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【基本情報】



IPF LED HEAD LAMP BULB H4 6500K 341HLB

 

超高輝度LEDをハロゲンバルブのフィラメントと同位置に配置。
幅方向についてもフィラメント位置よりLEDが出ていない為、
対向車に対して 眩しい散乱光を抑えつつもLEDから出る光をロス無く照射

※2015年(平成27年)9月1日より1998年(平成10年)9月1日以降製作された
車両の車検時は「ロービーム」での測定へ変更されますので、
カットラインがしっかり出ていないと測定が出来ず車検時に「不適合」に。

仕 様:12V用24W(ハイビーム)/24W(ロービーム)、
明るさ:4200lm(ハイビーム) / 2800lm(ロービーム) ※バルブ2本の合計値
色温度:6500k





【暗い純正】


 

カムロード純正のヘッドライトはハロゲンライトです。
昔のシールドビームからしたら明るいのかもしれませんが、
やはり今の時代にハロゲンライトだと暗く感じますね。
ヘッドライトに関してはこちらで検討済みです。

 

シーケンシャルウィンカー付属のデイライトはLEDなので

ハロゲンのヘッドライトと色が合っていないので見た目も悪い。

 

ポジションランプは既にLEDに交換済み。


ヘッドライトもLEDに交換して色温度を揃えて見た目と明るさ向上を狙います。
滑りシーズンは夜に移動する機会も増えるので、明るさは重要ですね。
LEDヘッドライトはネットでも交換報告が多いIPFで考えました。

実際に車検も通ったとの報告も多数見たので安心です。

って事で、IPFの2018年モデルのLEDヘッドライトが

値落ちするのを1年近くずっと待っていました。
LED HEAD LAMP BULB X2 H4 / 341HLB2

 

 

しかし、2018年モデルの販売価格がいつまで経っても値落ちせず、

在庫限りのディスコン商品ですが、値落ちが大きい2015年モデル。

2018年モデルと比べると明るさは劣りますが、その分かなりお買い得価格

Amazonの通常販売で14,500円でしたが、

2018年モデルがここまで値を下げるのはまだまだ先の話でしょうね。

 

LED HEAD LAMP BULB H4 6500K 341HLB

※取付簡単オールインワンタイプ

※ハイビームインジケーター点灯回路内蔵

 

ちなみに2018年モデルと2015年モデルの違いは

2015年モデルの明るさは4200lm / 28000lm

2018年モデルの明るさは54000lm / 3800lmと大幅に明るくなりました。

搭載するチップも2015年の4チップから2018年は1チップと変更になり、

照らす明るさのムラも減っているようです。

2015年モデルは今回でディスコンなのでこれからは2018年モデルが主流ですね。

 

箱の中身は至ってシンプル、LEDバルブが2つと取扱説明書です。

 

LEDバルブは重量感有るしっかりとした作りが特徴です。

オールインワンタイプなのでバルブを付け替えるだけの簡単作業。


 

一緒にTOYOTA純正部品のヘッドライトバルブ防水ゴムを購入します。

車種は色々ありますが、品番が同じなら車種は関係無い共通部品です。
品番:90075-65002

 

 

ヘッドライトバルブ防水ゴムはカムロード専用品ではありませんが、

同じ規格で不具合なく代用できるので問題ありません。
今はネットで色々情報が集まるので便利ですね。
先人達の苦労に感謝しながら交換の下準備を進めます。

 

 


【交換作業】


 

こちらを参考にヘッドライトを取り外します。

 

 

ヘッドライトLED化で一番大変なのはヘッドライト本体の取り外しです。

自分はかなりの回数ヘッドライトを取り外したので慣れたもの。

10分もあれば片方のヘッドライトは取り外せる様になりました(笑)

初めての人はやはりヘッドライトの取り外しで難儀するでしょうね。

ヘッドライトを車体に取り付けたまま作業を行うことも出来ますが、

ヘッドライトバルブ防水ゴムの取り付けでかなり苦労すると思うので

おとなしく諦めてヘッドライトを取り外したほうが作業は簡単です。

 

ヘッドライトの取り外しは助手席側から行ったほうが良いでしょう。

運転席側は助手席側と比較して接続されている電線が1本多いです。

まずは比較的簡単な助手席側からヘッドライトを取り外します。

 

ヘッドライトを取り外したら自宅に持ち帰って作業します。

自宅で作業するとゆっくり出来るし間違いも減るでしょう。

純正はドーム型の防水ゴムが取り付いています。

 

ドーム型の防水ゴムを引張ってパコッと外します。

H4のハロゲンバルブとコネクターが繋がっているので外します。

 

プラスドライバーでネジを緩めて押さえを外しバルブを抜き取ります。

 

取扱説明書を参考にLEDバルブから口金を取り外します。

素手だと回らないほど硬くて怪我しそうなので軍手を嵌めて作業します。

 

取り外した口金をヘッドライト本体にセットして固定します。

口金は固定金具がピッタリフィットでしっかりと押さえられます。

完全にH4バルブと互換性のある口金形状です。

 

購入したヘッドライトバルブ防水ゴムを本体に取り付けます。

真ん中の部分が非常にハマりにくいですね。

純正部品のように全てがぴったりサイズで気持ちいい。

 

LEDバルブを差し込んで時計方向に回して固定します。

 

さてっ ここで一番の問題です。

元から付いていたドーム型の防水カバーはどうしましょう?

もうハロゲンランプに戻る予定は無いのでバッサリ切り落とします(笑)

 

無残な姿になったドーム型純正カバーの姿がこちら

まっ 無いとは思うけどハロゲンに戻すなら新品部品購入で対応します。

もしくは、エアコンの隙間を埋めるシールパテでも使ってシールします。

 

LEDバルブの端子と接続しますが、端子の裏側は配線が剥き出しです。

 

ビニールテープでぐるぐる巻きにして防水します。

余ったコードをインシュロックで固定したら完成です。

大胆に純正のカバーを切ったのでスッキリしています。

スペース的に純正のカバーを残したままでも大丈夫でしょうね。

 

あとは取り外した順序と逆にヘッドライトを車体に取り付けます。

とりあえず片側の交換が終了したら点灯して動作確認します。

ロービーム、ハイビーム共に正常に点灯することを確認します。

ハイビーム時にハイビームインジケーターが正常に点灯することを確認します。

 

昼間でもわかるくらい純正と比べても明るさが違います。

※画像だと違いがほとんど分かりませんが肉眼だと一目瞭然。

純正ハロゲンライト

 

LEDライトに交換後

 

動作確認が取れたらもう片方も同様の手順でLEDライトに交換します。
両側交換して再度点灯確認したらグリルを元に戻して交換作業は終了です。

 

お疲れさまでしたn(_ _)n


これで最新の明るいLEDヘッドライトに変わりました。
ブログ用に撮影しながらゆっくり作業しておよそ1時間半程度です。
ショップに頼むと工賃としては1.5~2万円くらいでしょうか。
交換に自信のない人はショップに頼むか自分でするか微妙な所です。
比較的簡単な作業となるので交換にチャレンジしても面白いかも。

ネットでLEDライトを格安で購入できたらかなり節約になります。

 

LEDに交換後、初めて夜に点灯した時は、夫婦二人して

「明るっ・・」ってつい声が漏れたほどでした。

純正の明るさとは段違いの明るさですね。

 

 


【光軸】


 

ヘッドライト周りの快適化は今回で全て終了です。

ヘッドライト本体は何度か取り外したり取り付けたり。

LEDバルブも交換したりと光軸が多少ズレている可能性が有るので、

しばらく様子を見てからお店で光軸調整をやって貰う予定です。

光軸調整はヘッドライトテスターで測定する必要があるので、

整備工場やオートバックス等で調整して貰う必要があります。

近所のスーパーオートバックスでは光軸調整の料金は2,160円です。

後日光軸調整を行いました。

 

その前に、簡単に自分で光軸が大きくズレていないか確認します。

平成10年9月1日以降の製作車はロービーム(すれ違い用前照灯)で

光軸の測定・調整を行う必要があります。

平成18年以降の製造車から自動(オート)または手動(マニュアル)式の

レベライザーの装備が義務化されています。 

カムロードは手動式のレベライザーが付いています。

ダイアルが0の位置が一番上を向いている位置で0で光軸を確認します。

 

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示

 

 

ちなみにダイアル5の位置が一番下向きにロービームを照らす位置になります。

 

ヘッドライトをよ~く見ると透明のポッチがランプカバーに付いています。

これがこの車のバルブセンターの位置になります。

 

我が家のコルドリーブスのバルブセンターは63cmですね。

 

光軸は1%下向きになるように調整されている必要があるので、

壁に向かってライトを照らして、車1台分の約5m離れた位置とすると

5mの1%だから5cm下がっているのが望ましいため、

63cm - 5cm=58cmのところにカットオフラインがきていればOK

狭い駐車場でなんとか車1台分後退して確認しました(^^)

IPFのLEDライトは純正のハロゲンライトのフィラメントと

同じ位置に配置しているので配光の変化はほぼありませんでした。

 

 


【まとめ】



新型カムロードは何故かフォグランプだけLEDでしたが、
これでフロント周りはLEDで統一され色も明るさも最新の乗用車と同じです。
バルブの交換だけで明るいLEDライトに変更できるのは良いですね。
ま~ 最初からLEDライトだったらもっと楽なんですけどね(^_^;)
LEDライト交換で明るくなったので安心して夜に移動して滑りに行けます。


暗い純正のハロゲンライトのまま我慢するか、

簡単な作業で明るいLEDライトに交換するか、
悩ましい選択ですが快適化を頑張って自分でやるのも良いと思います。

 

 

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