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【基本情報】



JAOS マッドガードⅢ(汎用) レッド Mサイズ 汎用

 

大型マッドガードのウィークポイント(巻込みと巻上げ)を、
PPベルトとフラップ下端に配されたジェットホールで軽減。
ハンガーワイヤープレートがプレスを使用して角を丸めた高品質仕様となります。

仕様
マッドガード:EVAシート(310W×490H)
ハンガーベルト:PP
ハンガーベルトプレート:アルミ

 




【巻き上げ】


 

冬道・雪道走行が多い我が家
初めてのスノートリップでマッドガードの必要性をすぐさま感じました。

雪道ではとにかく巻き上げが多くて汚れが凄い

 

1月連休中、滑りから早く戻った日程で販売店に、
マッドガードの取り付けに関して相談を兼ねて行ってきました。
マッドガードは新規購入したものではなく、前に乗っていた乗用車から
売却する際にあらかじめ取り外していたJAOSのマッドガードです。
6年使った年季物なので結構汚れていますが、汚れる前提の物なので使いまわします。

フロントは最初から純正でマッドガードが取り付いていますが、
リア側はオプション設定は有るけど、標準では取り付いていないので、
インナーフェンダーに取り付け穴を空けて取り付ける感じになります。
バンテックオプションとしてはこちらになります。
O1170 リヤマッドガード(インナーフェンダー取付) 7,560円

実際にオプションとして取り付けたマッドガードを見たことはありますが、
かなり小さなサイズの黒いゴム状のマッドガードが取り付くようですね。
リアはタイヤ止めに巻き込みを考えたサイズとしては仕方ないのかな。
それでも現在のコルドリーブスはインナーフェンダーが付いているので
初期型の頃より巻き上げはかなり改善されているとのことでした。

 

 


【リア側施工】


 

販売店ではマッドガードが有る方が巻き上げには効果アリとの説明

って事で早速マッドガードを取り付けて頂くようにお願いしました。
まずはタイヤスロープでリアを持ち上げ下に潜り込んで位置決めです。

 

リア側のマッドガードは長すぎるとバックで停める際にタイヤ止めに巻き込むと
インナーフェンダーが簡単に破損するのでオススメできないと言われました。
実際に自分も乗用車の頃マッドガードを巻き込んで壊した経験があるので、
気にしながら運転するのはちょっと敬遠したいかなとも思っています。
キャンピングカーは後方視界が悪いのでタイヤ止めにぶつけて停めるしか無いしね
まー マッドガードは長い方が効果が高いしカッコは良いですけどね。
そんな事を販売店の代表と話して長さを純正に近いサイズと決めました。

盲点としてはタイヤの横幅がインセット:+5とかなり横にはみ出している
アルミホイールなので車体の外まで出す感じにマッドガードを取り付けないと
効果が低いと言われマッドガードをかなり外に出して取り付けて頂きました。

 

って事でオプション設定のマッドガードでは自分の選んだ
タイヤとアルミのセットでは巻き上げ防止効果が低かったかもしれませんね。
オプションのマッドガードは薄っぺらいゴムのような素材で
幅が純正の細いタイヤに合わせたサイズですからね。

今回JAOSのマッドガードを持ち込みで取り付けたのは
施工タイミング的には丁度良かったのかもしれません。
って事で、インセット:+5のアルミホイールを考えている人は
純正のリアマッドガードは要検討の必要があるかもです。

 

とりあえず今回はマッドガードは持ち込みで取り付け加工のみって事で
工賃は野口3人分と相変わらず商売っ気のない金額で済みました。

 

持ち込んだマッドガードはこんな感じで取り付けていただきました。

黒いハンガーベルトは嫌いなので以前から目立たないワイヤーで吊るしています。

 

マッドガードの縁までの高さ、最低地上高は18cmとなりました。

人も荷物もほぼ載せていない状態なのでこれが一番高い状態です。

人や荷物を積み込んだらもう少し下がるかもしれませんね。

 

タイヤ止めは通常10cm位から高いものは15cm位の範囲ですかね。

今回の高さなら間違ってもタイヤ止めに巻き込みません。

JAOSのマッドガードは強度があるので巻き込んだら

確実にインナーフェンダーが壊れることになるでしょうね。

 


【延長検証】


 

エルショコさんのブログを見てやはりマッドガードは長い方が効果が高いの?

って事で本当に長い方が効果が高いか検証してみましょう~

 

今回取り付けた長さでは巻き上げ防止効果は若干少なめでしたからね。

本当にマッドガードが必要と感じるのは雪道走行の時だけなんですよね。

夏場の雨くらいではあまりマッドガードの必要性は感じませんでした。

マッドガードが長ければバックの際にタイヤ止めが気になるので

本当にマッドガードを今以上長くする必要があるかの検証です。

効果の程を見て現状維持か延長かの判断材料とします。

 

興味本位でマッドガードの長さ検証をするだけなので百均で十分

赤くて濡れても問題ない素材でって探して・・・・

我が家定番のDAISO マグネットシート(笑)

これに穴を開けてマッドガードにインシュロックで固定して延長します。

長くてもこれならタイヤ止めに巻き込んでもインナーフェンダーを壊す前に

簡単に引きちぎられて外れるでしょうね。

 

まず、参考としてフロント側のマッドガードの高さを調べます。

フロントはマッドガードの縁までの高さ、最低地上高は13cmですね。

 

って事で大胆にフロントより5cm程度長くしてみましょう。

これで今以上の巻き上げが低減できないならマッドガードの延長は

効果は薄いって判断ができます。

 

自宅駐車場のタイヤ止めの高さは10cm

巻き込みを心配しましたが、延長部分は柔らかいので柔軟です。

これで追加工したマッドガードの巻き込みも心配ないですね。

JAOSでは無理ですが薄い素材なら常設でもこの長さは問題ないですね。

 

この状態で1,000km以上走りましたが、巻き上げ低減の実感は多少感じるかな?

バックカメラの濡れ方が多少減っているような気がするので

マッドガードを長くすると巻き上げ低減の効果は多少あるのでしょう。

車体のリアにつく汚れが多少なりとも減っているかなと感じますが、

我が家のように毎週冬道500km以上の移動では結局泥々です(笑)

って事で巻き込みの危険を犯してまで延長するメリットは少ないかな。

そう考えるとマッドガードの最低地上高:18cmで問題ないですね。

 

結論としては、マッドガードは付けないより付けたほうが良い、

長ければ長い方が巻き上げ防止効果は高い。

但し、あまり過度な汚れ防止の期待は禁物ですね。

 


【フロント側】



フロント側は最初からマッドガードが取り付いているので、
暇な時に自分で純正品と入れ替えの施工をしようと思っていました。


フロントは最初から付いているってことはマッドガードとしては、
キャンピングカーではフロントの方が重要なんでしょうかね?

それともリアはタイヤ止めの巻き込みを嫌がって取り付けてないだけなのかな?

 

フロントも前に乗っていた車から取り外したものなのでほぼ形は決まってます。

車体の取り付け穴を流用するので適当なサイズに切って取付寸法で穴を開けるだけ。

一番面倒な作業はマッドガードに取付穴を開けることくらいでしょうね。

フロントのマッドガード取付作業は非常に簡単に施工可能です。

 

マッドガードを新品から切り出すならダンボールなどの型紙を切ってから

形を決めていくんでしょうけど、前の車に合わせて切り取られているので、

マッドガードの形状の自由度はほぼありませんでした。

一番無駄にしない形状で追加工で切り出したらほぼ終了です。

下から見ると車体と隙間がかなりありますが覗き込まなければ見えません。

 

フロントのマッドガードはほぼポン付けです。

取り付けネジも、取付プレートも純正品をそのまま流用です。

フロントのマッドガードも取り外すことなく共締めで取り付けました。

マッドガードの最低地上高は10cm、リアと違い巻き込みの心配がない。

ワイドになったタイヤに合わせてかなり横に飛び出るように取り付けました。

 

ワイドタイヤとインセット+5のホイールになって純正のフロントマッドガードと

タイヤの位置がかなり違ったのでフロントはこれで適正値になった感じですね。

フロント側の巻き上げも結構多かったのでこれで車体の汚れ防止に

追加したマッドガードは多少なりとも貢献していると思います。

 

マッドガードの効果は巻き上げ防止よりその見た目かもしれませんね。

赤いマッドガードを取り付けた車に乗るのはこれで4台目です。

自分は赤いマッドガードを付けた姿がたまらなく好きなんですよね。

なんかワイルドさが出ているような感じがするので(笑)

 


【まとめ】



マッドガードは自分で取り付けようとタイミングを見計らっていましたが、
リアは穴開けやらでなかなか重い腰が上がらなかったのですが、
滑りシーズンに突入して巻き上げが酷くて、車体の汚れが凄い(-.-)
って事で販売店に急遽取り付けを頼んでしまいました。
これでスノートリップで車体の汚れが多少ですが低減できました。

滑り仕様のコルドリーブスに汚れ防止にマッドガードはあった方が良い。

 

とは言っても自分の結論としては、冬道はどうやっても汚れます。

こまめに洗車しましょう!って事になると思います(笑)

 

 

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