部はしっかりと剥がします。
※アースの接触不良で点灯しない不具合もやっちゃいました(^_^;)
ポジションとウインカーの配線は先端までテープでしっかり巻いてあるので
エレクトロタップが入るだけ剥がします。
意外とこのテープを剥がす作業が面倒で時間がかかりました。
まずはウインカーへの配線です。
ピンクがウインカーのプラス配線で白に黒ラインがアース線です。
LEDウインカーテープ黄色線用の分岐線をピンク線に
エレクトロタップをパチンと挟んで割り込ませます。
ポジションランプも同様にエレクトロタップで配線を割り込ませます。
緑がポジションのプラス配線で白に黒ラインがアース線です。
LEDウインカーテープ赤色線用の分岐線を緑線に割り込ませます。
こちらはパチンと挟み込みが甘くて接触不良を出しました(^_^;)
ポジションランプの線はかなり細いのでエレクトロタップは慎重に!
ギボシ端子を付けているので分岐配線の施工も簡単に終了です。
分岐用のエレクトロタップの防水作業を忘れていたことに翌日気づきました。
日を改めてエレクトロタップ左右4箇所を防水処理するために
またまたヘッドライトの取り外しから行いました(^_^;)
2度目なので余裕でヘッドライトを取り外して防水処理を行いました。
ビニールテープのグルグル巻で配線を固定したほうが良いですね。
ヘッドライトを取り付ける時に配線が曲がって負荷がかかるので、
配線をしっかり固定したほうが配線不良を防げます。
※ちなみに配線不良でまたやり直すはめになりました(^_^;)
この手の作業は初めてなので素人らしく色々無駄に苦労しています。
何度、接触不良で「点灯しない~ どこだ~」を繰り返したか(笑)
あっ このレベルの技術で作業しているので、自分のブログにあるのは
初めての人でも出来るレベルの事ばかりです。
【貼り付け】
今回の作業で一番の問題はLEDウインカーテープの貼り付け位置です。
LEDウインカーテープの貼り付けはヘッドライトに貼り付けるのですが、
貼り付け場所は、ヘッドライトの上側と下側のどちらかに付けるかですが、
ヘッドライトの上側なら綺麗に端から端まで貼り付けできそうですが、
グリルとヘッドライトの隙間が極少でLEDウインカーテープが入る隙間がありません。
購入前に 3mm×12mmのゲージを作って突っ込んでみたら、
隙間が狭くヘッドライトの上側には取り付かない感じでした。
シーケンシャルウインカーの動き的にはヘッドライト上側につける方が
上下の動きもプラスされて見た目も良いんですけど残念です。
かと言ってヘッドライトの下側は形状的に貼り付けが微妙です。
理由は一部出っ張りの箇所があってこれを綺麗に越えるのが
LEDウインカーテープの貼り付けでは難しいと思われます。
ヘッドライトの外周下側も中途半端な突起があります。
こちらは一部ヘッドライトをカットしたら乗り越えられると思いますが、
どちらにせよ下側にLEDウインカーテープを貼り付けるのも難しそうです。
短く貼っていいなら下側でも簡単に可能ですが極力長く貼りたいですよね。
シリコンタイプはLEDウインカーテープをシリコンで包んでいるので若干大きめ。
シリコンタイプではないと小さいものもありますが光り方がツブツブ感があるのでパス
シリコンタイプで一番コンパクトなこの商品を選んだ理由です。
ヘッドライト下側の本体部分を一部カットしてそこにLEDウインカーテープを通します。
カットする幅は極力小さくしたいのでサイズが重要です。
って事でヘッドライトの加工込みでLEDウインカーテープの貼り付けはヘッドライト下側、
無理やりですが端から端までかなり長い範囲に取り付けることを選択しました。
ヘッドライトのこの部分を金鋸で幅3mmで切込みを入れます。
LEDウインカーテープが入るギリギリでカットしましたが、
光軸調整用の穴が窮屈になってしまいました(^_^;)
まず、仮留めでLEDウインカーテープの長さを決めます。
多少長いだけでカットしないでも良さそうなのでそのまま貼り付けます。
ヘッドライトの貼付け箇所をシリコンオフで綺麗に脱脂してから
LEDウインカーテープをヘッドライトに貼り付けていきます。
LEDウインカーテープには左右が有るので向きに注意して貼り付けます。
貼り付けを行う前に点灯確認は必須です。
サブバッテリーと直結してどちらが前に光るか確認してください。
一旦貼り付けるとキレイに剥がすことは不可能なようです。
コントロールボックスにRightと書いてある方を助手席側に取り付けました。
多分、製品的にヘッドライトの上側に貼り付けた場合に、
右折の時はRightが運転席側に貼り付ける事になるので
ヘッドライトの下側に貼るなら左右逆になると思います。
縦には簡単に曲がりますが、短手方向にはなかなか曲がらないので
注意しながら少しずつ曲げて貼り付けます。
あまり力強く曲げると断線するようですね(^_^;)
貼り付けは焦らず慎重に少しずつで貼り付けていけば大丈夫です。
ヘッドライトを元に戻してLEDウインカーテープの点灯を確認します。
ヘッドライト・ウインカー・ポジションバルブの点灯も忘れず確認します。
点灯を確認できたらあとはグリルを元に戻して作業は終了ですね。
ブログ用に撮影しながら作業したので4時間位かかりました。
作業的にはやはりヘッドライトの取り外しが一番の難関ですね。
配線とLEDウインカーテープの貼り付け作業自体は簡単でした。
素人が行う快適化としては思いの外、難易度が高かったかも(^_^;)
【点灯の儀】
ポジションライトを付けるとデイライトが点灯します。
この商品はポジションライトが消えていてもウインカーの点灯が可能です。
他の商品にはポジションライトが点灯している時だけ
ウインカーがシーケンシャル点灯する商品もあるようなので気をつけて下さい。
昼間のデイライト点灯はこんな感じです。
暗くなってからのデイライトはこんな感じで光ります。
ヘッドライト内に反射してヘッドライト全体がほんのり照らされます。
予想していた通りかなり派手ですがこれはこれでなかなか格好いいです。
デイライトだけでもかなり明るいけど、これで走れるって程、明るくは無いですね。
純正のヘッドライトもポジションライトもまだLEDに交換していないので
色味が全然異なっているのが気になります。
光量UPと色を合わせるためにもLED交換の快適化が今後必要ですね。
さてさて気になる流れるシーケンシャルLEDウインカー点灯はこんな感じです。
流れ方やスピードも上品な流れ方が非常に好感が持てます。
今回選んだ製品はLEDのツブツブ感も感じられないですね。
【まとめ】
問題は耐久性ですね。ウインカーをヘッドライト内部に仕込むのではなく
剥き出し状態で両面テープでの貼り付けなので劣化は早いでしょう。
車検対応用に取り外しが可能なので配線を残して付替できるので
劣化しても次回施工はかなり楽にできると思います。
今回も最近我が家で流行りの満足化ですが大成功です。
あからさまな光り物を取り付けるのは好みではなかったんですが、
これは光り物が苦手な自分でもバッチリ気に入りました。
シーケンシャルウインカーで外観からもトラック感は薄れたかな?
無駄にウインカー出したくなる自分が居ます(笑)
暗くなってからのデイライトの光り方も実はお気に入りです。
次回はデイライトの運用として問題ないか検証します。
シーケンシャルウインカーの準備編はこちらです。
キャンピングカーのお勧め記事はこちらです。
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