『善悪の彼岸』
ニーチェ入門はここから。
新潮文庫がいい。『ビルマの竪琴』の著者としても知られる独文学者、竹山道雄の名訳で読める。
詩を読むのが好きで、かなり読解力があるひとなら、いきなり『ツァラトゥストラ』から入ってもいいと思うけど、あんまりおすすめできない。『この人を見よ』は最初に読む本じゃない。そのほかの代表作でもいいけど、書かれた時期や訳の質からいって、新潮文庫『善悪の彼岸』に勝るものはない。
新潮文庫がいい。『ビルマの竪琴』の著者としても知られる独文学者、竹山道雄の名訳で読める。
詩を読むのが好きで、かなり読解力があるひとなら、いきなり『ツァラトゥストラ』から入ってもいいと思うけど、あんまりおすすめできない。『この人を見よ』は最初に読む本じゃない。そのほかの代表作でもいいけど、書かれた時期や訳の質からいって、新潮文庫『善悪の彼岸』に勝るものはない。
親孝行
家庭で育まれる人格障害の因果ってものを考えると、ありがちな元不良やヤクザの親孝行ほど滑稽なものはない。世の中に迷惑をかけながら、親にだけ優しくするっていう、麗しき家族愛。
「そんなにママのおっぱいが恋しいんでちゅか」
恋しいから困る。深層心理的・発達心理学的要因があるから困る。
とりあえずこどもたちを守るところからはじめるしかない。
見かたによっては、いちばん迷惑をかけた相手だからこそ、償いやすい相手だからこそ、償うのかもしれないけれど、むしろ親を殺して自分も死ぬのが最善。けど、最善は選びえない。
親孝行だけはするまいと思う。けど、それもおとなげない。どうしたものだろう。
「そんなにママのおっぱいが恋しいんでちゅか」
恋しいから困る。深層心理的・発達心理学的要因があるから困る。
とりあえずこどもたちを守るところからはじめるしかない。
見かたによっては、いちばん迷惑をかけた相手だからこそ、償いやすい相手だからこそ、償うのかもしれないけれど、むしろ親を殺して自分も死ぬのが最善。けど、最善は選びえない。
親孝行だけはするまいと思う。けど、それもおとなげない。どうしたものだろう。
The Cardigans "Communication"
And I saw you.
But that's not an invitation,
That's all I get,
If this is communication,
I disconnect...
I've seen you, I know you,
But I don't know how to connect,
So I disconnect...
サビの赤文字のところにアクセントが入ってる。発声がなんだかとてもいい。特にひとつめのサビの、ひとつめのアクセント箇所、That'sにはしびれる。ふたつめのサビはあまりよくない。みっつめのサビのおなじ場所のIt'sは、前のふたつのThat'sとはちがってとても澄んだ発声になってて、うまく差異化されててけっこういい。
ものすごく細かい話ですが、同意してくれるひといないかな。
But that's not an invitation,
That's all I get,
If this is communication,
I disconnect...
I've seen you, I know you,
But I don't know how to connect,
So I disconnect...
サビの赤文字のところにアクセントが入ってる。発声がなんだかとてもいい。特にひとつめのサビの、ひとつめのアクセント箇所、That'sにはしびれる。ふたつめのサビはあまりよくない。みっつめのサビのおなじ場所のIt'sは、前のふたつのThat'sとはちがってとても澄んだ発声になってて、うまく差異化されててけっこういい。
ものすごく細かい話ですが、同意してくれるひといないかな。
基本ソフト
新聞とかでOSのことを基本ソフトって訳してる。パソコンってものをぜんぜん知らないひとにとってはわかりやすい表現だとは思う。でも、ちょっとでも知ってるひとにとっては逆にわかりづらい。ある意味、ブラウザとかも基本ソフトだし。わけわからん。せめて「基盤ソフト」くらいにしたほうが厳密さって点で勝る気がする。
基本的に専門用語はカタカナのままか直訳でいいと思う。わからんやつにむりにわからせようとしなくていい。経済学用語とかはむりに噛み砕いたりはしないでしょう(まともに訳してあってもよくわからんけど)。
Operating Systemは操作系でいい。
基本的に専門用語はカタカナのままか直訳でいいと思う。わからんやつにむりにわからせようとしなくていい。経済学用語とかはむりに噛み砕いたりはしないでしょう(まともに訳してあってもよくわからんけど)。
Operating Systemは操作系でいい。
『星を継ぐもの』
J・P・ホーガン作。いわゆるハードSFの名作。金 字塔っていってもいい。ハードとはいっても、特に専門的な話題が出まくるわけでもなく、ほとんど一般常識レベルなので、理系じゃなくてもぜんぜん読める。科学的究明のプロセスめいた謎解きがハードな感じでいい。
難点は、ご都合主義的な主人公の位置づけ(活躍させすぎ)、邦訳が破壊的に古くさいところ("you bastard"を「罰当たりめ」って訳すなんてありえない)。内容が内容だけに、よほど英語が得意じゃないと、これは原書では読みづらい。きっちり細部まで理解しつつ筋を追ってこそたのしめる内容。
ちょっと現実味が乏しいところもある(「捕獲」説とか)けど、そのあたりに目をつぶれば、かなりたのしめる。
難点は、ご都合主義的な主人公の位置づけ(活躍させすぎ)、邦訳が破壊的に古くさいところ("you bastard"を「罰当たりめ」って訳すなんてありえない)。内容が内容だけに、よほど英語が得意じゃないと、これは原書では読みづらい。きっちり細部まで理解しつつ筋を追ってこそたのしめる内容。
ちょっと現実味が乏しいところもある(「捕獲」説とか)けど、そのあたりに目をつぶれば、かなりたのしめる。
灰色の領域
グレーゾーンっていうと、一般には「合法だけど倫理的には悪」って見なされる領域のことを指す。けれど、それとは逆のグレーゾーンもある。「非合法だけど倫理的には善(悪ではない)」の領域。これが見逃されがち。
そういう「逆のグレーゾーン」(=非悪)を取り締まる警察官は悪の手先だっていえる。警察が世間から嫌われる理由のひとつはこの「逆のグレーゾーン」の存在に由来 してるっていえる。国家・体制・権力ってものは本質的に悪になりうる可能性をはらんでる。
そういう「逆のグレーゾーン」(=非悪)を取り締まる警察官は悪の手先だっていえる。警察が世間から嫌われる理由のひとつはこの「逆のグレーゾーン」の存在に由来 してるっていえる。国家・体制・権力ってものは本質的に悪になりうる可能性をはらんでる。
反政府・反国家
無政府主義といえば、左翼っていうイメージがある。けど、無政府資本主義っていう非マルクス主義的な無政府主義もあって、けっこうアメリカとかでは盛んに研究されてる。HarvardのRothbardはこんなふうにいってる。
「国家こそ、あらゆる時代を通じて、歴史上どんなマフィアより効率的でおそるべき大きな犯罪組織なのである」
そういう視点はきっと必要。政府や国家の否定性について考えるのは大事なことだと思う。政治思想の一潮流としてないとやばい。けど、日本では流行ってないっぽい。国内の有名な大学でそういうことやってるひといるんだろうか。
「国家こそ、あらゆる時代を通じて、歴史上どんなマフィアより効率的でおそるべき大きな犯罪組織なのである」
そういう視点はきっと必要。政府や国家の否定性について考えるのは大事なことだと思う。政治思想の一潮流としてないとやばい。けど、日本では流行ってないっぽい。国内の有名な大学でそういうことやってるひといるんだろうか。
『ユーロ・トリップ』
はちゃめちゃで、それでいて、どぎつくない。うまく収まってる。娯楽としてはそれなり。
人生ってたのしいもんなんだろうなって思った。世界をもうすこし堪能したいなって思った。そう思えただけでも収穫だった。
人生ってたのしいもんなんだろうなって思った。世界をもうすこし堪能したいなって思った。そう思えただけでも収穫だった。
私信
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後悔してるかたもいるのではないかと、そればかりが気がかりです。さいわい、ひとから見捨てられることには慣れております。登録解除はご自由になさってください。
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