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プラネタ旅日記

児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

なつの読書日記 」のチルチルミチルさんから回ってきたバトンです。



・そんな6人にバトンを回す(回す人を最初に書いておく)
→回しませんので、興味のある方は好きにもって行ってください。


・お名前は?
→プラネタです。planetaでも可。「ぷらねた」はダメです(何故)


・おいくつですか?
→昭和生まれです。


・ご職業は?
→古本屋(笑)


・ご趣味は?
→読書ですっ!


・好きな異性のタイプは?
→猫と読書が好きな人。


・特技は?
→猫に遊んでもらうこと。


・何か資格は取っていますか?
→な、なにもありません……(汗)


・悩みなにかありますか?
→山のようにあります!


・お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
→好き;スコーン。(←今食べたいものでは……)
→嫌い;みょうが。


・好きな人はいますか?
→いませんー。


・貴方が愛する人へ一言
→愛してるよー!うちの子たち!(←猫です)


・回す人6人を指名すると同時にその人の他者紹介を簡単にお願いします
→回しませんので、答えられません。

ガブリエル バンサン, Gabrielle Vincent, いまえ よしとも
15ひきのおしかけねこ
内容(「BOOK」データベースより)
どこへさ?―あのお医者さんとこだよ。ひとりぼっちのおじいさんがみつけた日だまりのようなしあわせを描くガブリエル・バンサンの野良ねこたちの物語。


猫の絵本!
……と言うところだけがポイントで借りました(笑)
イキナリ妙な始まりなので、「え?」と思ったら、この「15ひきのおしかけねこ」と言うのは「テディ・ベアのおいしゃさん」と言う話の続編なのだそうです。
捨てられたテディ・ベアを繕い、無事に全て人手に渡し、「やれやれ、ほっとした」と言うおじいさん。
だけど、「ちぃとばかりたいくつじゃな」……。

そんなおじいさんを見る、猫たち。
ジュリエットさんが亡くなって行き場をなくした猫たち。
猫たち×15匹。
「だめじゃ。なんにもないよ。おまえさんたちにやるものなんて、ないんだよ」
と、追い払おうとするおじいさんと、様々な表情と視線と声をかけてくる猫たち×15匹。

猫の表情が面白いです。
そりゃもう、15匹もいますから。
人間が十人十色なら、猫は十猫十色。
模様や毛並み、しっぽの長さに目の色、ヒゲの伸び方と同じくらい、いろんな猫がいるんです。
15匹の猫にじーーーーーーーーーーーーーーーっと見つめられて、おじいさんは……?

1日に2ひきで1かんとして7かん
1週間では7×7=49
1ヶ月では49×4=196かん!

我が家の4匹の猫の養育費は毎月平均1万円です。(←ご飯代とトイレ代のみ。病院代とか入れるともっとです)
15匹の猫を養おうと思ったら……(笑)
とんでもないですね?
せめて5匹程度に……と思うところですが、おじいさん、1匹たりとも拒みません。
最後にやってきた1匹も、「こんやはすきなものを、どうぞ」と……。
現実で考えると、「そりゃ無理だよ!」といいたくなりますが……。
何故でしょう、ほっこり暖かい本でした。

ところで、この本の作家さん。
ガブリエル・バンサン。
検索してみるまで知らなかったのですが、かなり沢山の本を出してる有名な作家さんだったのですね。
前にちらっとだけページをめくった「アンジュール」もこの作家さんでした。
見てみると、他にも面白そうな本が沢山ありました。
これはちょっと、読んでみなくては……。

ガブリエル バンサン, Gabrielle Vincent, いまえ よしとも
テディ・ベアのおいしゃさん
ガブリエル バンサン
アンジュール―ある犬の物語
ワーナー・ホーム・ビデオ
旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ 特別版

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ベストセラーを映画化した青春物語。常に一緒の4人の少女が初めて離れて過ごす16歳の夏休み。誰の体型でも合致する不思議なジーンズに出会った彼女たちは、夏休みの間その“幸運のジーンズ”を着回そうと提案する。



アン・ブラッシェアーズ原作「トラベリング・パンツ」の映画版です。

映画化されたことは知っていましたが、DVDが出てるのは知らず、いつも利用しているレンタルショップにあることも、つい先日まで気付かず……。

見つけたときは、思わず悲鳴を上げてしまいました。


全3巻の物語が1本のDVDに……。どれだけ端折っているんだろう、どんな風に話が変えられているんだろう、ただの仲良し同士の青春物語に成り果てていたらいやだな……と不安に思いながら見たのですが、全然問題なく面白かったです!

考えてみれば、「16歳の夏」とあるんだから、3冊分詰め込んでるわけないですね(苦笑)

内容は原作の第1巻です。

ギリシャへ旅立った内気なレーナ、サッカー合宿のためメキシコへ旅立ったブリジット、離婚した父に会いにサウス・カロライナへ旅立ったカルメン、そして、行き先なくアルバイトをするティビー。

4人の少女を待ち構える夏。それを1つにつないでいく1本のジーンズ。

一人一人が悩みや問題を乗り越えていく様子が、原作ほどではないにしろ、よく描けていました。

物足りないって思ったら、是非原作も読んでね!って勧めたい(笑)

原作ではラスト・サマー(最終巻)を読んだときにジンワリ涙が湧いてきました。

本当に素敵な作品です。


ヤングアダルトと言うと、「それはちょっと……」と思うような性描写やドラッグの問題なんかがあって、あれこれと勧めるのはどうかと思ったりもするんですが、これは、まだ大丈夫!

13歳~15歳ではダメなんですよ。16歳にはじまって、18歳に終わらなきゃ!

思春期を抜けかけた微妙なところが、すっごくいいんです。


それぞれを演じる女優さんたちもすっごく可愛かった♪

ジャケットみたときはちょっと……って思ったんですが、美人さん揃いでした。

ティビーの髪型が可愛い♪



アン ブラッシェアーズ, Ann Brashares, 大嶌 双恵
トラベリング・パンツ
内容(「BOOK」データベースより)
4つのラヴ・ストーリーを結ぶ不思議なジーンズのお話。仲良し4人組がばらばらに過ごす初めての夏、1本のジーンズが「旅して」まわったが…。アメリカYA今年最高のヒット作ついに上陸。
アン ブラッシェアーズ, Ann Brashares, 大嶌 双恵
セカンドサマー―トラベリング・パンツ
アン ブラッシェアーズ, Ann Brashares, 大嶌 双恵
ラストサマー―トラベリング・パンツ
ブリアン・ボール, 清水 真砂子
ジャクソンねこの休日

先日読んだ、「ジャクソンねこのほんとうの家」の続編です。

本当は間に「ジャクソンねこの友だち」と言う本があるのですが、これは日本には紹介されていないそうで……。

読めるものなら読みたいと思いますが、まぁ、読んでなくても問題はありませんでした。


今回のお話も主役は勿論、タイトル通りにジャクソンです。マリリンも最初と最後に出てきますが、「ジャクソンねこのほんとうの家」の時のままの性格で……と言うよりむしろ更にちゃっかりして……、可愛いです(笑)

タイトルは「休日」ですが、「休暇」の方が正しいのでしょうか。

毎年、夏に休暇を過ごす農場へ、冬に行くことになったジャクソン。

農場でのご馳走を楽しみに、バスケットに乗って出掛けたわけですが……。

ジャクソンを待っていたのは、空っぽのお皿。

しかも、おいしそうな臭いだけは残ってる!

ご飯をもらえないのではなく、ちゃーんと貰っているのに、ジャクソンの口に入らないのです。

何より楽しみにしていたご馳走を盗んだやつは誰だ!?

ジャクソンねこは探偵になりました……。

と言うほど謎があるわけでもないのですが。


目の前でご馳走を掠め取られつつ、むぅむぅ悩んでいる(苦悩している?)姿が妙に可愛い……。

「ジャクソンねこのほんとうの家」のときのような、クールでシビアで独特の世界観を持った賢い猫はどこへ消えたのか、今回のジャクソンは極々普通の、黒猫でした。

勿論、それでも全然問題なく可愛いです♪

犯人を知りつつ、怒ることなく耐えるジャクソン……。

さて、ジャクソンのご馳走を掠め取っていく犯人は一体誰でしょう?


最後にはちゃんと、ご馳走にありつけるわけですが……。

休暇を終えて、自宅に戻ってもまた、ご飯を取られてるジャクソンにちょっと笑ってしまいました。

ちゃっかりした猫と言うイメージがガラガラと崩れ去っていきましたよ……(笑)

ブライアン ボール, Brian Ball, Carolyn Harrison, 清水 真砂子, キャロリン ハリソン
ジャクソンねこのほんとうの家
Meg Cabot, Stephenie Meyer, Kim Harrison, Lauren Myracle
Prom Nights from Hell


久し振りにamazonで検索してみたら、表紙がupされていました!

……思わず笑いましたが(笑)

なんでしょう、このタイトルに反したロマンス小説っぽい表紙は(笑)

うーん、益々気になってきましたよ!


と言いつつ、まだ予約していません。買うかどうかも考え中です。

メグ・キャボットとステファニー・メイヤーの時点で、買う価値はあると思うのですが……。

1、英語がさっぱり読めません。

2、英語がさっぱり読めません。

3、英語がさっぱり読めません。

以上の理由により、「よし!」とカートに入れることが出来ません!

……3つとも理由は同じじゃないか~!


本当に、つくづく思うのですが、学生時代にもっともっと真面目に勉強しておけばよかったな、と。

特に高校時代の英語!

ルートだのサイン、コサイン、タンジェントだの、そんなの実生活でさっぱり何の役にも立っていませんが、英語と国語は役に立つ!

英語はすっごく役に立ちます!

読みたい本があるのに、言語違いで読めないなんて、激しい苦痛ですよ。

とは言え、今更やってももう遅い……。


この本、翻訳出ますかねぇ。

出たらいいなぁ。

出るかなぁ。



↓メグ・キャボットの公式サイトはこちら↓

http://www.megcabot.com/


↓ステファニー・メイヤーの公式サイトはこちら↓

http://www.stepheniemeyer.com/index.html

ケイト ディカミロ, Kate DiCamillo, Bagram Ibatoulline, 子安 亜弥, バグラム イバトーリーン
愛をみつけたうさぎ―エドワード・テュレインの奇跡の旅

内容(「BOOK」データベースより)
「考えてごらんなさい。愛がないのに、どうやって“いつまでも幸せに”くらせますか?」持ち主の女の子に愛されていても、自分はだれも愛していない陶器のうさぎエドワード。でも、そのおばあさんの言葉は、ずっとエドワードの心にかかっていた。女の子とはぐれ、さまざまな人に出会い、別れる旅のなか、エドワードは遠く語りかける。―ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。助けてよ!『ねずみの騎士デスペローの物語』の著者ディカミロ、感動の最新作。



書店で見かけて気になりつつ、すっかり忘れていた作品です。

図書館で発見し、「ああ、これは!」と思い出したので借りてみました。

「ねずみの騎士デスペローの物語」はよく見かけるのでタイトルだけは知っていますが、読んだことがありません。なので、この作家さんの本は初挑戦です。


主人公は愛することを知らない陶器のウサギ、エドワード。

陶器のうさぎに愛することを知れ、と言う方が無理!と思いますか?

でもこのエドワード、ちゃんと意思のあるウサギなんです。

エドワードの持ち主は、エドワードを紳士として扱い、愛していました。けれど、エドワードにとって、そんなことはどうでも良いことなのです。自尊心だけはがっちり強いウサギだったのです。

ある悲しい事故で、エドワードは持ち主の手を離れ、旅を始めます。

その旅の中で出会う人々、その人々が自分に与えてくれる愛の形。

形の違う辛さと愛の繰り返しです。

繰り返す中で、エドワードは愛を知っていきます。

最終的には本当に「奇跡」と言うに相応しい愛に溢れた結末なのですが、エドワードが愛を知っていく過程がなんだかすごく、心に来ます。


エドワードは持ち主の女の子に愛されていました。でも、自分は愛することを知りませんでした。

愛することを知らないエドワードが、愛されることを知っているはずもありません。

愛されるって、どんなこと?綺麗な服や似合った、相応しい持ち物を与えてもらうことが愛ではなく、ただ抱きしめられることだけが愛ではないと知っていく様子と、愛される喜びを知るたびに絶望の底に叩き落されるギャップが寂しくも、「諦めないで!」と応援したくなる本でした。

もうだめなのか、こんな風にエドワードの一生は終わってしまうのか。折角、漸く愛を知ったところなのに……。

一瞬がっかりした後に来る喜び。

しみじみと心に響くすてきな一冊でした!



ところで、同じく旅をするウサギと言えば、フェリックスでしょうか。

エドワードとは全く違う形で、楽しい旅をするウサギです。こちらのウサギは、愛を最初から知ってるみたいですね。

私はまだ2巻までしか読んだことがないのですが……。


アネッテ・ランゲン, コンスタンツァ・ドロープ, 栗栖 カイ
フェリックスの手紙―小さなウサギの世界旅行
アネッテ・ランゲン, コンスタンツァ・ドロープ, 栗栖 カイ
フェリックスの手紙〈2〉―小さなウサギの時間旅行

ナニヤラお腹が痛いです。

……心当たりは……あるような、ないような。

でも拾い食いはしてません!断じて!

きっと単なる食べすぎ!と、信じて本の整理に励んでみましたよ。

今日は5冊だけupしました。

相変わらず、猫に邪魔されます……。

未整理分の本を入れた箱から本を出して、目の前に積み上げてせっせと作業をしていると、ごそごそと遊びに来る三毛猫が1匹……。

興味津々で箱の中を覗いているなーと思いつつ、そのまま好きにさせておいて。

暫くして覗いてみると、中で熟睡してました(´∀`)かわゆいものです……。


そんなこんなで、本日upは以下の通り。


森のおはなし(松居スーザン/あかね書房)
ぼくまいごになったんだ(わたなべしげお/あかね書房)
つかんだつかんだ(つだひろし/かやのみ書房)
空とぶ自転車(スミー/文研出版)
おうさまのたけうま(ドクター・スース/学研)


詳細は↓下のブログ↓をご覧下さいませ~★

http://blue.planeta.holy.jp/?day=20070124

まるはま
ペンギンのペンペン

「すくすくのびのび ペンギンのペンペン~自然の音のオノマトペ~」

と言うのが正しいタイトルのようです。

8画面の「教育劇画のかみしばい」

「0・1・2かみしばい」と書いてあるのは、0歳~3歳児向けと言う意味でしょうか。


内容はとても単純なので、小さい子でも十分理解出来ます。

ペンギンのペンペンを太陽や風が順番に起こしにやってくると言うお話ですが、太陽(おひさま)の「ぽかぽか ぽっかりん」と言う音や風の「ぴゅー。ぴゅー。ぴゅるーるるー。」と言う音がなかなか面白いなと思います。

しかも最終的にペンペンを起こすのは、太陽でも風でもなく、「ぐるるるるー。」と言う大きな音。(何の音かは、読んでからのお楽しみ)

五感よりも欲求の方が切実なんだなぁ……と、笑えます。


因みに、「オノマトペ」は擬声語(音)・擬態語のことだそうです。(知らなかった……)

ブライアン ボール, Brian Ball, Carolyn Harrison, 清水 真砂子, キャロリン ハリソン
ジャクソンねこのほんとうの家

内容(「BOOK」データベースより)
ねこの話はどこの国でも多いようですが、この物語のように、冷静で、皮肉な目をもったねこが描かれることはまれで、世界的な書評紙『タイムズ文芸付録』でも、まず、その点が高く評価されました。まったく、「かわいい」ということばは、このジャクソンにはどう考えても不向きで、臨機応変、人間を利用してかかるねこは、ときに人間に眉をひそめさせるかもしれません。とりわけ、ねこを人間の所有物と考え、「かわいらしい」を連発してきた人々には…。けれど、人間の勝手な思いこみどおりに動物が生きていようはずはなく、もしそうならば、ねこはねこではなくなってしまいます。同じことは、人間同士、おとなと子どもの場合にもいえましょう。それにしても、必要なときに、適当に人間を利用しながら、あくまでも本来の自分を失わずに生きていくジャクソンのふてぶてしさは、たしかに、これまでの児童文学にはあまり見られないもので、けれど、それは、まだ世間を知らない、無邪気なマリリンと好対照をなして、作品をひきしめ、全体をこくのある軽妙な喜劇に仕立てあげました。小学校中・上級向き。



まず最初に、勘違いを訂正しておかなければなりません。

私たち人間は、犬や猫を「ペット」と呼び、自分達の所有物であるかのように振舞いますが、本当のところ、特に猫に関しては、これは大きな間違いです。

猫が私たちの所有物なのではなく、私たちこそが猫の所有物なのです(笑)

世界各国の猫好きの皆様方、この本を読めば、「うんうん、猫ってこんな視点だよね」と納得できるはずです。

猫と言うのは外見のかわいらしさや、心を許してくれたときの安堵した姿のほかにも、大変鋭くシビアな性格を持ち合わせています。

このジャクソン、まさに猫!猫の鏡。猫のお手本。

こんな猫にも、私たち人間、猫好きの面々は踊らされ、愛情を注がずにはいられないのですっ!

……と、猫に関してはついつい熱く熱く語ってしまいますが(笑)

別段このジャクソンが激しくシビアで冷めた性格の持ち主と言うわけではなく、これがジャクソンなりの生き方であり、食事や寝床を得る手段なのです。


そのジャクソンとは全く逆に、人間に甘やかされ、大切にされ、寝床も食事も存分に与えられたのがマリリン。

全くの世間知らずで、やっと1歳になったばかりのヒヨッコちゃん。しかも美人でうぬぼれやさん。

8年間生きてきたジャクソン評するところの「ふわふわで、おつむのかるいちびねこ」マリリンの飼い主が、家中の戸をきちっと閉めて、旅行鞄を手に出て行ってしまったと言うから、マリリンは大慌て。

どこでどうやってごはんを食べるの?どこで眠ればいいの?

ぬくぬくと育ち、世間を知らないマリリンに、ジャクソンの指導が始まります(笑)

あるところでは「ティドルズ」、またあるところでは「クチクー」。

どこで食事を貰い、どの家に住んでも、どんな名前で呼ばれても、猫は猫。そして、自分は自分。

猫ならでは、と言うわけではなく、人間にも同じことが言えますね。

私は私、と、大切なことを気付かせつつ、猫の世界を垣間見せつつ、ちょっとにっこり笑ってしまう、素敵なお話。


因みに、にやりとしちゃう猫のお話と言えば、「黒猫ネロの帰郷」があります。

これまた、シビアで冷静、しっかりとした考えの持ち主の猫が主人公です。

あわせて読んでもみると楽しいかもしれません。

「ジャクソンねこのほんとうの家」には「ジャクソンねこの友だち」「ジャクソンねこの休日」と続きがあります。

「ジャクソンねこの友だち」は検索しても出てこなかったので、出版されていないのでしょうか。

図書館には「ジャクソンねこのほんとうの家」と「ジャクソンねこの休日」の2冊がありましたので、両方とも書庫から引っ張り出してきてもらいました。

手元に「ジャクソンねこの休日」が残っています。

27日が返却日。

……早く読まねば!

ブリアン・ボール, 清水 真砂子
ジャクソンねこの休日
エルケ ハイデンライヒ, Elke Heidenreich, 畔上 司, クヴィント ブーフホルツ
黒猫ネロの帰郷

内容(「BOOK」データベースより)
めっぽう気は強いくせに、友だちや妹を可愛がる、どこか憎めないイタリアのボス描ネロ。この黒描にも次第に老いが訪れる。情愛豊かな育ての親との暮らしを続けるか、それとも、なつかしの生まれ故郷イタリアで安らかな老後を選ぶか?ネロは悩んだすえ一大決心をする…。ドイツで30万部をこす大ベストセラー、世界各国であいついで翻訳されている「大人の絵本」。

アン・ホワイトヘッド・ナグダ, 井川 ゆり子, 高畠 リサ
いたずらニャーオ

内容(「BOOK」データベースより)
転校生ラーナの家にやせっぽちの子猫が転がりこんできました。ラーナは一目で気に入りましたが、この猫は家族にいたずらのしほうだい。新しい友だちのたすけをかりて、ラーナは猫をしつけられるのでしょうか。小学校初級以上。


単純そうに見せかけて、実はちょっと深いお話だなと言う印象を受けました。

内容は↑の通り、ラーナが猫を世話するお話なのですが、おじいちゃん・おばあちゃんとの関係や、新しい学校での友人関係なども出てくるので、ただ単純に、猫のお世話が出来てよかったよかった!と言うお話ではありません。


ラーナは白い肌の母親と、茶色い肌の父親を持っています。クラスで自分以外にいないだろうな、と気にしています。

両親が旅行に行くので、インドのおじいちゃんとおばあちゃんがラーナと妹のターラの面倒を見に来てくれるのですが、ラーナ曰く、おばあちゃんは「こまりもの」で、「わたしのことが好きじゃない」。

迷い込んだ猫の面倒を見ることになったけれど、おばあちゃんは猫嫌い。

友達のスーザンが猫のお世話の仕方を教えてくれたけれど、スーザンが日記におじいちゃんとおばあちゃんのことを、「肌の色はラーナよりも、もっと濃い色でした」と書いたので、それも、「じぶんはみんなとちがう」と感じてしまいます。猫のことを教えてくれたのはよかったけれど、勝手に家族のことを書くなんて……と怒りを感じたり。

バターを舐めたり、ヘビをとったり、ターラの金魚を食べそうになったり、猫は悪戯三昧。

おばあちゃんは怒る、ターラは新しい学校で友達をたくさん作って、バースデーパーティーにも呼ばれるけれど、自分はまだ、はっきりとした仲良しのお友達が出来ていない。

タイガーと名付けた子猫だけが友達。

だけど、それも悪戯をやめなければ捨てられてしまうかも……。


なかなか、問題山積みなのです。

「いたずらニャーオ」と言うタイトルだけ見ると、単純なお話みたいに見えますが……。

因みに、タイガーは生まれて6、7ヶ月の子猫です。

6,7ヶ月……。

子猫と言うには少々大きく、成猫と言うにはまだまだ赤ちゃんな、中途半端なお年頃(笑)です。

我が家には7ヶ月の猫がいますが、これくらいの猫の悪戯は本当に!激しいのです。

勿論、「悪戯」ではなく、猫の大事な習性でもあるので、しかってばかりもいられないのですが……。

猫を飼ったことがない人や、猫嫌いの人は、吃驚するくらい、本当に毎日毎日何かしらしでかしてくれるのが子猫です。

外に出せば狩りをして、ヘビや鳥を持って帰るし、勿論、手の届くところにいたら、金魚だって狙います。

色々なものに興味を持つので、何だって食べようとします……。

小さな猛獣です。

2、3ヶ月の頃の、ぬいぐるみのような可愛らしさに釣られて安易に飼ったりすると、実は大変なことになるのです。

雄猫だとマーキングを始めるし、雌猫だと赤ちゃんを産むこともあり、「大きくなったから要らない」と、捨てる人もいるのです……。

とんでもない話ですが。


↓同じ学校(クラス)を舞台にしたお話が先に出版されているそうです。

ジェニーが主人公みたいです。(「いたずらニャーオ」の中では、ジェニーはタイガーに猫用の玩具をもってきてくれました)

アン・ホワイトヘッド ナグダ, Ann Whitehead Nagda, 高畠 リサ, 井川 ゆり子
ひげねずみくんへ