冥王星移住計画 -8ページ目

Tokio Hot 100

J-Waveの中心的番組、Tokio Hot 100をひさびさに聴いた。
十五年くらい前、洋楽に目覚めたころはよく聴いてた。当時とくらべて邦楽がだいぶ増えた気がする(これが意味するのは、リスナーの変質? 邦楽そのものの一種の進化? それとも経営状態の悪化による聴視者拡大戦略?)。クリス・ペプラーの声が懐かしかった。

中高生のころはむさぼるように聴いてたけど、今回聴いてみたらまったくといっていいほど魅力的に思えなかった。自分の嗜好の変化というより、時代の変化なのだと思う。
いまから思えば、当時でさえ番組に完全に満足していたわけじゃなかった。かぎられた選択肢のなかで最良の選択肢だったから聴いていたに過ぎなかった。

「みんなでおなじものを聴く」っていう形態のラジオ放送はもはや終わりだ、とあらためて思った。ラジオにかぎらず、LongTail+ITの時代にあっては、マスメディアの役割は変質/減退せずにはいない。新聞・TVはまだいいけど、ラジオはそうとうきついと思う。ネットラジオのほうがはるかに選択肢も豊富だし、良質なものがいくつもある。

夏近し

最近昼間はやけに暑い。部屋が東向きなので、なおさらだ。
しかもMac(PMG4 Gigabit Ether/五年くらい使用)のファンの調子がわるい。だいぶ熱くなる。

で、今日の午後、とつぜん電源が落ちた。電源ボタンを押しても無反応だった。ついに逝ったかと思った。
この子に逝かれるとかなりきつい。予備機はないし、新規購入の資金もない。

ふだん音楽はMacで聴いているのだけど、しかたないので長いこと使ってなかったステレオで音楽を聴こうと思った。そしたらCDプレイヤが壊れてた。泣きっ面になんとやら。チューナーは動いたので、ラジオを聴いた。アンテナの具合でFMがモノラルだった。弱り目に祟り目に祟り目。

数時間後に電源を入れてみたら起動した。ほこりも怖いけど、熱がやばげなので、箱を中途半端にあけたまま運用してみることにした。横のカバーがV字型に開く(さらに開けばL字になる)かたちなので、上に隙間をあけられる。これですこしは熱が逃げてくれないかな、と。

KLF

Tammy Wynetteをfeaturingした、"Justified and Ancient"っていう'90年ころの曲がいい。「無人島にもっていきたい100曲」を選ぶとしたら、微妙だけど、これを入れるかもしれない。
カントリー系歌手のポップスへの起用は、最近でもけっこうおこなわれてるけど、声と唄いかたの癖をうまく活かせるかどうかが鍵のような気がする。ある意味、Shania Twainあたりはそういう点で成功したっていえると思う。

Ana Johnsson

最近知った女性ヴォーカルのなかではだいぶいい感じ。
声と唄いかたがいい。Pinkをすこし若くして、声の嗄れ具合を増して、甘みをほんのちょっと加えた感じ。
"Don't Cry For Pain"という曲の唄いだし、"Hey, men"というところだけでかなりしびれる。

二重母音→長母音

妙なこだわりだけど、だいぶ前からカタカナ語を原語に忠実に書くことにこだわってる。もう長いことメールとは書いてない。メイルと書いている。これはかなり自分のなかで自然になった。
二重母音のaをカタカナにするときにeiと書くことは、世間的にもすこしずつ広がりつつある。昔はe:とのばされていた語も最近ではeiと書かれることが多くなりつつある。

それでも、ほとんど日本語化している次のような語は発音に忠実に書くことにまだ違和感を感じる。
xデート ○デイト
xテーブル ○テイブル
xテープ ○テイプ
xエレベーター ○エレヴェイター
きっと数十年後にはだれもテーブルなんて書かなくなると思う。

脳内世界

書きかけだった小説を、数日前からまた書きはじめた。現実逃避。
結果として、PDめいた症状が再発しかけてる。妙に心臓がどきどきする。

書くのはつらい。けれど、ほかに逃げ場はない。
しかたないので、開き直って、徹底的に逃げつづけようと思う。

同期:三

彼の四年間の経験。自分の四年間の無為。
彼はぼくがひきこもっていることを知ってる。そして、ぼくが「暖簾」であることも知ってる。そもそも他人に熱っぽく説教するタイプじゃない。「しょうがねえなあ」と思いつつ、たまにかるめの発破をかけつつ、傍観している感じ。
そもそも自分自身、自分を傍観しているようなところがある。(つづく)

同期:二

彼と会うのは四年ぶりだった。家族以外の人間とまともに長時間話すのも、数年ぶりだったかもしれない。
ファミレスで二時間くらい話をした。ふつうに話せた。四年前とおなじだった。
いろいろと感じ、考えた。
考えたことはどうでもいいことばかり。ふだんと変わらない。おなじところをぐるぐるとまわってる。おなじところで足踏みばかりしてる。
それよりも感じたことのほうが多かった。言葉にはならない感覚。おなじ言葉のやりとりでも、メイルやチャットとはちがう。表情から、声から、指先の動きから感じられるもの。
ひとことでいえば、それは現実感。リアリティ。行間の、余白の、むだな部分の、鮮やかさ。

同期:一

ひさびさに外出した。
地方勤務の同期が出張で東京に来ていて、会おうと誘われた。
電話を受けたとき、ぼくの体はとても臭かった。一週間くらい風呂に入っていなかった。
シャワー浴びるから待っとけ、といい、都心の駅前まで姉の車で迎えにいった。
そして、ふたりですこしおしゃれな街のすこしおしゃれなレストランに入った。

ここ数日

bbb

ものすごくむだなことに時間を費やしてる。なにをやってるかっていうと、上みたいな感じで、ある建物の内部の、部屋の配置とかを考えてる。七階建てのビルの二階から五階まで。
一種のひとり遊び。いま書いてる小説の舞台設定のためなんだけど、売れる見込みは・・・。
物語設定・建物構造による制約がいろいろとあって、パズルっぽくてたのしい。現実逃避