冥王星移住計画 -5ページ目

近況

このところ外為で一稼ぎしようと思ってガリガリ本を読んだりサイトをめぐったりしていたんですが、そうこうしているうちに性懲りもなくめらめらと事業熱がわいてきたというか、「もしかして金を稼ぐのってあんまり難しくないのかも?」というバイトをすることをおぼえた高校生のような思いにとらわれました。思うに、金銭欲にかられつつ、行動していたこと、頭を活性化させていたことがよかったのかも。

前から似たようなことは考えていたんですが、ちょっくらサイトでもつくってみようか、と思うにいたりました。JavascriptのJの字、CSSのCの字くらいしかわからないというていたらくなんですが、小難しいことは抜きに、(以前買って無用の長物と化していた)GoLiveの基本的な機能を使ってふつうにHTMLだけでつくるくらいなら、できなくもないかな、と。

ある種の情報サイトを作って、小遣い稼ぎをしようというありがちな試みです。広告収入・アフィリエイト収入を狙うわけですが、要はトラフィックを売るというかたちです。
テーマというか分野はいろいろありうると思います。なかでも有望なのは、企業からの広告出稿が見込めるような分野、競合する商品/サーヴィスがひしめき合っていてどれがいいのかわかりづらいような分野。具体的にいえば、価格.comなんてその典型でしょうし、保険料比較のサイトなどもそのたぐいでしょう。要は、わかりづらい情報を噛み砕いて伝える。くらべにくいものを一覧表示してくらべやすくする。

というようなことを、外為業者の比較サイトをながめているうちに考えました。で、似たようなことをやってみよう、と。外為で稼ごうとするより、そっちのほうがよほど確実だろうし、それなりのものが作れればすこしは世のためにもなるだろう、と。

また今回も頓挫するかもしれないけど、今回はたんにサイトを作って、サーバ借りてドメイン取得して、出稿してくれそうな企業にメール攻撃すればいいだけなので、技術的難易度も低いし、さほど困難なたぐいの対人交渉もなそうなので、できなくもないかな、と。

外国為替

外国為替証拠金取引なるものをはじめようと思いまして、このところ、ひたすら読書したり、チャートとにらめっこしたり、だらだらしたりしています。
八冊買った外為関連の本のうち、二冊読み終わりました。現在、三冊目と四冊目を併読中。

で。
読めば読むほど、勝てる気がしなくなってきました。いま読んでいる本によれば、
「為替というマーケットというのは、理不尽な動きをするもの。ここが、株式や金利とは大きく異なるところである」
要するに、プロでも予想がつかんよ、と。

まだ準備段階で取引は開始していないんですが、とりあえず外為用のblog をつくりました。

ふつうの日記

久々に長時間の外出をした。バスにゆらゆら揺られて山手線の某ターミナル駅へ。iPod nanoとの本格的な蜜月。一部の曲の音量が妙におおきかったりちいさかったりするので、ときどき爆音に攻めたてられる。ポケットの上から布越しに操作できなくもないんだけど、とっさの操作はきつい。なので、ポケットに手をつっこんで操作した。2chでだれかがいってたけど、チン○いじってるように見えるのがつらいところ。何度かプレイリストを変更するなどの必然性に迫られて出して操作もした。現状では音量変更は頻繁なのでリモコンがあれば便利なのにと思った。ポケットに手をつっこむのが難儀。いずれネックストラップかベルトにつけられるやつでも買おうと思う。そもそも音量を一定にすればいいだけのことか。
某ターミナル駅につくと、某家電量販店に向かった。で、イアフォンを買った。Sennheiser MX400、2000円くらい。2chと価格comによれば、安いイアフォンのなかではこれがいいらしい。E2cとかER-6iとか5000円以上するやつは贅沢すぎるので断念。MX400の色は黒。微妙。iPodのアイデンティティのひとつといえる白のイアフォンではなくなることに忸怩たるものを感じないでもなかった。それでいて、町を歩けば猫も杓子もミミズだってアメンボだって白いイアフォンをしているので、iPodのくせにあえて黒というのもいいかもしれないとも思った。
公園にいき、一服しつつ、イアフォンをとりかえてみた。おなじ曲の冒頭を聴きくらべてみた。その差は歴然。あきらかに解像度がちがう。「iPodは音がわるい」と一部でいわれてるけど、だいぶぶん付属イアフォンのせいなんじゃないかって思った。
MX400の音をたしかめつつ、某大型書店にいった。まずは洋書コーナーにいってみた。しばらく来ていないうちに様子が変わってた。SF&Fantasyというコーナーができてて、ちょっと興奮した。個人的にWilliam Gibson以降のSF界の旗手と崇めているGreg Eganの本が七冊くらいずらっと並んでた。背表紙が美しく、めだっていた。作品ごとに色がちがい、明るめの色がつかわれていた。邦訳で読んでいるのもあったんだけど、全色そろえて本棚にならべたくなった。ペイパーバックにしてはめずらしいほど美しい。かなりおおきなゴシック調の太字フォントで著者名が書かれ、細字で作品名が書かれていて、見やすかった。買ったのは"Diaspora"。けれど、じつは小説を満足に読みこなせるほどの英語力はない。ウェブを徘徊して困らない程度には読めるけど、小説は語彙的にかなりきつい。でも、まあ好きな作家のおもしろそうな作品なら、辞書を引く気にもなれるだろう、勉強にもなるだろう、と。
その後、べつの階に移り、いわゆる実用書を八冊買った。
『個人投資家のための株価チャート読み方の基本』
『株価チャートの鉄人』
『(入門の金融)外国為替のしくみ』
『外国為替トレード 勝利の方程式』
『酒匂隆雄の為替塾』
『矢口新の相場力アップドリル【為替編】』
『シュワッガーのテクニカル分析』
『外為市場血風録』
いずれも2chの某スレとAmazonにおける評価をもとに選んだもの。チャートがらみの本を二冊も買ったのは、チャートを読む能力こそがすべての取引の基本になるだろうから、基本をきっちりやっておこうと思ったため。それと、双方に一長一短があったため。ふつうに取引するぶんには一冊読めば足りるだろうけど、ここは金と手間を惜しむべきではなかろう、と。
あらかじめ印刷していた一覧表を片手に右往左往した。店内の端末で在庫と場所を確認できるのがいい。けど、時間帯によっては端末が混み合っていて待たされることがあるのが玉に瑕。せめて各階に二台ずつおいてもらいたいところ。
しめて1万5000円くらいになった。ビニル袋ではなく、頑丈そうな布っぽい袋(化繊っぽい、たぶんよく燃える)に入れてくれた。1万円以上買うともらえるというカフェの飲み物券をもらった。てゆか、何度も来てるのに店内にカフェがあるなんて知らなかった。ふだんいかない階だからか。
今回の外出においては、挙動不審になったりするようなことがなかった。なんなのだろう、ふつうにふつうの人間として、書店のなかを、町を歩いた。ひとの目もなにも気にならなかった。目的があり、自分がそこにいる理由があるというのが一種の自信となっていたのかもしれない。有名なでかい書店に長時間いたので、過去の知人に会うという極小の可能性もあったのだけど、それはそれとして、見知らぬひとばかりというのもよかったかもしれない。
家にいたり、近所を歩いたりするときはこうはいかない。さしたる目的もなく家にいるときは自分の存在意義に巨大な疑問符がふりかかってくるし、たとえ目的があっても近所を歩けば近所の人々の目がある。
いずれにしても、いまの自分にも安定した行動をとりうる、ふつうのひとっぽくふるまえるとわかっただけでも収穫だった。往復のバスもあわせて四時間ほどの外出だった。

Rock Chicks終了...

もう二ヶ月くらい前のことですが、Rock Chicks Radioというネットラジオ局が閉鎖されました。その名のとおり、Pop/Rock系の女性ヴォーカル専門のラジオ局でした。新しめのものが中心で、けっこう古いものも流されていて、英語曲ばかりでなく独仏日の曲も少々流されていました。最近チャートを席巻しているUrban系からは距離をおいている感じで、あくまでPop/Rock系が中心で、選曲が自分の嗜好に合っていたので、毎日のように聴いていました。自分にとって最高の局でした。
閉鎖されたのを知ったときには長いつきあいの友人を失ったような気分でした。日常から潤いが失われたといいますか。自分にとってNapster閉鎖時や2ch閉鎖危機のときのような大事件でした。

このblogのなかでとりあげた曲のなかにも、Rock Chicksを通じて知ったものがすくなくないです。

で、ShoutCast で"female""chicks"で検索したら、似たような局がいくつか見つかりました。どこも選曲に難があったり音質に難があったりして自分的にいまいちなんですが、しいてあげれば、NTG Radio あたりはそこそこいい感じかも。

適性診断

適性・適職診断 とやらをやってみました。
内向性 5■■■■■
外向性 0□□□□□

仕事;どんな仕事でもそれなりにできるタイプ
性格:賢いけど慎重すぎて腰が重いタイプ

性格のほうに関しては次のように書かれていました。一部抜粋。

>>明るさや元気さが今一つ足りないので、組織のなかでは孤立してしまうかもしれません。このままですと、人間関係にも支障をきたすことがあるかも。
すでに支障をきたしています。

>>あなたは社会のルールや決まり事にもあまり関心がなく、自分のなかの理想や夢だけを追ってしまいがちなタイプです。また、やさしさや柔軟性に欠けると見られがちです。サービス精神が旺盛な方ではないので、本音で話せる友人も少なく、自分のカラに閉じこもってしまうかもしれません。
おっしゃる通りです。すでに閉じこもっています。

非常に迂遠にご助言いただいたのですが、端的にいうと、適職はひきこもりということらしいです。

結果詳細

iPod nano

5日くらい前に、iPod nanoを買いました。初iPod、初DAP (Degital Audio Player)。
以前から欲しい欲しいと思いつつも、ひきこもりには無用の長物、貧乏人にとっては贅沢は敵ということで、なかなか踏ん切りがつきませんでした。が、懐事情が改善されてすこし無駄遣いできそうな気配になってきたおり、nanoが発表され、どうにもこうにも物欲を抑えきれず。
これまで霞を主食にしてきたことを考えれば、物欲が高まっただけでも進歩といえるでしょうか。iPod購入は下山プロジェクトの一貫といいますか手始めのようなものかもしれません。
nano
で、ほんとは白4GBが欲しかったのですが、入手困難らしく、また早く欲しいという気もちが抑えきれず、地元の郊外型家電量販店に自転車で突撃し、白2GBを買ってきました。
2GBにしたことはちょっと後悔気味。大量に曲をもっているわけでもないのでじゅうぶんだろうと思ってたのですが、いざ曲を転送してみると足りない。初iPodとしては2GBでは不足だったようで。

購入から5日くらい経つのにまだ一度しか外で使っていないのが残念なところです。明日は山から下りて町にいってこようと思っています。片道40分くらいの某大型書店に。

整理できない引き出し

乱雑さを憎みつつも愛してしまうのか、それとも引き出しがちいさすぎるのか、整理整頓に困ることがしばしばあります。

いまも机の半分には本がうずたかく積まれていて、ときおり山崩れを起こします。片づけられないのはある種の精神的病いのあらわれだともいいます。
いわゆるゴミ屋敷の住人は身のまわりを埋め尽くすゴミに依存していて、空間が埋め尽くされていることに安心感をおぼえるとかなんとか。
まあそこまでひどくはないのですが、ものを捨てることに痛みをおぼえることはしばしばで、やはりこれも病気かと思える節もなきにしもあらず。

かといって、かならずしも現状を快適と感じているわけでもありません。できることならすべてきっちりとしまってしまいたい。が、如何せん、本棚に余裕が足りない。

心や頭の中の生理に関しても似たようなことがいえるのかもしれません。いろいろとがらくたばかりつまっていて、整理しようにも空間的余裕が足りず、できなかったり。
このblogの更新が滞っていた理由のひとつもそこにあるといえるかもしれません。もっと頭のなかをちゃんと整理して、主題を絞ってサイトなりblogなりをたちあげなおしたいなと思いつつも、なかなか整理がつかず、いたずらに時間ばかりが過ぎ去っていきました。

とりあえずはあきらめました。整理はむり、がらくただらけでもよかろ、と。

Gwen Stefani "What You Waiting For?"

鬱病患者に「がんばれ」という語は禁句だという。努力しなければいけないという強迫観念が病因のひとつだからだという。
実際、地に潜り込もうとしている人間をむりやり引き起こそうとしても逆効果なのだと思う。下へいきたがってるのに、上への力をかけても反発するばかりだ。そんなときにはどんな励ましも受け入れられないばかりか、逆に鬱陶しくすら感じられる。
その一方で、ある程度まで自力で体を引き起こせたときに、みずから上へいこうとしているときに、引っ張ってもらえると非常にありがたく感じられる。

かつて起業計画を練っていたときに、この曲にかなり励まされてた。計画が頓挫してからはつらくて聴けなくなってた。励まされるのがつらいほど、おちこんでいたためだ。けれど、今日ようやくまた聴けるようになった。

人生と時間、自己実現、といったあたりについて唄った曲だといえる。
冒頭と途中に、tick-tack tick-tackという時計の音めいたコーラスがあるのが象徴的。
それもふくめて数種類のコーラスが印象深い。べつの箇所では、"Take a chance cause you might grow"という一節が入る。また、Gwenは日本びいきらしく、この曲ではすこしばかり日本がフィーチャーされてる。歌詞のなかで大阪・東京・原宿とい う地名が言及されるほか、三種類の日本語のコーラス(コギャル風)が入る。

なに待ってるの? あなたのものにできるのに
やっちゃえよ 早くやっちゃいな
なに待ってんだよ? あんたのものにできるのに こわがってんじゃねえ

サビのところでは、次のように連呼される。

What you waiting
What you waiting
What you waiting
What you waiting
What you waiting for

じっと座って待っていても何もやってこない。もう一度動きはじめようと思う。

強度

こちらのブログの記事 にコメントしたところ、次のようなレスをいただいた。

月並みな二項対立だけど、
「内部」「精神」「日常」の限界を突き破るには
「外部」「肉体・社会(政治・経済)」「祝祭」が必要だと思うし、
「意味」に対しては「強度」だと思うんだよ。

「意味」よりも「強度」──。
考えるよりも感じろ、と単純に言い換えてもいいかもしれない。そういう発想がこれまでなかったわけではないけれど、目指すべき方向はそっちのほうだという気もしていたのだけど、すっきりした言葉にならずにいた。なんだかすごくすっきりした気分。
 

Tippi "Boy"

イメージとしては、洋楽版「大塚愛」という感じでしょうか。脚をばたばたさせながらステージ上を駆け回る様子が目に浮かぶような、アップテンポの底抜けに明るい曲です。
曲だけでなく、声と唄いかたも明るい。すこしコケティッシュな、それでいてどことなくおとなびた感じがあります。大学に入学したばかりの18才のチアガール──いわばそんな感じです。とことん明るくて勢いがあるのだけど、ちょっぴりおとなびてる感じ。
似たような曲調・声・唄いかたのシンガーはちょっと思い浮かびません。そのくらい個性的。