夜な夜な思い出す苦笑いの日記たち -5ページ目

目で見てるだけじゃダメ

心がきれいなら

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「あのー
 どうしました?」


街中でうずくまる女性に
声をかけるピーすけ

「えっ?

 あっ
 コンタクトを
 コンタクトを落としちゃって・・・」


女性が目を細め
ピーすけを見上げた
美しいその人は
新垣結衣に性別がよく似ていた


「それは
 大変だ!

 僕も一緒に探しますよ!」


一緒に四つん這いになるピーすけ
10分ほど探したが
結局コンタクトは見つからなかった・・


「あの
 もう平気です

 あのコンタクトはあきらめますよ・・・」


「でも
 見えないと大変じゃ・・・」


「そうなんですけど・・・
 
 目をこうやって細めれば
 何とか見えますし・・

 家に帰ればメガネもありますから」


「そうですか・・・
 見つけられなくってすいませんでした

 あっ

 そうだ!!

 これ使ってください!」


自分の付けていたコンタクトを外すピーすけ

「両方ともなんですよね?」


「ええ
 そうですけど・・・
 でも
 度が
 それに渡し乱視がつよくって・・・」


「いいからはめてみてください」


「あっ
 見える!

 すごくよく見える!!」


「よかった

 それ
 大切にしてやってくださいね」


「で
 でも

 それじゃあなたが

 あなたが見えないんじゃ・・・」


「へへへ

 いいんですよ
 この世の中
 見えない方が幸せってことも
 あるじゃないですか・・・

 僕なんて
 見えない方がいいんですって・・・

 見えちゃうと
 外見にばっかり目が行って
 本質が
 心が見えないじゃないですか・・」


「そっか・・
 そうですよね

 じゃぁ
 せめて

 せめてあなたのお名前を・・・」


「名乗るほどのもんじゃ
 ありませんって

 じゃ
 僕は待ち合わせがあるので」


そう言って去っていくピーすけ
名残惜しそうにそれを見つめる彼女

ふと
ピーすけがいたその場所を見る彼女


「あ・・・」

そこには
ピーすけの名前が書かれた迷子札があった

それを拾いギュッと抱きしめる女性
その心には小さなさざ波が立っていた

ランらららランランランラン

ランランららランランラン

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「うががぁががが

 おおおおままままあああええええがあああ

 てぇええええええきいいいいきいかあああ」


ついに対峙したピーすけと巨大怪獣

先手必勝と
ピーすけが攻撃に移る



「ジョアッ!!」


必殺のチンスラッガーだ!

相手に向かって弧を描く様にとんでいく
チンスラッガー

それは見事に怪獣の頭部に突き刺さったのだ


ずずず―ーん


崩れいく怪獣


「やった!
 よ―すけさん見て!!

 ピーちゃんが
 ピーちゃんが怪獣をやっつけたよ!!

 ピーちゃんやったね!!」


ピーすけに向かって手を振る咲
だがピーすけは咲の方を見ていなかった


「ピーちゃん?
 
 ピーちゃんどうしたの?」


ピーすけは倒した怪獣を見つめていた


「こここぉぉぉぉれぇえぇええええをぉを
 みぃぃぃぃてぇぇぇえくれぇええええ」


「え?
 見ろって?
 
 怪獣を!?」

恐る恐る怪獣に近づく咲とよーすけ


「えっ!!?


 あああっ!!


 な、なんで
 まさか!!


 ポ
 ポコっ!!」


そう
それはポコだったのだ

瀕死の状態のポコ
咲はそっと手を差し伸べる


ぐるるるるる・・・


青筋を立てて怒るポコ


「さっ
 おいで・・

 うっ」

咲の指にかみつくポコ


「大丈夫・・
 大丈夫よ・・・

 怖がっていただけなんだよね・・・」


咲の手を離すポコ
そして咲の方の上に乗り
はしゃぎ始める



「ピーちゃん


 この子私に下さいな」


「あぁぁあああ

 うぅぅううんん」


さっき採取したオウムの抜け殻を
ピーすけにあずけ
咲はポコとともに大空へと飛び立っていった


「かぁぁぁあぜぇえぇぇえええをぉおお

 つぅぅうかぁぁあぁむううのおおおがっぁあ

 うううまっまくぅううなったっぁあああなあぁあぁ」

地球最後の日

世界最後の日

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ヴぃぃぃぃぃーーん!!


「とぉおおおおっつ!!」



ずずんっ

よーすけによる改造と
メグミンのバイブによって

ピーすけがついに巨大化した!!


「おおおおおれれれれれれれぇぇえ
 はぁあぁああぁぁあああ

 ぴぃぃぃぃぃぃぃすぅぅけぇええぇええ
 だぁぁあぁっぁああああっ」


町中に響き渡るピーすけの声
まるで防災無線のように
聞き取りにくかった


「見て!
 見てよーすけ!

 ぴーちゃんが!
 ピーちゃんがあんなに巨大に!」


地下に逃れようと入口に向かいながらも
ピーすけの有志に興奮する咲

「ててててぇぇええええきぃぃぃぃはぁああ

 どぉぉぉおおおこぉぉぉおおおだぁあああ!」


怒りに燃えあがるピーすけ
その眼は真っ赤に染まっていた!


「ああっ
 
 ピーちゃんの目が攻撃色に!

 いけない
 怒りで我を忘れている!!


 大地が大地が震えているようよ!!」

「咲ちゃん・・・

 年老いた僕の目の代わりに
 しっかりと見てくれよ・・・」


ずううぅううん

一歩一歩街を進むピーすけ・・・


「ああっ

 見て!

 よ―すけさん!!!

 ピーちゃんが
 ピーちゃんが!!」


「くそっ

 くそってやがる!
 はやすぎたんだ!!」


巨大化に追い付かずに
くさり破れ落ちていく服・・・

それでも敵に向かって
たち進むピーすけ


もう誰も止めることはできなかった


涙を流しそれを見守る咲とよーすけ

敵に向かって大きな一歩を踏み出したピーすけは
ちょうど二人をまたぐような格好になった

「ああっ
 ピーちゃん!

 なんて
 なんて景色なの!!」


下から見上げるピースケのピーすけ
そしてその横に並ぶ*マーク

まさに
世界の終わりに見る風景としては
最高のものだった

世界の終わりか・・・

世界の終わりか・・・ 日記の終わりか・・・

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「くそっ
 なんなんだあいつは!?」


「ピーちゃん・・・

 あっ
 血が
 血が出てるよ!」


突如現れた怪獣が
ピーすけたちの住む街を破壊した


咲の手を取りなんとか
地下に逃げ込んだが
すでに街は壊滅状態だった

「こんな怪我なんて
 なんでもないよ!

 それよりも
 街が!俺たちの町が!!」


「みんなは大丈夫かな・・・」


「ピーすけ!!
 咲ちゃん!!」

するとそこによ―すけがやってきた

「よーすけ
 無事だったか!!

 みんなは
 みんなはどうした!?」


「ああ
 みんな一目散ににげてったからな

 ただ
 チョリスケはダメだった・・


 あいつ
 屋台でフォー食ってる時
 おそわれちゃったからな・・・」


「そんな!
 チョリスケさんほどの達人が!」


「くそっ
 一体何なんだあの化け物は!」


地下で打ちひしがれる三人
地上の様子を見ようと
恐る恐る階段を上る



「ああっ
 
 街が
 僕たちの町が・・・」


そこにあったはずのビルが倒れ
街は元の姿を失っていた・・・

「見てっ!
 人が!!」


がれきの下に挟まる親子
三人は一生懸命がれきをどかす・・・

だがその二人の息はもうなかった・・

「ちっくしょー!!

 なんで
 なんでこんなことに!!」


「よーすけ・・
 
 俺
 あいつと戦うよ・・

 あいつを倒せるのって
 おれしかいないと思う

 よーすけが俺の事改造したのだって

 この時のためだったんだろ!」


「馬鹿なこと言うな!

 お前が
 お前がいってしまったら
 咲ちゃんはどうするんだ!!

 バカな考えは・・

 うっ

 ぴ、
 ピーすけ・・・」


よーすけのみぞおちにパンチをくらわすピーすけ・・・


「咲ちゃん
 よーすけのこと頼むよ」

「だ、
 だって!!」


「大丈夫
 俺はこんなことじゃ死なないよ

 きっと帰ってくる

 だから
 だから咲ちゃんは
 安心して待っててくれ!」


怪獣のもとに向かうピーすけ
その途中
死んだ親子のもとに寄った

「これちょっと借りるよ・・・」


そういうと女の子の手に握られていた
バイブを手に取った



「変態!!!
 とぉーーーっ!」

バイブを高く掲げスイッチを押す

ブィィィィィン

低いモーター音とともに
ピーすけの体が巨大化していったのだった


君になら・・・

なく子はいねーがぁー?!

「アーンァアーン」

メグミンが公園でランチを取っていると
どこからか
子供の泣き声が聞こえてきた

みると
ひとりの女の子が
人形を抱えて泣いていた


「どうしたの?」

美しくそしてやさしい声で
話かけるメグミン


「ぐすん…

わたしチカコ
カクカクチカコ

人形が
人形が動かなくなっちゃったの」

みると手に持ったミミズの人形が
まっぷたつになっていた

「あらあらー
ミミズさん
動かなくなっちゃったんだ

お星様になっちゃったんだね」

「お星様?」

「そうだよ
チカコちゃんを
たくさん楽しませて

よろこんでくれたからさ
疲れて
お星様になっちゃったんだよ」

「わたしまだ
遊びたかったのになぁ」

しょんぼりするチカコ


「あっそうだ
チカコちゃんに
いいものあげるよ!」

自分のポケットから
バイブを取り出すメグミン

「ほらこれ

ここのスイッチおしてごらん」

「あっ
動いた!

すごーい」

「それあげるから
大事にするんだよ」

すると
奥からチカコの
ママさんがやってきた

「ママー

チカコこれ
おねーさんにもらったんだ!」

笑顔ではなすチカコ

「まぁ
こんな高そうな物
いいんですか?」

「使い古しですけど
そんなのでよかったら」

「ホントありがとうございます!

よかったねー
チカチャン
今度ママにも貸してね」

バイバーイと笑顔で去っていく親子


いいことをしたりされたりすると
気持ちがいい

「よしっ
午後も頑張るか!」

ひさしぶりに軽くなった
心と体の一部に
物足りなさを感じながら
メグミンは会社に戻るのであった